「仕事を最低何年続けたら転職してもいいんだろう。辞めるなら早い方がいい気もするんだけど…。実際に早期転職した人の話を聞きたい。」
という疑問にお答えします。
Blahara(ブラハラ)運営者のRyoです。新卒で月残業100時間のブラック企業に入社。辞めるなら早い方がいいと思い、1年間で4回転職した経験があります。
ブラック企業診断テストも作成、多くの人に読まれています。
当記事の内容はこちら
- 仕事は最低何年続けるべき?辞めるなら早い方がいい3つの理由
- 転職に『最低何年働くか』が必要ない話『タイミングを逃すな』
- もう転職しなくていい仕事を見つける方法について
『精神的ストレスが少ない』『1ヶ月と半年の在職はそれほど差がない』『早く長続きする仕事を見つけるべき』の3つですね。
我慢して精神的に潰れてしまうと復帰が長引きます。その方が転職は難しくなるんですよ。
改めて自己分析しつつ転職しなくていい仕事を探しましょう。
それぞれ詳しく解説しますね。
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入社3ヶ月で仕事を辞めたい…。新入社員が覚えておくべき7つのこと
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1.仕事は最低何年続けるべき?辞めるなら早い方がいい3つの理由
以下の3つです。
- 精神的ストレスを受けなくて済む
- 1ヶ月で退職と半年で退職の大差がない
- 早く『長続きする仕事』を見つけた方が効率がいい
ホントに仕事をつらい時って精神的に参っちゃいます。
苦しい思いをするくらいなら『前向きに転職』した方が効率的です。それぞれ解説します。
理由① 精神的ストレスを受けなくて済む
仕事を『3年間耐える!』と考えた場合、3年間ずっと我慢ですよね。その間ずっと精神的ストレスを感じます。
ちなみに私は月残業100時間の会社に勤めて1ヶ月で以下のようになりました。
- 不眠
- 顔面けいれん(目元とほっぺた)
- すぐに肌が赤くなる
- 喉に何かがつっかえた状態が続く
これを3年間って耐えられませんよね。人生の貴重な3年間を台無しにするくらいなら転職した方がいいです。
うつ状態になると再就職まで時間がかかる
精神的ストレスでうつ状態になると復帰まで時間がかかります。私の場合は心療内科から『1ヶ月は休養するように』と言われました。
1ヶ月職歴が空白になります。アルバイトとかで職歴を埋めることすらできません。これって再就職に不利です。
※うつ状態時の体調については『仕事のストレスでうつ病になった私が教える8つの症状』をご覧ください。実体験からセキララにお話しています。
理由② 1ヶ月で退職と半年で退職の大差がない
即退職した社員と半年我慢した社員は一緒のレベルです。
3年在職して役職が付いたなら別です。職務経歴書にも記載できますよね。でも1ヶ月と半年はどっちもどっち。
企業から見れば『どちらも第二新卒』なだけです。それなら我慢するより辞めるなら早い方がいいですよね。
第二新卒は『若さ』が武器になる
第二新卒は該当するだけでメリットがあります。
- 若い
- 吸収力がある
- 体力がある
- 未来に期待ができる
30歳に比べて素直な面も嬉しいですね。中途社員って『前の会社のことを持ち出して人間関係を悪化させる』ことが多いですから。
3ヶ月以内に仕事を辞める場合は確認事項もあります。
以下の記事が参考になります。
-
入社3ヶ月で仕事を辞めたい…。新入社員が覚えておくべき7つのこと
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理由③ 早く『長続きする仕事』を見つけた方が効率がいい
早く転職すれば早く出世できますよね。
- 22歳で転職 → 25歳で主任
- 25歳で転職 → 28歳で主任
企業によっては25歳で役職が付きます。あなたは年下の先輩・上司から指示を受ける可能性があります。それってつらいじゃないですか…。
1日も早く転職して長続きできる仕事が見つかったとします。その方が仕事も頑張れますし評価も上がります。効率的ですよね。
若ければ未経験業界に切り替えることも可能
仕事の待遇は業界選びと会社選びで決まります。
20代なら未経験にチャレンジも可能。業界を切り替えて『最初と違った価値観で仕事を選ぶこと』ができますね。
私はブライダル業界(サービス業)から製造業に切り替えました。そして現在は広告関係になっています。年間休日が100日未満から120日以上に増えました。
次に『最低3年働くのが古い』というお話をしますね。親世代って必ず『我慢しろ』と言うんですが、バブル世代特有の発想。会社じゃなくてスキルに就職する時代が来ています。
