「福利厚生がない会社に勤めてしまった。これって大丈夫なのかな。他の会社って何かしらの特典があるものだけど、どうして私の会社は1つもないの?」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば福利厚生がない会社のデメリットがわかります。
元ブラック企業社員の『Ryo』です。大企業から零細企業まで様々な規模の会社に勤めてきました。
福利厚生の充実した企業と全く無い企業の2社に勤めて分かったことをお話します。
当記事の内容はこちら
- 福利厚生がない会社の4つのデメリット
- 福利厚生のある会社に勤めるメリット『お得です』
福利厚生ってあんまり注目されませんけど、年間にすると30万円以上違ってきます。
寮の代金とかを会社が支払ってくれる場合は数十万円になることも。
他にもたくさんデメリットがあります。
無料で福利厚生をゲットする方法についても解説します。どうぞご覧ください。
▼ブラック企業の求人の特徴▼
-
ブラック企業の求人の特徴 | 応募に注意な『売り文句』がこれだ!
続きを見る
▼ホワイトな求人なら職業紹介優良事業者▼
-
一生働ける仕事が見つかる方法!転職サイト『JAIC』が持つ5つのメリット
続きを見る
1.福利厚生がない会社の4つのデメリット
福利厚生がない会社に勤めると以下のようなデメリットがあります。
- 年間で『数十万円の損』をする
- 社員のモチベーションが下がる
- 社員の数が少ないため、必要な福利厚生が分かっていない
- 求人に福利厚生が無いため、社員が集まらない
福利厚生のあるなしって思ったより見られてます。なので、企業選びの選択にもなるんですよね。福利厚生がない会社は社員数が集まらなくて労働力不足に。
あなたの仕事量が増えていく恐れもあります。
デメリット① 年間で『数十万円の損』をする
福利厚生は会社側からの従業員に対するサービスです。
大きな物では、
- 家賃の負担
- 提携ホテルなら宿泊料金が安くなる
- 引越し代がタダ
などがあります。
社宅のある会社なら月々数万円分の費用が浮きます。
福利厚生の無い会社と比べれば年間20~30万円分の得をすることができます。
①-1.住宅・健康面の福利厚生に注目
特に金額の大きな福利厚生が住宅関係・健康関係です。
人間ドックの費用が会社負担なら、あなたはお金を気にすることなく健康チェックができます。会社側が健康に興味を持っていれば、人間ドックに行く日の有給取得もスムーズです。
転勤の多い会社なら引越し代・家賃手当が役立ちます。
持ち家に対するサポートがあれば、生涯で100万円以上もお得になる可能性があります。
デメリット② 社員のモチベーションが下がる
福利厚生ゼロの会社では社員のモチベーションが下がります。
なぜなら、娯楽全ての費用を社員がまかなわなければなりません。こういう会社だと社員に対する手当も高くありません。社員の生活に関心が無いためです。
社員のモチベーションが下がると製品の質が下がります。
「これは不良品だけど・・・。ラインを止めると帰るのが遅くなるし。まぁ良いか。」
その結果、製品が回収になる恐れもあります。製品の質が悪い会社は売上が下がります。あなたの給与や賞与にも影響します。
②-1.福利厚生の無い会社は女性社員が働きにくい
福利厚生には育児関連の内容が含まれます。
育児休暇が取得できないため、妊娠と同時に退職する人が多いためです。
創立して間もない会社では福利厚生まで手が回りません。
入社前に女性社員の働き方・口コミを見て『福利厚生』を確認することをお勧めします。
デメリット③ 社員の数が少ないため、必要な福利厚生が分かっていない
福利厚生はその会社の社員が何を求めているかにより変わります。
忙しくて休みが取れない会社では『休暇』に関する福利厚生が求められます。
福利厚生の無い会社は『社員の数』が圧倒的に少ないか、社員の声を役員が分かっていない危険があります。
③-1.社員の数が少ないのに社員の気持ちが分からないのはブラック企業
小さい会社では、役員と社員の壁が高くありません。
社員は気軽に経営陣に希望を伝えることができます。
私の会社も社員が50名しかいません。社長や専務と気軽に話をすることができます。
社員の声が直接経営陣に届くのは強みです。サービス向上や新製品のアイデアにつながるためです。
福利厚生が無い会社は社員と役員が話せる場面がありません。
役員が自分たちだけ得をするような経営をしている恐れがあります。
デメリット④ 求人に福利厚生が無いため、社員が集まらない
福利厚生が無い場合、求人にも福利厚生の内容を書けません。
福利厚生のある会社の場合、
- 年に1度の海外旅行をしています
- 社員には専用のスポーツジムがあります
- 働きやすい環境になるよう、精神面のドクターがいます
のように発表できます。
日本の人口は減っています。既に求人に対して人が少ない状況です。
福利厚生が無ければ人が集まりません。
人手不足の会社は残された人で労働しなければなりません。長期残業や異常な仕事量の原因になります。
2.福利厚生のある会社に勤めるメリット『お得です』
福利厚生がある会社に勤めるメリットはデメリットの逆ですね。
- 年間で30万円以上のお得になる
- 会社が社員のことを考えている
- 人が集まりやすい
旅行なんかも気軽に行けるので、社員のストレスもたまりません。人が集まりやすいので、誰かが退職した後の穴埋めもラクです。
特に「年間で30万円以上お得」なのは大きいです。
福利厚生は会社がサービス料を支払わなければなりません。それがおよそ月々2万5千円。それだけ給料が増えたと思えば大きいと思いませんか?
年収が低い会社でも福利厚生が充実しているだけで勤めやすくなります。
福利厚生の充実している会社に勤める方法
単純に離職率で判断すれば良いです。
社員が勤めやすい会社は離職率が低いです。離職率=ブラック企業率と言っても良いくらいの判断基準です。
アドバイザーに「この会社の福利厚生ってどうです?」と聞くのも良いでしょう。
私が勤めていたブラック企業には福利厚生がありませんでした。使おうと思ってもそもそも休めないので使えないんですよ。
離職率の低い会社を探すコツはブラック企業の求人を除外している転職サイトを使うことですね。
厚生労働省が認定している職業紹介優良事業者が良いです。当ブログのほとんどの記事で推薦しているんですけど、職業紹介優良事業者は賢い人だけ利用してます。数が少ないので。
あなたも是非利用してください。
10代・20代向け転職サイトならDYM就職がお勧めです。
全ての求人先を査察しているため、ブラック企業率が低いためです。
男女関わらず働きやすい職場が見つかります。何と履歴書もなしで面接が可能です。
参考 DYM就職