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ブラック企業の特徴『精神論』を解説【古い考えで非効率なだけ】

ブラック企業で精神的に追い詰められた男性ブラック企業で精神的に追い詰められた男性

「ブラック企業は精神論で社員を追い詰めるとか言うけど、具体的にはどういうことなんだろう。発言内容はもちろん会社的なデメリットとかも知りたい。」

という疑問にお答えします。

 

ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。3社のブラック企業を経験しています。

共通していたのが『精神論』。社員の頑張りや根性を『数字の中』に加えてしまうことです。

 

当記事の内容はこちら

  1. ブラック企業の特徴『精神論』を解説
  2. 精神論を言いがちなブラック企業を見抜く方法

 

「このノルマでも胃が痛いのに、会社の経営的にノルマが増やされた…。」ということを回避できます。会社は数字を元にして経営するもの。

人の感情や我慢で結果が出るものじゃありません。

どうぞご覧下さい。

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1.ブラック企業の特徴『精神論』を解説

休みの少ないサラリーマンブラック企業の仕事量に疲れてしまった社員

ブラック企業の言う精神論は『効率を社員に求めるもの』です。

精神論の本質:効率を社員の体力に求めるもの

  • ノルマを増やす
  • 頑張ればもっと集中して作業量を増やせる
  • ミスを減らせ
  • 時間をかければもう1社外回りができる

 

みたいなこと。

例えば『ミスを減らせ』と言われたとします。これって間違いです。

ミスが起きたら「そのミスが起きない方法を考えるべき」です。情報も共有すべき。ミスは起きるべくして起きています。

本人のポカミスだったとしても、ミスは会社の損失。会社のために対処法を考えるべきです。

 

ブラック企業は『言えば社員はできる』と考えています。

これって昔の王様や貴族と同じ考え。

風邪を引いている人に『元気になれ』って言っても元気にはなりませんよね。これと同じことなんです。

Ryo
なぜそうなったのか。それを防ぐにはどうすれば良いのか。同じ作業時間でノルマを獲得するためにどういうマニュアルを作るべきか。という冷静な判断を忘れています。

人が人である以上、効率には限界がある

仕事量が限界な男性

この作業を30分で終わらせて、15分後には別の課の手伝い…。もうチェックも何もできない!まぁ、仕方ないか。

人は物理的な限界があります。余裕を持って仕事ができないとミスも増えます。

仕事量を増やした場合は仕事の質が落ちます。

 

ですが、ブラック企業の考え方は違います。

ブラック企業は人を使い捨てようとする会社。どれだけ残業をさせても平気だから、社員のプライベートの時間を削って仕事をさせようとします。

だから『頑張りが足りない』という抽象的な言葉で自主的に残業を促します。

精神論を言い続けた会社の末路 → 倒産です

残念ながら精神論を言い続けた会社は最後に倒産します。

  • 人が辞める(倒れる)
  • 募集しても人が来ない
  • 仕事が回らない
  • 業務縮小
  • 効率にお金を使っていないので業務拡張ができない

というループになるためです。

 

※ちなみにこの状況の会社に残っていると仕事量が増え続けます。本当は『自動化』や『ネット集客による営業』という人に頼らない手段をとるべき。

唯一の効率化が精神論なのでまともな考えが出ません。倒産前に退職した方がメリットもあるのでオススメです。

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2.精神論を言いがちなブラック企業を見抜く方法

  1. 求人に具体的な良さが書いていない
  2. 求人の待遇が悪いかどうか
  3. 圧迫面接

上記3つです。

 

給料が少ない求人で精神論を言うブラック企業は分かります

 

精神論を言う会社はトップが『頭が硬い・古い・体育会系』です。だから求人にも特徴が現れます。

方法① 求人に具体的な良さが書いていない

  • アットホームな雰囲気
  • 働きがいがある
  • 元気な君を歓迎!

 

のように抽象的な表現を書きます。効率にお金を使っていないため、魅力的な部分が無いからです。

変わりに『協力姿勢』をアピールします。

特にアットホームな雰囲気は要注意。詳しくは『アットホームな職場ってブラック企業なの?求人を信じて入社した私だからわかった7つの理由』という記事で解説しています。

職場で仲の良さって必要ありません。大事なのは責任の明確化です。責任がしっかりしていれば部下は上司についてきます。

中途半端な中の良さは公私混同につながります。

方法② 求人の待遇が悪いかどうか

  • 年間休日105日未満
  • 基本給に時間外手当含む
  • 残業が月に40時間

 

など、求職者に不利な内容を書いています。理由は求職者が不利であるほど会社が儲かるから。安くて働く社員は魅力的ですよね。

※「年間休日120日の特徴を解説『内訳や平均からホワイトな理由を分析』」と言う記事でも書いていますが、年間休日は120日以上を選べば間違いありません。

方法③ 圧迫面接

面接でブラック企業を見抜くブラック企業のストレス耐性チェックは圧迫面接

『精神論=根性が大切』と思ってるので、圧迫面接が多いです。

 

  • 怒鳴る
  • わざと肩肘の体制で話を聞く
  • 面接者1人に対して5人以上で面接する

 

当記事を書いている現在、圧迫面接はストレス体制のチェックができないことが分かっています。取り入れる企業も減っており『問題化』が進んでいます。

圧迫面接のあった時点で会社を変更することも検討しましょう。

※ただしブラック企業は圧迫面接以外の方法も使ってきます。以下の記事を参考にしましょう。

まとめ:会社は組織と効率で動いていくものです

会社は個々の頑張りではなく組織と効率で動くものです。

社員が頑張るにはモチベーションを上げる施策が必要。言葉だけでは1時間とかその程度しか頑張りません。

長く権力のある場所に居ると『言えば大丈夫』と勘違いします。その結果が精神論という運営方針です。

 

以上、「ブラック企業の特徴『精神論』を解説【古い考えで非効率なだけ】」という記事でした。

 

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Ryo

現在は個人事業+メディア編集長として活動。2社の倒産と1社の利益率激減を経験。激務のブラック企業勤めで2回倒れています。 仕事でヘトヘトになっている状況を向き合って欲しく、ブラック企業からの脱出を応援する『Blahara(ブラハラ)』を運営! プロフィールはこちら ⇒ 運営者情報

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