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熱で休めない会社が異常な4つの理由『体調不良で働かせる非効率』

熱なのに出社した男性熱なのに出社した男性

「熱でも会社が休めない。体調不良で働かせるってちょっとおかしくない?そこまでして働きたくないし、会社的にもデメリットがあるんじゃないの。」

という疑問にお答えします。

 

ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。

労働力不足のため、休もうとすれば残業する人を自力で見つけないとダメな会社に勤めていました。

風邪でも休めない会社って異常です。風邪の出社は会社にも迷惑が掛かるためです。

 

当記事の内容はこちら

  1. 熱で休めない会社が異常な4つの理由
  2. 体調不良で無理して働き続ける危険について
  3. 社会人のマナーとして熱があったら休むべき

 

特定の組織に3年以上属しているとその常識が当り前になります。

「社会人は熱でも無理して出社するのが普通・・・。」

とか思っているようなら要注意です。当記事で熱でも休めない会社の異常性を再認識しましょう。

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1.熱で休めない会社が異常な4つの理由

風邪を引いて頭痛の男性風邪を引いて熱が38℃ある社員

熱や体調不良で休めない・休ませてくれない会社が持っている危険性は以下の通りです。

  1. 別の社員に風邪がうつる危険がある
  2. 組織的に問題がある人手不足
  3. 根性や精神論が根強く効率化が考えられていない
  4. 顧客に迷惑がかかる

 

日本の特徴として『他の人に迷惑をかけたくない』というのがあります。ホワイトな会社で理解のある上司だと『風邪で出社したほうが迷惑だ』となります。

なので、体調不良なのに出社を強要する会社っておかしいんです。

理由① 別の社員に風邪がうつる危険がある

風邪はうつります。マスクをしていても限度があります。

また、風邪で出社を強要された場合には病院に行っていません。もしかしたらインフルエンザなどの伝染病の恐れがあります。

別の社員に風邪がうつれば会社的には損失です。

複数名が休む危険を考慮していないのは会社の考えがおかしいと言えます。

理由② 組織的に問題がある人手不足

仕事を代わりがいないので休めない状況があります。

これは組織的に問題のある人手不足です。組織と言うのは何があっても稼動できるようなつくりが求められます。

 

  • 労働力が足りない
  • 特定の人しか関与できない・分からない仕事がある

 

のは組織的に間違っています。

1人が休んだら1人が残業をしないといけない。というのも労働力的には不足している状態です。小さな工場なんかで多いですね。

理由③ 根性や精神論が根強く効率化が考えられていない

「社会人として体調管理はできていて当然。出社しなさい。」

という強要は根性論や精神論が根強い社風の証拠です。

人の力で効率を考えるには限界があります。機械化が進めば少ない労力でたくさんの製品を製造できます。

体育会系の考えが根強い会社は時代遅れだと考えられます。

理由④ 顧客に迷惑がかかる

風邪で出社した際に顧客と会う機会があれば、顧客に迷惑がかかります。

風邪がうつるだけでなくあなたの会社の信頼も損ねます。

 

「こんな体調不良なのに対応させるか?うつったらどうするんだ。」

「よっぽど人員不足なんだな。安定した製品の供給は難しいかもしれない。」

 

というイメージですね。サービス業のように法人ではなく個人のお客さんと会う仕事も注意が必要です。

それなのに出社させるのは会社の意識が低い証拠です。

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2.体調不良で無理して働き続ける危険について

お悩み君
それでも休めないんですよ・・・。会社から色々言われるのが怖くて。
Ryo
体調不良で無理して働くって危険ですよ。

体調不良で仕事をした場合、会社的には『体調が良い・働ける状態』と判断します。だからあなたが何をしてもあなたが責任を取らされます。

「会社側が出社しろと言ったんです。」

と言っても、

「社会人として体調の判断くらいは個人でできるはず。」

と言われて終わり。だから自分の身は自分で守らないといけません。

具体的には以下の2点が危険です。

  1. 事故やミスにつながる
  2. 熱が悪化して長期的な休みにつながる

 

危険① 事故やミスにつながる

体調不良の作業は事故やミスにつながります。特に工場は危険ですね。

フラフラしながらフォークリフト運転とかダメです。車の運転でも体調不良時は控えるのが普通です。機械操作も同じですよね。

営業の外回りにしても車を運転します。同じことです。

 

事故でなくてもミスにつながる可能性があります。不良品を流してしまったり、ボーっとして違う手順を行ってしまう可能性があります。

危険② 熱が悪化して長期的な休みにつながる

熱があって仕事をしていれば悪化します。

さすがに39℃以上になったら会社に出勤できません。長期的に休むことになります。

1日休めば治ったものを3日間休むことになったら叱られます。それこそ「体調管理ができていない。」と言われますね。

本当につらい時は『どうしてもつらいので医者に言って休みます。』と押し通すことも必要です。

3.社会人のマナーとして熱があったら休むべき

目元を押さえるサラリーマン体調が悪くなってきた男性

 

会社が何と言おうと熱が出たら社会人のマナーとして休むべきです。

会社側が休ませてくれない場合は『会社に責任を取ってもらう』くらいの覚悟が必要。あなたには何の利益も無いためです。

 

極端に社員が休むことを嫌う会社があります。それがブラック企業です。

体調不良で休むのを嫌がるだけじゃありません。台風や雪で交通機関が麻痺している時も遅刻しなくて当然と言われます。

 

こういう会社にいるとあなたは『まともな評価』を受けられません。

働いても仕事量を増やされて給与は増えない状況。大事なのは常識的な会社に勤めることです。

 

「俺の会社・・・。仕事量も多いし、それが原因で体調不良になっても休めない。そろそろ限界かも・・・。」

と思ったら常識的な会社を探すことから始めましょう。今の会社の異常性を気付くだけでも前進です。

 

当ブログではブラック企業の辞め方を全て手順化しています。

穏便に退職する方法から今より働きやすい会社を見つけるコツもお話しています。まずは以下の記事をご覧下さい。

ブラック企業を辞める図解
ブラック企業を辞める手順『実行すれば1ヶ月で次の会社へ転職可』

続きを見る

まとめ

私も熱が38℃で出社した経験があります。

マスクをして出社。体調を書く項目には『×』の印を書きました。この印を書くと工場長が体調について聞く決まりだったんですが、何にも言われませんでしたね。

もちろんそのまま残業。誰かが交代することもありませんでした。

会社はあなたのことを守ってくれません。自分の体調だけは自分で守りましょう。

 

以上、「熱で休めない会社が異常な4つの理由『体調不良で働かせる非効率』」という記事でした。

 

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Ryo

現在は個人事業+メディア編集長として活動。2社の倒産と1社の利益率激減を経験。激務のブラック企業勤めで2回倒れています。 仕事でヘトヘトになっている状況を向き合って欲しく、ブラック企業からの脱出を応援する『Blahara(ブラハラ)』を運営! プロフィールはこちら ⇒ 運営者情報

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