「新入社員なのにパワハラされている…。いじめの原因や対処法を知りたい。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば新入社員がパワハラを受ける原因と対処法がわかります。
元ブラック企業社員の『Ryo』です。
私も新入社員の時に『教育ゼロ』の状況になりミスを連発。退職した経験があります。
新入社員って社会経験ゼロなので『パワハラ』が分からないんですよね。
実は新入社員がパワハラを受ける可能性は高いんです。
原因だけでなく、どうすれば対象外になるのかまで解説します。どうぞご覧ください。
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1.新入社員がパワハラの対象になる5つのパターン
新入社員がパワハラの対象になりやすい理由は以下の通りです。
- 上司と部下の関係性が理解できていない
- 上司から『仕事ができない』と考えられている
- 会社が考える「即戦力」になっていない
- あなたのプライベートが充実しすぎている
- あなたが上司の「おだて」を知らない
1度パワハラの対象になってしまうとずーっと続きます。なぜなら、あなたに『ダメなヤツ』というレッテルが貼られるから。
社内の居場所って決まってしまうと半年以上抜け出せません。なので、パワハラの対象にならないのが1番の抜け道だったりします。
パターン① 上司と部下の関係性が理解できていない
新入社員はまだ上司と部下の関係性が理解できていません。
会社は縦社会。
上司の命令には絶対従わなければなりません。
上司に発言する際も下手に出て機嫌を損ねないように気をつけないといけません。
新社会人はその関係性がつかめていません。
優しい上司に友達言葉を使ったり、仕事をお願いするのは危険です。
上司は新入社員のことを細かく見ています。
上司から「こいつは使えないな。」と思われたら、その印象が1年は残ります。
会社では使えない人は徹底的に嫌われます。
嫌な仕事を押し付けられたり、面倒な役柄になったりします。
①-1.新入社員のいじめは『パワハラ』です。
会社のいじめは学生時代のいじめと違います。
『権力』が影響するためです。
- 理不尽に仕事を押し付ける
- プライベートを悪く言う
- 休日でも引越しの手伝いなどをさせる
これを断るとあなたの評価が落ちます。
会社で評価が落とされると昇進やボーナスに影響します。
あなたの上司が人をいじめるのが大好きな『ブラック上司』だった場合、あなたは正当な評価を受けられません。早期の転職も視野に入れましょう。
私も経験したブラックな上司の特徴をお話しています。
上司が悪いと人生がつらくなります。
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パターン② 上司から『仕事ができない』と考えられている
上司から『あの新人は仕事ができない』と思われるとパワハラ対象になります。
とある日を境に上司の言動が厳しくなったことってありませんか?
あなたにとっては単なるミス。
でも、上司が「まさか!こんなバカなミスをしたのか。あいつは。」と思っていることがあります。
1度、悪いレッテルを貼られるとその印象であなたの行動全てが判断されます。
- 小さなミスでもキツく叱られる
- 成功しても褒められない
- プライベートを悪く言われる
逆に上司の印象が良いとミスも許されます。
最初の印象は会社での評価をガラッと変えてしまいます。
②-1.新人に仕事を押し付ける上司をどうすべきか
自分がラクをしたい上司はあなたに仕事を押し付けます。
あなたが対応できない仕事量になってパンクしても、上司は『仕事ができないヤツ』と感じます。
その上司は自分がラクをしたいため、部下の作業が多くても気にしないためです。
そんな時は『上司の上司』に相談しましょう。
新入社員は『誰に相談すべきかが分からないもの』です。それを逆手に使い、立場の上の人に相談してみましょう。
あなたが真剣な顔をしていれば相談に乗ってくれます。
会社にとって新入社員は『大事な宝』です。
あなたは自分がパンクしないように様々な人に相談しても良いんです。
パターン③ 会社が考える「即戦力」になっていない
