「仕事が長引いて終電で終わらなかった・・・。今日はタクシーで帰らないと。」
「毎日終電帰り。もう疲れちゃった・・・。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば仕事が毎日終電のような会社の危険性がわかります。
元ブラック企業社員の『Ryo』です。
月残業100時間を経験。毎日0時に帰宅したことがあります。結論から言うと体調を崩して倒れました。
当記事の内容はこちら
- 毎日終電帰りの仕事を続ける6つの危険性
- 定時で帰るために取り組むべき4つのこと
終電に間に合わないほどの仕事量は異常です。
毎日なら過労死ラインの月80時間残業を超えます。
部下の健康状態を考えるのも上司の仕事ですが、それが守られていません。
当記事では終電より遅くまで仕事をさせる会社が持つ危険性を6つご紹介します。
改善策や現在の状況から脱出する方法もあわせて解説します。
今の状況がつらいあなたは是非ともご覧下さい。
▼残業70時間以上の危険性▼
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残業70時間以上は勤めてはいけない理由。残業80時間は過労死ラインであり、普通ではなく異常な働き方。
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1.毎日終電帰りの仕事を続ける6つの危険性
仕事が毎日終電の会社が持つ危険性は以下の6つです。
- 毎日終電まで残業は『過労死ライン』
- 会社が「体調管理」を甘く考えている
- 社員を無事に帰宅させる責任感を忘れている
- 終電帰り・始発出社になる可能性が高い
- 上司があなたの仕事量を把握していない
- 改善命令による突然の営業停止
毎日深夜まで仕事を続けるとその生活が普通になります。17時半の定時で帰る幸せを忘れてしまい、仕事はつらいものだと思います。これって洗脳なので気をつけましょう。
17時半に帰ってご飯を食べてドラマを見る。この生活が普通です。
危険性① 毎日終電まで残業は『過労死ライン』
地域により終電時間は違いますが、今回は分かりやすく0時とさせて頂きます。
0時の終電までの仕事時間なので毎日23時30分終業とします。
定時が17時30分なら1日6時間の残業となります。
1ヶ月23日勤務なら
6時間残業×23日=126時間
の残業になります。
月80時間以上は過労死レベル。
私は月に100時間残業を経験しました。途中で身体中に発疹が出てドクターストップ。それよりも多い残業時間です。
この残業を一生続けたとしましょう。
1ヶ月126時間×12ヶ月(1年)×38年(22歳~60歳まで)=57,456時間
57,456時間は2,394日。およそ6年半の間、ずっと残業をした計算になります。
しかもこの残業は休み時間ゼロ。プライベート時間ゼロ。24時間仕事をぶっ通しでした状態での話。
あなたは人生のほとんどを残業で終えることになります。
80時間以上の残業が持つ危険もご紹介しています。
過労死の危険があるので要注意です。
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①-1.終電に間に合わない場合の金銭的負担について
忙しくて終電に間に合わない日が月3回あったとします。
ビジネスホテル宿泊かタクシーでの帰宅になるため大きな出費となります。
ざっくり1回5,000円の費用がかかるとしましょう。
年間で18万円。定年までの38年間で684万円の出費になります。
終電より遅く仕事をさせる会社に勤めるだけで、あなたはこれだけのお金を失っています。
危険性② 会社が「体調管理」を甘く考えている
社会人は体調管理も仕事と言われます。
大事な仕事の前日は風邪を引かないように早々と就寝しなければいけませんし、予防接種も忘れてはいけません。
しかし、体調管理には会社の協力が不可欠です。さらに言えば、部下の体調管理も上司の仕事です。
プライベートの時間どころか睡眠時間もほとんど無い状態で仕事をさせる会社は、社員の体調を何とも思っていません。
体調が悪ければ仕事の効率は落ちます。ミスも増えます。会社側にメリットはありません。それでも社員を使い潰そうとするのは、
- 役員・上司が自分たちのことしか考えていない
- 社員の士気による質の向上・効率アップを考慮していない
- 従業員を使い潰して新規に雇うブラック企業
のいずれかです。
②-1.ブラック企業は過度の残業なのに体調管理を強要する
ブラック企業は人のことを道具だと思っています。
始発から終電まで仕事をさせる一方で、
「体調管理は社会人の仕事。風邪くらいで休むな。」
というパワハラを行います。あなたはこのような経験をしていませんか?