2.転職に『最低何年働くか』が必要ない話『タイミングを逃すな』
転職を繰り返して待遇を良くする『ジョブホッパー』が登場しています。
転職は現状を良くする手段であり、タイミングを逃すと『転職できない状況』になりますね。
辞めよう…と思ってたら同期が先に辞めちゃった。みたいな状況があります。そうすると仕事が大変になってますます『辞める』って言いづらくなります。
もちろん、転職が遅くなると転職が厳しくなりますね。
つらい仕事を3年我慢する → 未経験が難しくなる
スキルが身に付いてしまいます。それを企業側が黙って見過ごしません。
- 前業界で3年勤めていたのに別業界にチャレンジする理由を聞かれる
- そのスキルを役立てないか聞かれる
- 別の仕事を勧められる
企画部で入社したのに営業を勧められるなど。試用期間内に方向転換される可能性がありますね。もちろん、正社員雇用後に部署移動の可能性もあります。
私は使用期間内に企画・事務から営業を勧められた経験があります。その仕事はお断りして正社員雇用前に退職しました。
30代になると転職そのものが難しくなる
我慢し続けて30代以降になると未経験はほぼ不可能。転職そのものも厳しくなりますね。
大前提:会社が変わることは基本的に無い
「会社が良くなるかもしれない…。」と思うのですが、それは基本的に無いです。会社は会社員に優しくないようにできているからです。
会社は利益を追求するもの。不満が出ないぎりぎりの給与で従業員を雇い、会社を伸ばそうと考えます。役所からお叱りが無い限り何かが変わるってあり得ません。
働き方改革で残業を少なくしないといけなくなりました。でもそれって『自主的に残業しているだけ』にしちゃえば問題解決です。
会社はのらりくらりと従業員をこき使います。
頭のいい役員は社員を褒めてモチベを維持、給与やボーナスは上げない戦略を取りますよ。
だから辞めるなら早い方がいいんです。会社によって社員の扱いって全然違いますからね。もう転職しなくて済む仕事の見つけ方も以下解説します。
3.もう転職しなくていい仕事を見つける方法について
以下の3つです。
- 改めて自己分析する
- どの業界に勤めるかを考える
- 第二新卒が得意なアドバイザーと相談する
仕事を辞めるのは簡単です。会社は辞めようとする社員を止められませんからね。大事なのは『二度と転職しないこと』です。
完ぺきな会社ってありません。だから『あなたにとってのホワイト企業』を見つけることが大切です。
方法① 改めて自己分析する
新卒の時と今では仕事の価値観が違います。
- 給与は低くてもいい。低ストレスな会社に勤めたい。
- 残業は月20時間まで。40時間は無理。
- 大企業じゃなくていい。小さな企業で上を目指したい。
などなど。改めて紙に書いてみましょう。
実際に会社に勤めてみて『苦手なこと』も分かったはずです。電話応対が苦手なら電話応対の無い工場勤務なども考えられますよね。
ここを妥協しちゃうとミスします。自分に正直になるのが大切。
私は営業向きの人間と言われてきましたが、人と接しているとヘトヘトになってしまいます。なので工場勤務に切り替えました。
方法② どの業界に勤めるかを考える
既にお話したように、業界によって待遇が全く違います。
- サービス業 → 薄給で休みが少ない。でも楽しくてやめられない人もいる。
- 製造業 → 給与が多く休みも多い。ただし淡々と進める仕事が多い。
- 広告業 → 柔軟な対応が必要。自分の裁量で判断することが多い。
上記のとおり。
今の業界が不満なら早めに業界を切り替えるべきです。20代前半なら未経験の業界にチャレンジって普通のこと。待遇が一気に良くなる可能性があります。
1年ほど今の仕事を勤めて別業界に転職すると『唯一の人材』になる可能性も有ります。
製造業だとパソコンを使えない人多いですからね。そこにサービス業のスキルを持ち込んで需要があると頼りにされます。出世しやすくなりますよ。
方法③ 第二新卒が得意なアドバイザーと相談する
第二新卒向けの転職アドバイザーを使いましょう。
- 第二新卒の扱いに慣れている
- 第二新卒を欲しがっている求人を紹介してくれる
- 第二新卒の悩みが分かる
上記のとおり。
わざわざ転職難易度の高いハローワークや大手求人サイトを使う必要はありません。自分で求人を判断するって難しいですからね。
10代・20代向け転職サイトならDYM就職がお勧めです。
全ての求人先を査察しているため、ブラック企業率が低いためです。
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参考 DYM就職