「残業時間や休日数が求人票と違うのってあるのかな。さすがに企業がしてることだし、それはないと思うけど…。体験談や見抜き方があれば教えて欲しい。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば求人票と雇用内容が違うケース・見抜き方が分かります。
元ブラック企業社員のRyoです。私が勤めた会社も求人票には残業20時間と書いてあったのに、実際は月40~80時間でした。
当記事の内容はこちら
- 残業・休日数が求人票と違う体験談について
- 求人票と実際の待遇が違うケースの見抜き方
- 残業・休日数が求人票と違う会社に勤めてしまった場合について
実際に会社を下見する・残業時間から休日出勤数を割り出すなどの方法が必要です。面接時にも必ず質問しましょう。
もし求人票と待遇が違う会社に勤めてら、即退職するか我慢するかの2択です。こちらも私の体験談含めて解説します。どうぞご覧ください。
1.残業・休日数が求人票と違う体験談について
これまでに2回経験があります。
1つはハローワークの求人票。もう1つは大手求人サイト(エージェントではない)に掲載されていた求人です。
面接時に「なぜ求人票と内容が違うのですか?」とも質問しました。その答えと共にお話します。
① 求人票と実際の残業時間が違った
応募したのは工場です。
月20時間残業との記載でした。「このくらいなら残業でもいいか。残業代も出るし。」と思って応募したんです。そしたら月40~80時間の残業でした。
面接時の質問で発覚
ハローワークからの応募だったので、念のため求人票の内容を1つずつ質問したんです。
ー 残業は月20時間と書いてありますがこの程度なのですか?
面接官「うーん…最近は40時間くらい。繁忙期だと80時間くらいありますよ。」
ー えっ?どうしてそんなに違うんです?
面接官「この求人票、ちょっと古いんですよ。」
ここで恐ろしいのは質問しなかったら問題にならなかった点ですよね…。
地方の小さな工場だったので人事部もありません。求人票の管理が不徹底だったんです。
② 求人票と待遇が違ってしまう理由について
以下の3パターンです。
- 求人票の内容が古い
- 現場の状況が事務棟に伝わっていない
- 応募者を増やすためわざと数字を変えている
私の場合は求人票の内容が古い状況でした。
1ヶ月前に出した求人だったのですが、その間に人が退職。残業時間が増えてしまったとのこと。後は急に忙しくなったのも原因ですね。
理由が納得できるものじゃなければ『ゆるい会社かな』と感じます。特にハローワーク求人に多いので注意しましょう。
▼ハローワーク求人の注意ポイントはこちら▼
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2.求人票と実際の待遇が違うケースの見抜き方
以下の4つです。
- 求人票が直近の内容か確認する
- 実際に会社を下見する
- 面接時に質問する
- 求人票の残業時間と平日の残業時間を比較する
求人票の内容を厳しくチェックします。
数字と実際の作業時間を見るだけでも違う部分って見つかりますよね。もちろん面接で1つずつ質問するのも大切。
基本給は○○円と書かれてますが、こちらで間違いないですか?くらい聞いたほうがいいです。特に高すぎる基本給には注意が必要。
① 求人票が直近の内容か確認する
特にハローワークの求人で多いです。以下のような方法でチェックします。
- 手書きかどうか
- 付近の地図が更新されているかどうか
- 空欄があるか
離職率の高い会社は頻繁に求人を出します。更新せず、テンプレ化して出してるところがあるんですよね。
例えば会社の横に目印のコンビニがあるとします。そこにコンビニがなければ古い情報ですよね。ちゃんと更新されていたら新しい求人内容です。
② 実際に会社を下見する
残業ゼロなのに定時以降も人がいたらおかしいですよね。
- サービス残業をしている
- 部署によっては残業がある
- 平均残業の記載しかしていない
上記の可能性があります。
他にも『駐車場がない。社員は個人で月極を借りている』など、求人では分からないデメリットも確認できます。
▼面接前の下見について詳しくはこちら▼
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【絶対受かりたい!】面接の前に下見が必要な6つの理由『ブラック企業の判断もできちゃう方法を解説』
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③ 面接時に質問する
待遇面で特に変化しやすい部分は現状を聞きましょう。
- 残業時間
- 休日出勤
- 資格手当
- 福利厚生
退職ラッシュや会社の経営でコロっと変わります。昨日まで残業ゼロでも、今日から残業ありなことがありますからね。
資格手当など社員の給与に関わることって簡単には変えられません。でも、求人に書いてある内容と違うことはありますよ。
私の場合、途中でフォークリフト免許の手当が出るようになりました。でも求人には記載されてなかったんですよね。
このようにメリットが書かれていないケースもあります。
④ 求人票の残業時間と平日の残業時間を比較する
求人票に残業30時間と書いてあったのに平日の残業がほぼなかったとします。
毎月、平均して2日休日出勤があるかもです。そしたら年間休日が24日マイナスですよね。これは求人票の内容からも読み取れます。
このように求人票と待遇の違いをあなた自身で見抜きましょう。
それでも待遇が求人票と違う会社に勤めることってあります。その場合どうするかも続けて解説しますね。
3.残業・休日数が求人票と違う会社に勤めてしまった場合について
以下の2つです。
- 理由を伝えて退職する
- 我慢してそのまま勤める
我慢するか辞めるかです。シンプルですよね。
入社するかどうか、というあなたが会社を変える話をしても無理です。せいぜい会社から「ごめんなさいね。」と言われるくらい。
早く行動した方があなたのためですよ。
① 理由を伝えて退職する
退職はスムーズにできます。
会社側に非があるので、雇用される前に断ることも簡単です。もちろん働き始めて『違った』としても退職可能。
職歴に傷がつく前に抜け出して転職活動を再開しましょう。
求人票と仕事内容が違ったため退職した例
私は企画事務で入社したのに営業的な仕事も任されました。その点をお話して嘱託勤務扱いで退職したことがあります。
人事部の人に話してスムーズな流れで退職できましたね。
② 我慢してそのまま勤める
入社はできているのでそのまま続けるのも1つの手段です。
ポイントは『あなたが耐えられる範囲内』かどうか。
求人票と待遇が違うのってそれほど深刻な問題じゃないです。あなたが納得できればそれでいいんですから。
特に残業時間がポイントですよね。残業が多ければ一応は残業代が増えます。月40時間くらいまでなら挑戦してみるのもありですよ。
試用期間だけ働いてみるのも悪くありません。
求人票と実際の待遇で悩まないための方法
転職エージェントのアドバイザーを経由しましょう。
求人票と待遇が違うって大問題。アドバイザーに相談すれば、転職エージェント側からお話してもらえます。
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