このままでは精神的に追い込まれて倒れてしまいます。
あなたのうつ状態を確認する記事も読まれています。
『手の震え』『顔の痙攣』などの症状が出たら要注意です。
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危険性③ 社員を無事に帰宅させる責任感を忘れている
会社には社員を無事に通勤・退社させる義務があります。
暴風の日や大雨警報の日は仕事に余裕のある社員の帰宅を促すべきですし、責任能力のある社員を現場に残すべきです。
外の状況が分からない工場の奥で働いている社員には、避難勧告などの情報を伝える必要もあります。
火災訓練・避難訓練も行うべきです。
終電時間を過ぎると街は危険な場所になります。
駅近くはひったくりも多いですし、交通事故も増えます。
もしあなたが女性なら暴漢に襲われる危険もあります。そうした時の責任を会社側が放棄しています。
③-1.女性を終電まで残業させる会社は要注意?!
人を大事にする企業ほど女性を優遇しています。
妊娠・出産や体力的な面を意識し、女性を働きやすくする努力をしています。
もし女性を終電まで残業させているのなら要注意です。
深夜に女性を1人で歩かせるのは非常識です。最近は物騒な事件も増えています。
女性を過度に残業させているなら、社員に対する配慮を完全に忘れている会社です。
危険性④ 終電帰り・始発出社になる可能性が高い
いつも終電前後の時間まで残業をさせる会社は『社員の残業を喜ぶ傾向』です。
会社的に社員が労働すればするほどお得。
残業時間が多くても
「それは個人が勝手にやっていることです。」
というスタンスで残業代を全額払わない会社がほとんどです。
終電帰りの後に社員をできるだけ早く出社させようとします。
④-1.残業より怖い早出残業について
終電までの残業と同じくらい怖いのが早出残業です。
早出の場合、雑用が仕事として含まれる危険があります。
- 花の水やり
- 掃除
- 洗車
など、仕事前にすべき雑用が増えていきます。しかも会社側は早出を残業より軽く考えています。
掃除や花の水やりを『仕事』として見なさない会社も多くあります。
危険性⑤ 上司があなたの仕事量を把握していない
深夜まで残業が及ぶのは上司が原因の可能性があります。
仕事の出来ない上司に出会った場合に残業時間が増える恐れがあります。
上司に3人の部下がいるとします。全員に均等になるように仕事を割り振らない場合があります。
それは現場に足を運んでいないため、誰がどのように仕事をしているか分かっていないから。
自分が楽をしたいから、わざと部下に自分の仕事を押し付けることもあります。
このようなパワハラ上司の下だとあなたの残業時間は増え続ける恐れがあります。
私は「スマホゲームがしたいから部下に仕事を押し付けて休憩時間を長くとる上司」と出会いました。結果、私の昼休憩は毎日20分間減りました。
危険性⑥ 改善命令による突然の営業停止
今の過酷な状況では離職者が多発します。しかし、誰もがすんなり退職するとは限りません。
残業時間に関する証拠をつかんで労働基準局に駆け込む社員もいるでしょう。
何名かの社員が現状を訴えれば改善命令が下る可能性があります。
突然の改善命令に従えるわけはありません。社員の人数が足りませんし、素直に自分たちのやり方を変えると考えられないためです。
結果、突然の営業停止になる恐れがあります。
⑥-1.営業停止後も残業は変わらない
営業停止後、会社は改善をしなければなりません。
しかし、あなたの残業時間は変わりません。なぜなら残業をしないと仕事が終わらないためです。
有能な新人が入社するまで終電残業は続きます。
会社側は『改善した』と報告しなければなりません。
結果、あなたが勝手に残業をしていると言うようになります。残業代も出ません。
2.定時で帰るために取り組むべき4つのこと
仕事量が多い場合、改善策は限られます。
- 上司・会社側に相談する
- 無駄な仕事を全て断る
- 部署を移動する
- 転職する
まずは会社側と相談しましょう。会社側が「このくらいの仕事量はできて当然。」と言うようなら転職を考えます。
ずっと仕事量が変わらないことを会社側が明言した形になるためです。
なぜか自分の仕事になってしまった仕事を断るのも大事です。花の水やりとか、そういうのは担当者を決めるべきですよね。
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