「モラハラ上司の特徴・チェック方法を知りたい。DV気質で怒鳴ったり、軽く叩いてくるのっておかしいよね。そういう状況から抜け出す方法も知りたい。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めばモラハラ上司のチェック方法・特徴がわかります。さらにモラハラ対象外にする方法も学べます。
ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。ブラック企業の特徴を発信しており、ブラック上司についても記事にしています。
モラハラはパワハラよりも危険でダメージの大きなハラスメントです。まず試して欲しい解決策も存在します。
当記事の内容はこちら
- モラハラ上司のチェック項目『特徴から見抜く』
- モラハラターゲットにされない4つの方法
- パワハラ・モラハラって訴えれないの?
- モラハラ上司にできるたった1つの仕返しとは
明らかに業務と関係の無い注意や叱りは『いじめ』でありモラハラです。訴えることもできますが、人間関係的に難しいですよね。
そういう点も含めて簡単に実践できる内容からお話していきます。
1.モラハラ上司のチェック項目『特徴から見抜く』
以下のとおりです。
- 権力が好きだ
- 勝ち負けにこだわる
- 面倒なことが嫌いだ
- 自信が強い
- 全てのことを〇か×で判断する
- 話が長い
- 共感をしない
- 特別扱いされるのが好きだ
- おべっかを喜ぶ
- 自分がモラハラをしているとは思っていない
モラハラをする上司はパワハラ同様に『力を示したい』とか『誰かが困るのを楽しみたい』という気持ちがあります。
3つ該当していればモラハラ上司候補。5つ以上でモラハラ上司です。
これは個人の性格なので「直してください。」で良くなるものではありません。
幼い頃から体罰を含んだ厳しい教育を受け、それに対する説明がされていないとモラハラしやすくなります。
モラハラ上司は相手を不安にさせ、判断できない状態にしてから自分の思い通りに使おうと考えています。
① モラハラの具体例について
上記10項目を元にモラハラでありがちな具体例をお話します。
- プライベートをバカにする
- 相談事を否定される
- 何をしても叱られる
- 正しい作業中も何かしらの注意を受ける
- 細かい説明をされない
また、モラハラで多いケースが『ダブルバインド』です。
矛盾した命令を2つ与えて、どうすれば良いか分からない状態にすることです。100%注意されます。
私の場合は
「時間が無い、は言い訳だ。努力しないといけない。」
「物理的に不可能なことは相談するべき。ミスにつながる。」
という命令を受けたことがあります。
必要以上の仕事を任されたのに相談できないし、努力しても終わらないという状況になりました。
▼ダブルバインドについて詳しくはこちら▼
-
仕事でダブルバインドを受けた経験談『3つの具体例と対処法を解説』
続きを見る
2.モラハラターゲットにされない4つの方法
以下の4つです。
- 些細なことでもおべっかを使う
- プライベートの話は失敗談だけにする
- 上司を含めた人前で泣く
- 上司を助ける
モラハラは上司の育ってきた環境による性格が原因です。会社が上司を注意してもしばらくすれば元通りです。あなたが逃げるか、上司が異動するのが最善の方法です。
しかし、上司の性格を考えた行動を取ることでモラハラのターゲットから逃げ出すことも可能です。
①些細なことでもおべっかを使う
モラハラ上司は自信家で人の上に立ちたいと思っています。
あなたが上司の意見に反論するとそれが正しくても「違う!」と意地になって否定します。これが悪化すると人格否定やプライベートまでバカにします。
なので、おべっかを使って上司に「あなたが上の立場ですよ。」と教えてあげましょう。
ちなみにおべっかは歯が浮くような内容で構いません。仕事上のことじゃなくてもOKです。
上司がスマホゲームで良いキャラを引いたら「さすがですね。」。こんなことで喜びます。あとは日常的に続けるとモラハラが無くなります。
②プライベートの話は失敗談だけにする
モラハラ上司はプライベートでも上の立場になりたいと思ってます。
なので、あなたの家族や友人、プライベートもバカにします。自分の方が凄くて幸せだと見せ付けたいからです。
なので、プライベートの話になったら失敗談だけを話しましょう。株で損をしたとか、失恋したとか。そういうことで大丈夫です。
③上司を含めた人前で泣く
モラハラ上司は自分がモラハラをしていると自覚がありません。『性格』なので、そうした発言が当たり前になっています。
そこで、上司を含めた人前で泣きましょう。泣くと急に焦って謝る上司がほとんどです。
ただし、これはモラハラには一時的な効果でしかありません。周りの人に『困っている。』と知ってもらえるのが1番のメリットです。
④上司を助ける
モラハラ上司も困ることがあります。
仕事上のことだけでなく、プライベートでも失敗します。「妻が喜ぶお店が分からない。」とか「接待のお店を探さないといけないが時間が無い。」みたいなことです。
これを率先して助けましょう。
あなたが『自分に役立つ』と思ってもらえるとモラハラが減ります。仲間意識ができるためです。
3.パワハラ・モラハラって会社側に相談できないの?
被害を受けた証拠が集まれば、会社側に相談することが可能です。
会社側にも責任があるためです。そもそも上司は部下が働きやすいよう職場の環境を作る義務があります。
そうした義務ができない人間を役職社員とした会社の判断ミスです。
平成27年12月1日より、常時50人以上を雇用している事務所はストレスチェックが義務付けられました。パワハラにより高ストレス状態にあることが伝えられれば事業者が医師の判断に基づいた必要な処置をしなければなりません。
人事異動や部署異動も考慮されます。
モラハラ・パワハラで会社に相談できない場合の対処方法
会社側が掛け合ってくれなかった場合は、企業が所在している労働基準監督署への相談をお勧めします。
厚生労働省の全国労働基準監督署の所在案内により調べられます。
「でも、役所って動いてくれないんじゃないの?」とお思いでしょう。
私自身、会社のことを県の薬務課に相談したことがあります。(製造内容についての相談でした。)翌日、県の担当者が会社を訪問してくれました。
4.モラハラ上司にできるたった1つの仕返しとは
私自身、モラハラやパワハラを受けてきました。
10年間勤めた会社を辞めた理由は相談ごとをしていた上司が
「あいつは辞めるのか辞めないのかどっちなんだ?!」
と、別の社員と笑いあって話していたことを聞いたためです。
既にお話したとおり、モラハラ上司は部下がどういう気持ちなのかを考えていません。
私たちができる仕返しは『退職』です。
退職すれば上司の評価が下がるだけでなく、上司の仕事量も増えます。しかし、退職は肉体的・精神的にもつらいものですよね。
- モラハラを受けないように自分で行動してみる
- 会社側に相談してみる
- 企業が所在している労働基準監督署へ相談する
- 転職する
の流れで行動しましょう。
退職者の7割は人間関係が原因です。離職率の高い会社に入るとそれだけでモラハラ・パワハラの危険があります。
モラハラを受けないために離職率の低い求人を集めている転職サイト利用をお勧めします。
10代・20代向け転職サイトならDYM就職がお勧めです。
全ての求人先を査察しているため、ブラック企業率が低いためです。
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参考 DYM就職