「理不尽の見抜き方って無いんだろうか。ミスをした時の状況とか、そういうので見抜く方法を教えて欲しい。今いる会社が理不尽な会社な気がする…。」
という疑問にお答えします。
ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。改善提案書を出せと言われたので提出したら叱られた経験があります。
理不尽な会社はミスをした時の状況で見抜けます。例えば『ミスを二度と起こさないための発想ができない』などです。
当記事の内容はこちら
- 理不尽な会社が見抜ける仕事でミスをした際の5つのケース
- 理不尽な会社に勤めてはいけない理由
「上司に言われた仕事がやっと終わった…。これで帰れる。」と思っていたら、上司から遅くまで仕事をしていたことを叱られる。なんてこともあります。
理不尽な会社はストレスが溜まるだけ。ブラック企業の典型的な例の1つです。
当記事の内容で理不尽な会社を見抜きましょう。
1.理不尽な会社が見抜ける仕事でミスをした際の5つのケース
- 上司が怒鳴る、パワハラをする
- ミスの責任を個人に取らせる
- 上司がミスに対する改善を考えない
- ミスにつながる仕事量や健康面を配慮しない
- ミスが二度と起きないよう皆で助け合わない
ミスには色んな形があります。誰もが1度はしてしまう「ポカ」や、発注の桁を間違える、原料の量を間違えるなど、小さなものから大きなものまで様々です。
仕事で大きなミスをするのは小さなミスをし続ける人です。
これを「ハインリッヒの法則」と言います。
この法則は、労働災害における経験則の1つであり、1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するという法則です。
常識的な会社はミスの怖さを知っており、ミスに対する対処法も考えています。
ミスに対する正しい対処は「ミスが起きないように改善すること」です。しかし、ブラック企業のように理不尽な会社はミスに対して合理的な改善を行いません。
ケース① 上司が怒鳴る、パワハラをする
反省している人に怒鳴るのはマイナス効果です。
その後の話をまともに聞けなくなるだけでなく、他の作業中も「ミスをして叱られたくない」と思うので焦りの原因となります。ミスを隠すようになる可能性もあるためです。
理不尽な会社ではミスそのものではなく、ミスをした人物を責めます。
怒鳴るだけでなく、細かないじめの原因にもなります。面倒な仕事、誰もがやりたくない仕事を押し付けられる可能性もあります。
ケース② ミスの責任を個人に取らせる
ミスに対して上司が責任を取りません。
ミスの責任は個人のものではありません。上司は部下を管理する責任がありますし、報告や相談に対して答えを出すのも仕事に含まれます。
- ミスをした原因解明
- それに対する改善
- 報告に対する回答
- 部下の健康・精神状態の把握
当事者に全ての責任を押し付けるのは上司としての仕事を放棄しているのと同じです。責任を取らない管理職がいる職場は離職率が上がります。
ケース③ 上司がミスに対する改善を考えない
二度と同じミスを繰り返さないための施策を上司が考えません。
上司がミスに対する責任を取らないためです。
現場での判断には限界があります。現場で勝手に作業を増やしたり減らすことはできないためです。同じミスが起きる可能性が増えます。
ミスをした時だけ上司が出てきて現場を叱ります。
その時も『もうミスをするなよ。』という言葉で締めくくります。
ケース④ ミスにつながる仕事量や健康面を配慮しない
物理的に不可能な量の仕事を任されていたり、風邪でフラフラの状態でも休めない場合、普段は起きないようなミスが起こります。疲れや焦りが原因です。
ブラック企業は人を使い捨てる物と思っています。
既に一人では終われないほどの仕事量を与えられているのに、ミスの対処も当人に任せます。その結果、残業時間がどんどん増えていきます。
健康面も同じです。激務が原因で体調を崩しても、企業側が「健康管理は社会人のマナー」と思っていますから言い訳になりません。
ケース⑤ ミスが二度と起きないよう皆で助け合わない
仕事はチームプレイです。ミスによる損失は会社全体の損失なので、社員が助け合ってミスの無いように協力しなければいけません。
ブラック企業やいじめ気質な会社ではミスを楽しむ傾向があります。ミスに気付いても放置。ミスにつながる行動も放置。ミスをした社員の陰口を楽しみます。
2.理不尽な会社に勤めてはいけない理由
- あなたの評価が上がらない
- 仕事とは関係ない部分でストレスが溜まる
- 責任を押し付けられる
上記3つです。
理不尽な会社に勤めているとシンプルに疲れます。
人は納得できることにはそれほどストレスを感じません。仕方なかったと理解できるためです。でも理解できないことにはストレスを感じ続けます。
理由① あなたの評価が上がらない
頑張っても『それは間違っている』と言われる可能性があります。思うように評価が上がりません。
評価が上がらなければ給料も増えません。出世もしません。
頑張っても無駄だと感じるようになり、会社に行くのも苦痛になります。
私の会社では改善提案書の提出が義務付けられました。私も改善提案書を提出したのですが、工場長から出すなと叱られました。
それを知ったほかの社員は一切改善提案書を出さなくなりました。
理由② 仕事とは関係ない部分でストレスが溜まる
理不尽な指示は仕事とは関係ないことが多いです。
ほとんどの指示が上司の『勘違い』『権力を試す目的』で使われるからです。いじめだったり、プライドを守るための行動ですね。
理不尽な指示は社員にストレスを与えるだけのもの。何も良い事はありません。
理由③ 責任を押し付けられる
上司の考えとは違った行動をすることが『理不尽な命令の結果』ですから、あなたが勝手にやったことだと責任を押し付けられます。
最終的に評価ダウンだけでなく、部署移動など社会人生命そのものに関わってきます。
理不尽な会社に勤めないための方法
単純に離職率の低い会社に勤めるべきです。
理不尽な会社って上司の考えが間違ってます。そんな上司の下だから有能な人からどんどん退職していきます。
離職率の低い会社を探す方法は『ブラック企業率の低い転職サイトランキングベスト5』という記事にまとめています。この中の転職サイトを使えば離職率の低い会社を見つけられます。アドバイザーの質が高いからです。
理不尽な上司が退職するまで我慢するって大変です。ずっとあなたはストレスを抱えてしまいます。
そういう上司に復讐する手段も転職しかありません。
まとめ:理不尽なことは耐えるだけ無駄です。
特に日本は理不尽な会社が多いです。古い考えで古い人たちが経営しているからです。
あなたはあなたなりの考えで突き進んでOKです。必ずあなたの新しい考えや仕事に対する熱意を評価してくれる会社があります。そういう会社で精一杯努力をしましょう。
以上、「理不尽な会社の見抜き方【仕事でミスをした際の5つのケース】」という記事でした。
ブラック企業の社員を使い捨てる方法についてもまとめています。
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