会社に入ると新人でも『戦力』にされます。
ベンチャー企業のように若手中心の会社は離職率が高く入れ替わりが頻繁です。
このような入れ替わりの激しい会社の場合は新入社員でも即戦力として頭数に入ってきます。
しかし当たり前ですが新入社員は仕事ができません。
上司・先輩は新入社員を教育しなければならないため、残業が増えてしまいます。
その腹いせとして新入社員をいじめます。
同期に中途採用で同じ業種の仕事の経験者がいると悲惨です。。
経験者でも新入社員。
そんな人と比べられるので「あいつはダメだ。叱ってやろう。」と感じて、あなたは叱られてしまいます。
もちろん、ほとんどの会社で新入社員は即戦力とは思われていません。教育が整った企業もたくさんあります。ベンチャー企業に入社した場合は給料が多い分、自分も大変になることを覚えておきましょう。
私の場合は現場の平均年齢25歳の写真館で即戦力としての行動を求められました。結果、体調を崩しました。
パターン④ あなたのプライベートが充実しすぎている
パワハラの対象となるのが「仕事」に関しての理由だけだと思ったら大間違いです。
上司のひがみ、妬みは立派なパワハラの理由になります。
例えば、、、
- 可愛い彼女が居る
- 良い車に乗っている
- 何となく毎日楽しそう
- 趣味が多い
こんなことが上司にとって面白くない場合があります。これも単なるいじめですね。
上司が一番嬉しいのは部下が大変そうにしている時、相談してくる時です。プライベートも同じです。
④-1.上司に自慢をしてはいけない
縦社会で生きるコツが『自慢をしないこと』です。
あなたが上司に自慢をすると上司は面白くありません。
「仕事でいじめてやろう。」と、あなたがパワハラの対象になります。
上司には失敗談を伝えましょう。
あなたが上司より下のイメージをつけている限り、あなたは安全です。
パターン⑤ あなたが上司の「おだて」を知らない
あなたは仕事を真面目に取り組みすぎていないでしょうか。
- 上司のミスを厳しく指摘
- 1分の誤差も許さない
- 正論を直接伝える
決して間違ったことではありません。
しかし、あなたの行動は上司から見て『面白く無い』のです。コミュニケーションが取れない・空気の読めない奴と思われます。
出る杭は打たれる
と言うように、入社してすぐに口を出すのはNGです。それが正しくても面白くは思われません。
それよりも上司を褒めたり少しおだてたりするくらいが要領良く会社で生きていけます。
もちろんあなたのミスを指摘などの行動は正しいんです。
しかし、正しいからといって会社では得をする訳ではありません。(特に中小企業では。)
2.パワハラにあった新入社員の対処方法について
一度、パワハラを受けてしまうと何ともなりません。社内でいじめられる役割になってしまうからです。
最終的に全員から厳しい目で見られるようになります。
なので『パワハラは受けないようにするのが一番大切』です。
(先ほどお話したように、上司をおだてる。答えは『ハイかイイエ』のみ。など。)
それでもパワハラ対象になってしまった場合、自分を守る手段を覚えておく必要があります。
①労働基準法を知る
まずはこれ。
不必要な残業、自分だけ圧倒的に多い仕事を押し付けられるなど、明らかに常識はずれなことを受けた場合は法律に訴えましょう。
労働基準法を検索する癖をつけておけば、万が一の時に「労働基準法ではこうなっています。
それでも宜しいのですか?」と逃げ道を確保できます。ただし、この発言をした以上は会社に居づらくなります。
②いつでも退社する準備をしておく
パワハラが社風になっている会社なら早期退社の準備をするのも1つの手段です。
新入社員の早期転職は良くあること。
第2新卒として、まだ企業から喜ばれる立場にあります。(社会の厳しさを体験した新入社員として)
- 自己分析をして、次はブラック企業に勤めないように気をつける
- 転職エージェントに相談して、自分に合った企業を客観的に選んでもらう
- 第2新卒専門の転職サイトを使う
などの方法で転職を成功させることができます。
10代・20代向け転職サイトならDYM就職がお勧めです。
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