これってパワハラなの?パワハラじゃないの?
日本はパワハラが多い文化を持っています。江戸時代の上下関係、権力への卑屈さがそのまま根付いており、民族の性格としてパワハラやセクハラが起きやすいと言われています。
ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。
あなたは男性上司から怒鳴られた経験がありませんか。男性同士では怒鳴りあい、意見のぶつかり合いがあるものですが、女性に対して怒鳴ってはいけません。性別により効果的な気持ちの伝え方が違うからです。怒鳴ることも部下に命令や指示を守ってもらうための行動です。それより効果的な方法があれば上司は取り入れなければいけません。
いつも女性に厳しい上司は女性に対するコミュニケーションを勉強していません。そのような上司の下ではストレスが溜まって病気になってしまいます。
そこで今回は、男性上司の女性に対するパワハラを14項目に分けてご紹介します。もしあなたの上司が5つ以上の項目に当てはまるのなら、部署移動・転職を考えても良いでしょう。
男性的なパワハラ
力や体格の大きさを使い「威圧的」に女性を怖がらせるパターンのパワハラからご紹介します。例えば男でも安岡力也さんから怒鳴られたら恐怖を覚えますよね。女性は基本的に力では男性に適いません。これが分からず、女性に男性と同じような圧力をかける上司はまだまだ居ます。
パターン1 怒鳴る
- 「お前は何をやっているんだ!」
- 「女だからって甘えてるんじゃない!」
- 「泣けば許されるのは学生時代だけだ!」
パターン2 立ち上がり見下ろす
- 手を出せる場所まで近づいてくる
- 腕組みをする
- 眉間にシワを寄せて見下す
パターン3 大きな音を立てる
- 書類を叩きつける
- 机を蹴飛ばす
- ペンを投げる
パターン4 放置する
- 「自分で考えろ。」
- 「そんなことは俺が教えることじゃない。」
- 「・・・」無言で仕事をする。
※上司は部下の教育も仕事として扱わなければいけません。それも含めて役職手当を貰っています。教育を放棄するのはパワハラです。
パターン5 軽く手を出す
- 書類で頭を叩く。
- 肩に触れる。
- 指で額を弾く。
パターン6 衣類を汚す
- 水をかける。
- 胸倉を掴む、袖をひっぱる。
パターン7 理不尽に仕事量を増やすor減らす
- 「その仕事、〇〇君にやってもらうよ。」
- 「ミスしたから、毎日のトイレ掃除くらいやれよ。」
- 「毎日定時で帰れば良いぞ。居ても役に立たないから。」
パターン8 帰宅をうながす
- 「もう今日は帰れ!」
- 「帰って頭を冷やしていろ。」
※ミスと帰宅は基本的に結びつきません。上司が怒りのあまり顔も見たくないため言っているだけです。鵜呑みにして帰ってしまうと会社からの評価は下がります。注意しましょう。
性別的なパワハラ
女性であることを理解しつつ、それをミスの原因と取れるような言動を取る上司がいます。これはパワハラだけでなくセクハラにも該当します。
パターン9 女性だから〇〇
- 「やっぱり女だから甘えがあるんだよな。」
- 「可愛いから許してもらえると思うな!」
- 「どうせ、ここで泣くんだろ。」
パターン10 プライベートを含めた嫌味
- 「彼氏と遅くまで遊んでいてミスしたんだろ?」
- 「毎日、化粧する暇があればミスをしない方法を考えろ。」
- 「今どき、こんなことも分からない女はモテないぞ、」
パターン11 結婚を含めた嫌味
- 「そろそろ結婚して逃げるつもりだから手を抜いているんだろ?」
- 「こんな母親で子供がかわいそうだ。」
- 「仕事が向いていないから、彼氏に養ってもらえ。」
パターン12 ミスを皮肉に変える
- 「あーあ。女は残業できないから俺の仕事が増えちゃった。」
- 「女に任せた俺がバカだったよ。」
肉体的な面でのパワハラ
どんな力持ちな女性でも20~30キロの物を継続的に扱うのは難しいでしょう。体力的・肉体的な面で男性がサポートをしないのも立派なパワハラです。
パターン13 体力的なサポートをやめる
- 大量のコピー紙など、男性が運搬していたものを手伝わないようにする
- 力作業の分担をしない
パターン14 長時間労働を強いる
- 意図的に残業時間を増やす
- 自分が帰り、部下を残す
まとめ
確かに仕事は学生時代の学業とは違いますから厳しい注意も必要です。しかし、部下に過度のストレスを与え、かつサポートしないのはパワハラです。
特に団塊世代・バブル世代の男性上司は男尊女卑の考えから女性を軽視する傾向があります。我慢し続けるのではなく、女性への考え方が出来上がっている会社に転職することも視野に入れましょう。
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