「祝日出勤の会社に入るのってどうなんだろう。今まで祝日休みで生活してたし、どういうデメリットがあってどのくらいつらいのか分からない。休みが少ないのは理解できるけど。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、初めて祝日出勤の会社に入ったときの辛さやきつさが分かります。
元ブラック企業社員のRyoです。祝日出勤及び長期連休なしの年間休日96日の会社に勤めた経験があります。
当記事の内容はこちら
- 祝日出勤の会社に入る辛さ・きつさを4つ紹介
- 祝日出勤の会社に勤めるなら押さえておきたいポイント
友人が休みなのに自分だけ出社…が不満になります。長期連休も祝日を含みますので期間が短くなりますね。3連休がないって意外ときついです。
だから『年収が高い』とか『本当にやりたい仕事』などのメリットが必要です。
それぞれ詳しく解説していきますね。
1.祝日出勤の会社に入る辛さ・きつさを4つ紹介
以下の4つです。
- 家族や友人たちと休みがあわない
- 長期連休が短くなる
- 時給換算すると給与が少なくなる
- 各月のリズムが一定
休みが少なくなるって時間的に疲れが取れないだけじゃないんです。他の人との『ズレ』がじわじわと悩みの種になります。
① 家族や友人たちと休みがあわない
祝日休みの家族や友人と休みがズレてきます。
- 「明日何する?あ、お前は出勤か…。」
- 「今月は3連休があるな。あ、お前はないのか…。」
- 「パパ、明日もお仕事なの?」
私は友人たちと休みがあわなくなりました。
友人たちは泊まりで遊んでいるのに、私だけ途中で帰宅。友人たちが遊んでいる中、自分だけ仕事なので何か『ガッカリ』しましたね。
分かっていることなんですけど感情がついてこないんですよ。
テレビの『3連休渋滞情報』などもストレスになる
お盆やGWの『折り返し情報』がありますよね。でも祝日出勤だと、折り返し地点でようやく長期連休がスタートした状況。
テレビの報道を見るだけでもストレスになります。
もちろん慣れはあります。疲れている時に見ると「休みたいな…」って思うんですよ。
② 長期連休が短くなる
GWやシルバーウィークは祝日が関係しますよね。
会社によってGWは長期連休がもらえることがあります。祝日休みかは置いといて、5連休~が会社規定の休みになっているケースですね。
※これに関しては求人票の『GWあり』で判断できます。
問題はシルバーウィーク。祝日が続くため連休になります。なので祝日出勤の会社でシルバーウィークはありません。
サービス業の場合、年末年始が出社になることがあります。
▼年間休日は105日ほどです。詳しく知りたいならこちら▼
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【注意】年間休日数105日ってどう?何とかなるって考えないほうが身のためな理由
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③ 時給換算すると給与が少なくなる
祝日出勤なので当然年間休日が減ります。105日以下が一般的ですね。
年間休日が減れば減るほどあなたの時給って下がります。年収300万で1日8時間労働の場合を考えてみましょう。
- 年間休日125日 → 時給1,562円
- 年間休日105日 → 時給1,470円
同じ年収なのに時給が100円近く違います。大きいですよね。
休みが多ければ多いほど時給的にはお得
時給が高いとあなたの労働価値が上がります。同じ仕事内容なら1日でも年間休日が多い方を選ぶべき。祝日出勤の会社はあなたが『損』をします。
④ 各月のリズムが一定
例えば9月ってモチベーションが上がります。連休が多いので『働く日数が少ないから』です。でも祝日出勤ならそれがありません。
祝日休みの会社に勤めていると6月ってがっかりです。祝日が1日もないので長く感じますよね。祝日出勤の会社は毎月が6月状態。
特定の月でモチベーションが上がることがありません。なのでジワジワと疲れがたまってきます。
だから祝日出勤の会社に勤めるならメリットが必要なんです。以下、続けて解説しますね。
2.祝日出勤の会社に勤めるなら押さえておきたいポイント
以下の3つです。
- 有給が取りやすい社風かどうか
- 年収が平均より高い
- ストレスの少ない仕事かどうか
休みが少ないのが決定してますよね。だから『休みを増やせるか』『労働量が多いので、それだけ給与が高いか』がポイントになります。
ポイント① 有給が取りやすい社風かどうか
有給が使えれば普段の休みが少なくても耐えられます。
有給が取りやすい社風かどうかは『労働力の使い方』で分かります。効率化にお金を使っている会社は有給が使いやすいですね。そもそも人手不足になってないので。
労働力不足だと有給は取りにくい
- ギリギリの人員しかいない
- 効率が良くなるツールを導入していない
- 根性とか精神論が求められている
上記の会社は避けましょう。単純に残業の長い会社ほど有給は取りにくいです。
▼残業の長い会社を調べたいならこちら▼
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ポイント② 年収が平均より高い
祝日出勤の分、年収が高くないと時給が低くなりますよね。
- 年間休日120日 → 年収300万
- 年間休日105日(祝日出勤) → 年収350万
上記のように、同業他社で年間休日の多い会社より年収が高くないとメリットがありません。
特に基本給額がポイント。
最低でも基本給20万の会社に勤めるべき。あなたが中途ならもっと高い額を狙った方がいいですよ。それが無理なら素直に年間休日120日以上の会社に勤めましょう。
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ポイント③ ストレスの少ない仕事かどうか
ただでさえ休みが少ないんです。仕事内容や人間関係でストレスがあれば耐えられません。特に注意して欲しいのは以下のとおり。
- 交代制勤務(早朝出勤や夜勤)
- 人との関わりが多すぎるかどうか
- 空調設備が悪い
- 通勤に1時間以上かかる
毎日規則正しい生活ができる。怒鳴られたりしない。これだけで仕事のストレスって減りますよ。
クレーマーが来たとしても社員が慰めてくれるとかですね。社員が助けてくれる会社は祝日出勤でも勤める価値があります。
まとめ:理由がなければ祝日出勤の会社は避けましょう
どうしても勤めたい理由がなければ祝日出勤をする価値はありません。理由は以下のとおりです。
- 家族や友人たちと休みがあわない
- 長期連休が短くなる
- 時給換算すると給与が少なくなる
- 各月のリズムが一定
もし祝日出勤の会社に勤めたいのなら『人間関係が円滑』で『仕事内容もつらくない』ことが大事。素直に離職率の低い会社に勤めるべきですね。
リモートワークなんかもありです。時間が自由になる+通勤時間がないから祝日がなくても働きやすいですよね。
以上、『祝日出勤の会社に入るのはどう?勤めて分かった辛さ・きつさ4つを紹介』という記事でした。