毎日、上司から怒鳴られるとお悩みでは無いでしょうか。
相手は上司なので怒鳴られてもじっと耐えるしかありません。しかし、怒鳴る上司に我慢をするのは何のメリットも無いのです。
ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。
今回は怒鳴る上司の元からは逃げるしかない理由を3つお話します。もし、我慢をし続けているとうつ病になり何ヶ月も社会復帰できない事態になるかもしれませんよ。
怒鳴るクセは治らない
怒鳴る上司には特徴があります。
- プライドが高い
- 自分の気持ちを訴えている
- 思い通りに動かしたい
- 舐められたくない
アドラーと言う人の心理学では「怒鳴る人は過去に他人から相手にされなかった。」とされています。
アドラー心理学では、何か問題が起きたら、それは何らかの目的を果たすためにおこなわれたと考えます。
参考:日本一カンタンなアドラー心理学の説明|理論から本まで解説
怒鳴る上司は怒鳴ることが自己表現になっています。例えば、怒鳴ることで部下が辞めるため役員から注意されたとしても治りません。というよりも治せないのです。
自分を変えるのは簡単ですが、人を変えるのは困難です。そのプライドの高い上司が「俺が怒鳴っていたのが間違いだった。」と感じない限り怒鳴りクセは治りません。
怒鳴ることは単なる感情表現
怒鳴られることにメリットはありません。
上司は部下に正しく仕事をさせなければいけません。怒鳴ることは「俺は怒っているんだ。」と言う感情表現でしかありません。
あなたがミスをした場合、上司はそのミスの改善策を考え、あなたに実践させるのが仕事です。怒鳴られるとあなたは萎縮し、仕事のミスが怖くなります。その結果、仕事効率が落ち、別の問題が浮上します。
怒鳴られることに耐えていても、別の理由で怒鳴られるだけなのです。
パワハラでストレス解消をしている
中間管理職になると役員から仕事の効率を求められ、部下からは不満を言われます。あなたの上司はあなたが思っている以上にストレスを抱えています。
ストレス解消のはけ口が無い場合、泣くか怒るかのどちらかになります。
怒鳴る上司は怒鳴ることでストレスを解消している可能性があります。この場合、あなたに落ち度があるわけではありませんので、あなたは怒鳴られ続けることになります。
権力を振りかざしたら要注意
小さなミスで怒鳴られた時に、
「次からは気をつけます。しかし、そんなに怒鳴るのは止めて下さい。耐えられません。」
と訴えたことはありませんか?
その際に、
「お前は上司に口答えするのか?」
と言われたら要注意です。
パワハラでストレスを解消したいだけなので、怒鳴ることに理由は無いのです。そこを部下から突っ込まれたら反論できません。結局、権力を使うことになります。
反論して中身の無い発言をされた場合、あなたは単純にパワハラの対象としか見られていない可能性があります。
TIPS:
あなたが理不尽な内容で怒鳴られても「自分に落ち度があったのかもしれない。」と考える性格だと、パワハラ被害者になりやすいです。上司から見れば「抵抗しないオモチャ」です。絶好のストレス解消の捌け口になります。
正しい評価を受けられない
当然ながら、上司もあなたをいつも怒鳴っていることを知っています。
上司が怒鳴る理由はいくつかありますが、単純に性格が合わない・何だか気に食わないだけの可能性もあります。しかし、あなたのことを良く思っていないのは事実です。
会社であなたを評価するのは直属の上司です。上司の評価が役員に伝わり、昇進や昇給・ボーナス額が決定します。
怒鳴られるということは精神的に苦痛なだけでなく、社会的にも正しく評価が受けられないのです。
仕事ができなくても上司におべっかを使える人が昇進する場面を見たことがありませんか?あなたはその逆になっています。
この上司の下で我慢をしていると、5年後・10年後のライフスタイルに響いてきます。
まとめ
教育ゼロ上司・無関心上司・・・私も色んな上司の下で働いてきました。
現在の職場の上司は小さな相談にも乗ってくれ、人間関係の悩みも解決してくれます。後ろ盾があるだけで仕事の精神的な辛さが違います。
仕事は一生続くものです。
お金や労働時間も大切ですが、人間関係も大切です。
毎日怒鳴られてはいつかつぶれてしまいます。そうなる前に、部署移動を願うか、転職を考えるのも1つの手段です。
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