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ブラック企業の種類・特徴 労働時間

有給が使えない?!ブラック企業が取り入れている有給防止策とは

嫌味な上司

未だに根強い「有給は使うな!」に要注意

「年間休日数は多くないけど有給を使えば何とかなりそう!」と思っていませんか。

ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。

社会人はほとんど有給を使えません。有給を取ると自分の仕事が回らなくなる恐れがあるためです。さらに、企業が社員に有給を使わせないような仕組みを採用しているケースがあります。

あなたが「お金より休みが欲しい」と思っているのなら、その企業の有給申請方法を調べておくことをお勧めします。

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本当にあった!有給防止策の例

ボードを指差すビジネスマン

まず、有給について知っておきましょう。

労働者の休暇日のうち、使用者(雇用主)から賃金が支払われる有給の休暇日のことである。「 年次」とある通り、1年ごとに毎年一定の日数が与えられる。

1年ごとに一定数、給与が貰える休日が与えられる。ということですね。

労働者に定められた権利なので、企業が何と言っても使うことはできます。しかし、ブラック企業は有給を使うことで社員にデメリットを与えるような仕組みを作っています。

ボーナスの査定に響く

私の知人の会社では有給を使えば使うほどボーナスが少なくなります。評価とは関係なく、有給を使う回数で一律に減らされる仕組みです。

この仕組みでは有給を使っても給与が下がることになります。日給月給制度に似ていますね。

icon-angle-double-right 日給月給制とは?基本給・有給への影響から、ブラック企業が採用する理由まで解説

皆勤手当てがゼロになる

皆勤手当てが定められている場合、皆勤がどのような状態を表すかは企業によって違います。

例えば、

  • 有給は休みに含まないため、皆勤手当てが貰える
  • 有給を使えば皆勤手当てが貰えない
  • 事前に申請した休みで無い場合、皆勤手当てが貰えない

という状況が考えられます。

皆勤手当てのある企業では基本給が皆勤手当て分減らされている可能性があります。

企業独自の有給数を採用している

最初に書きましたが、1年で与えられる有給数は決まっています。

企業独自に有給数を決めているのは違反です。しかし、それを承知で1年に使える有給数を3日だけ・4日だけと定めている企業があります。

もちろん、有給数よりも多く休んだ場合は給与が減らされます。

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休みの取りやすい会社を見つける

有給を期待して休みの少ない企業に入社するのは危険です。上記したように、有給を使わせない企業が数多く存在するためです。

そこで、有給の取りやすい会社を見つけることが必要となります。

  • 組織がしっかりしている
  • 離職率が低く、社員が多い
  • 設備に投資している(機械が最先端であれば労働力が少なくても良い)
  • 福利厚生に力を入れている

DODAなどのエージェントサービスを利用して、有給申請率を質問してみるのも良いでしょう。

icon-arrow-circle-o-right 【求人の質】DODAのブラック企業率が低いのはなぜ?7つの理由と正しい使い方を解説

また、有給に頼らずに年間休日数と労働時間で自分への負担を考えるのも大切です。あなたが責任感の強い真面目な性格の場合、有給を申請できない可能性があるからです。

 

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Ryo

現在は個人事業+メディア編集長として活動。2社の倒産と1社の利益率激減を経験。激務のブラック企業勤めで2回倒れています。 仕事でヘトヘトになっている状況を向き合って欲しく、ブラック企業からの脱出を応援する『Blahara(ブラハラ)』を運営! プロフィールはこちら ⇒ 運営者情報

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