「上司からセクハラを受けているんだけど、我慢した方が良いのかな。」
「セクハラした方が辞めるべきじゃない?」
当記事ではセクハラを起こす会社が持つ問題点についてお話します。
ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。
セクハラは我慢するものではありません。
精神的につらいだけでなく、あなたの評価そのものを落とす可能性があるためです。
セクハラがあった会社は管理体制が甘いなどの問題も抱えています。
当記事ではセクハラを受けたら転職すべき理由を3つお話します。
セクハラを我慢しているあなたはどうぞご覧下さい。
1.セクハラのある会社は女性を下に見ている
普段からセクハラに対して意識のある会社では、男性社員が言動に気をつけています。
セクハラ認定を受けた時点で評価が下がるためです。
セクハラに対する意識が低い会社は女性に対する評価を下げています。
女性の役職社員が大勢いるのなら、女性を守る改善を提出するためです。
もちろん、セクハラをする人は表に出ないように行動するでしょう。
しかし、日ごろからセクハラまがいの発言をする上司もいます。彼らが平気でそのような言動をするのは、女性に対する意識が低く、何を言っても平気だと感じているためです。
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こちらでも女性の役職社員の有無に触れています。
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①セクハラを拒否するとボーナス・昇給・昇進に影響する
セクハラをする人の多くが『上司』です。
上司は権力を使い、女性社員に断れないようにセクハラをします。
これを拒否するとパワハラに変わります。
- 労働量を増やし、残業をさせる
- 評価を下げ、ボーナスや昇給額を下げる
- 2人きりの出張を計画する
など、あなたの生活を脅かす問題に発展します。
2.セクハラにより正しい評価が受けられなくなる
既にお話した通り、セクハラを拒否するとあなたの評価が下がります。
評価が下がればボーナスや昇給に影響します。
仕事は労働力を提供して対価を得る行動。金銭面に影響するほどつらいことはありません。
あなたがどれだけ結果を残しても、セクハラを拒否した時点で『あなたは評価の対象』から外れます。
①セクハラを許すと行動がエスカレートする
では、セクハラを笑って許したとしましょう。
男は「これが許してもらえたから、次も大丈夫だろう。」と考えます。
私がアルバイト時代に目撃したことですが、役員と女性社員が出張に出かけた際に同じホテルの部屋を取られていました。
常識ある企業・セクハラに対して意識がある企業では考えられないことです。
会社としては「出張費を安くするため」という名目を出していました。
遠方で2人きりでは逃げ場もありません。
また、セクハラを許したことで他の社員から疑いをかけられる恐れがあります。
セクハラ被害を受けた時点で人間関係が悪化する危険を持っています。
3.セクハラの加害者を退職させても被害がある
あなたがセクハラ被害を受けて、加害者だった上司を退職させたとしましょう。
その上司の仕事を他の社員で分担しなければなりません。
中小企業なら多数の人に影響します。長時間の残業になる社員も出てきます。
あなたは決して悪くありません。
しかし、他の社員の労働量を増やしたことで『悪意の目』で見られる危険があります。
①会社側がセクハラ加害者を守るケースについて
セクハラ加害者しかできない仕事があった場合、会社側が加害者を守ることがあります。
そういう場合はあなたを退職させようとします。
会社は利益を追求します。
あなたの力が社内で弱ければパワハラの対象になります。
4.セクハラを転職理由として話すべきかどうか
セクハラにより転職を考えたとしても、
『セクハラって正しい転職理由なの?』
と悩みますよね。
理由としては正しいのですが、企業側はネガティブに捉えます。
『社内で改善できなかったのか』『本当にセクハラだったのか。考えすぎじゃないのか。』
など、あなたに対して様々な疑問を持つためです。
あなたが考えるべきなのは『セクハラの無い会社を探すこと』です。
- 女性の役職社員がいる
- 社内に監視カメラがある
- 女性の残業が無い
など、女性が守られやすい会社を探すことでセクハラの無い会社に勤められます。
従業員を使い捨てにするブラック企業は特にセクハラ被害が多くなります。