「正社員のシフト制の仕事ってキツイの?メリットはあるの?」
「早番・遅番って実際どんな時間に帰れるの?」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば正社員のシフト制がきついとわかります。
7年ほど日替わりで早番・遅番が切り替わっていたRyoです。
当記事は、
- シフト制勤務にチャレンジしたい…
- でも、正社員だときついの?
と悩んでいるあなたに、
- こんなデメリットがあるよ
- 本当にきついよ
- 覚悟が必要だよね
というお話をします。
実体験を交えつつ解説しますので、どうぞご覧ください。
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1.シフト制勤務は『遅番』『早番』ばかりになる可能性がある
シフト制勤務(交代制勤務)は基本的に早番・遅番の交代勤務になります
会社により交代の頻度は違います。
私の会社の場合、
早番 7:30~16:30
遅番 11:00~20:00
の2交代制勤務が週ごとに入れ替わります。
早番・中番・遅番の3交代制勤務だと遅番が夜勤になります。
『基本的に交代勤務』。
会社の都合で早番だけ・遅番だけの勤務になる恐れがあるんです…。
① パート社員主体の場合、シフト制が遅番だけになる
例えば正社員が少なく、パート社員やシニアの社員を多く雇っているとします。
パート社員のデメリット
- よく休む
- やめちゃう人が多い
- 中番希望者ばかり
人のいない時間帯を正社員でまわすことになります。
その結果、シフト制が早番だけ・遅番だけになる危険がありますよね。
私の実体験
私は役職の高い人がどうしても遅番をしたくなかったため、1年間代理で遅番をし続けた経験があります。
まぁ、パワハラですね。
2.遅番からの早番・早番からの遅番がある
シフト制勤務は週交代が基本です。
しかし、イレギュラーなことがあると1日で早番・遅番が入れ替わることがあります。
私の経験上、これがシフト制勤務でもっとも過酷な状況でした…。
- 深夜帰宅の早朝出社
- でも、誰も理解していない
- 大変なのは現場だけ
なんですよ。
① 病欠が出ると早番・遅番が代わる
あなたが遅番の時に早番で病欠が出ると早番の穴を埋めなければなりません。
ポイント
- 早番 5名必要
- 遅番 5名必要
早番で休んだら、遅番が残業・早出だよね。
人数のギリギリな中小企業の場合、残業や遅番からの早番で人員を埋めることになります。
最悪の場合、夜勤の翌日に早番というケース。
当然ながら仕事が終わった4時間後に出社という状況になります。
②社員の退社後、人が見つかるまで残業ありのシフト制になる
突然社員が退社してしまった場合、次の人が入社するまで人手不足になります。
人が見つかったとしても即戦力にはなりません。
最低でも1ヶ月は勉強が必要です。
その間、早番からの残業・遅番組が早出するなど『残業ありのシフト制』で人手不足を解消することになります。
長いと1日6時間の残業。1ヶ月で100時間超えもありえます。
1ヶ月で100時間超えの残業は危険です。
私も経験しましたが、重大な病気になるほど体がボロボロになります。
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3.シフト制は有給や休みが取りづらい
- 誰かが残業
- あなたが代理の人を見つけないとダメ
- 誰も長時間残業はしたくない
です。
シフト制勤務の会社は人の休みに敏感。
既にお話したとおり、欠員が出た場合に誰かが残業になっちゃいます。
早番から遅番・遅番から早番になることもあるため、とにかく休めません。
体調不良でも他の人を気遣って出社。
有給が取得できるのは冠婚葬祭など特別な日のみ。
または機械のメンテナンス日など、製造がストップする日に限られます。
他にもシフト制勤務が休日的に厳しい内容があります。
①遅番からの休日、休日後に早番はほぼ休めない。
シフトにより、金曜日が遅番。次の月曜日が早番になります。
時間帯によってはほとんど休めません。
遅番が深夜帰宅。早番が早朝出社になるためです。
②土曜出社になる危険がある
繁忙期はシフト制勤務でも製造量が足りない可能性があります。
その場合、休日出勤という形で製造することになります。
既にお話したとおり、遅番→休日→早番の流れは過酷です。
間の休みが1日だけになると休日は寝るだけの1日になります。
4.シフト制のメリットってあるの?
大きなデメリットばかりのシフト制ですが、一応はメリットもあります。
ちなみに「交代制手当」は貰えない企業もあるためメリットに含みません。
私の会社も交代制による評価は一切ありません。
①出勤時間ラッシュに巻き込まれない
通勤時間はかなり短くなりました。
駅前はもちろん、大通りも車通りが少ないためです。
電車通勤も満員電車が無くなるためストレスを感じません。
遅番の場合はトラックや車用社による渋滞はありますが、朝の通勤ラッシュほどではありません。
②早番時の解放感が大きい
早番時は仕事が途中でも遅番人員と交代できるため精神的に作業が楽になります。
機械が止まってしまっても帰宅時間に影響しないためストレスは減ります。
自分が遅番の場合はその逆になりますが、、。
③遅番時の朝礼ゼロ
朝礼はストレスの塊です。
前日作業の報告
製造数量、成約件数などのノルマ
ラジオ体操当番
一言挨拶の順番
など、言いたくない・やりたくないけどやらないといけないことが待っているからです。
シフト制の場合、役員・部長クラスの出社はシフト制では無い場合があります。
その場合は朝礼は一部の人だけで行えますからストレスが軽減されます。
5.シフト制勤務がつらいあなたへ
シフト制勤務は過酷です。
体力勝負なところもあるため、40代を過ぎるとフラフラになります。
事故やミスの原因にもなります。
一生シフト制勤務を続けるのなら覚悟が必要です。
シフト制勤務がつらいのなら抜け出すしかありません。
シフト制から抜け出す方法は大きく2つ考えられます。
①出世して管理職になる
まずは出世すること。
出世して現場作業から離脱できれば中番の勤務になります。
現場でミスがあった場合は電話が掛かってきますが、そのくらいの対応で終わります。
②製造現場から別の部署へ異動する
交代制勤務をしているのは製造部がほとんどです。
物流などの他部署は夜に作業しても他社が稼動していません。
通常勤務+残業程度の作業で終わりです。
どうしてもシフト制がつらいなら他部署への異動を願うのがお勧めです。
③即シフト制勤務から抜け出したいなら
シフト制勤務で心身ともにボロボロになってしまっているなら転職をお勧めします。
長くシフト制勤務を続けていると感覚が麻痺します。
- 朝は7時に起床して、昼は12時にご飯を食べられる
- 妻や子どもの起きている時間に帰宅できる
- 生活のリズムが整う
このような当たり前の生活を忘れてしまいます。
私はシフト制勤務も通常時間の勤務も経験しています。会社が繁忙期のみシフト制勤務のためです。
帰ってきて妻と子どもが寝ているのは悲しいです。
毎日がこの状況では精神的につらくなるのは当たり前です。
特に20代は転職しやすい時期です。30代でシフト制勤務を続ける大変さを考えて、転職するのは1つの手段です。
最近はブラック企業を徹底的に省いた転職サイトも登場しています。
以下の記事で詳しくご紹介していますので、どうぞご覧下さい。
10代・20代向け転職サイトならDYM就職がお勧めです。
全ての求人先を査察しているため、ブラック企業率が低いためです。
男女関わらず働きやすい職場が見つかります。何と履歴書もなしで面接が可能です。
参考 DYM就職
第二新卒中心にブラック企業率の低い転職サイトをまとめています。
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