「会社の公私混同ってどういうことがあるんだろう。社長や上司の指示で色々とやってきたけど…。引っ越しとかおかしくない?具体例を聞きたい。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば会社の公私混同の具体例が分かります。
元ブラック企業社員のRyoです。アルバイト時代と工場勤務時代に公私混同を経験しました。
当記事の内容はこちら
- 会社の公私混同の具体例『上司・社長の指示で私が経験した4つのこと』
- 社長が公私混同している会社の今後について
『引っ越し』『プライベート用のパソコンメンテ』『草野球』『会社のパソコンを私物扱い』の4つです。
上司や社長が公私混同していると『裏ではもっと会社を私物扱いしている』と想像できます。手伝わされた社員のモチベーションも落ちるため、成長が期待できません。
それぞれ詳しく解説します。
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1.会社の公私混同の具体例『上司・社長の指示で私が経験した4つのこと』
以下の4つです。
- 引っ越しの手伝い
- プライベート用のパソコンメンテ
- 地元の草野球の強制参加
- 会社のパソコンを私物扱い
仕事の時間中に仕事と関係のない作業の指示があるパターン。会社の時間外の内容を強制されるパターンの2つがあります。
田舎だと『上司の田植えの手伝い』とかもありますよ。私も部長から手伝わないかって声をかけられました。(普通に断れたのでよかったですが。)
① 引っ越しの手伝い
工場のメンテナンス日に数名で先輩のアパートの引っ越しを手伝いました。いらなくなった冷蔵庫を会社に持ち込むという作業があったものの、仕事とは関係ない内容です。
昔から何度かあったとのこと。地方の小さな工場なので仲間意識が強かったんですよ。
引っ越し作業は2時間ほどで終了しました。移動も含めれば3時間ほど。主に若手中心で重いものを運搬した流れです。
② プライベート用のパソコンメンテ
アルバイト時代に会長から呼ばれ、会長のデスクトップパソコンの『word』を使えるようにしました。仕事時間内です。
当時、会社が傾きつつあり私にもまとまった仕事がありませんでした。仕事を作ってくれたという点は素晴らしいのですが…。
やはり個人のパソコンに対して作業するのは公私混同になりますよね。アルバイト時間が終わった後に依頼して、何かしらのお礼があるのなら話が通ります。
③ 地元の草野球の強制参加
休日に若手全員に草野球の参加を指示されました。特に予定がなければ参加することという指示です。
- 仕事と関係はない
- 休日手当はでない
- 最初から人数に組み込まれている
これが3年ほど続きました。
一応、お昼ご飯は出たものの…何のための参加だったかは今でも答えが出ません。街中にポツンとある工場だったため、地域の人との交流を考えた行動だったと思います。
仕事時間外でも上司・部下の関係
当然ですが『上司・部下』の関係で命令されます。
野球でミスすれば叱られますし、面倒なことは若手の仕事になります。野球でのプレイが職場でも話題にされますよね。
その後、バレーボール参加も指示されました。そちらは体育会系の営業さんがいて『プレイする度に笑われるというパワハラ的な扱い』を受けたので完全に拒否するようにしました。
④ 会社のパソコンを私物扱い
以下のようなことです。
- スマホを充電する
- スマホゲームの攻略法を調べて印刷する
- ニュースを見たり、壁紙を好きなアイドルにする
まずは充電。会社の電気を使ってるので会社のお金を無駄遣いしているのと同じですよね。
スマホゲームの攻略法の印刷は紙とインクの無駄。これも作業時間に上司がしていました。履歴が残ってたのと、なんと『裏紙』になってたので気付きました。
壁紙設定は良くありますよね。パソコンは会社の備品。他の人が使う可能性もありますよね…。
※アットホームな職場だと『公私混同も良し』と思われてます。でも充電や印刷は公私混同。ここを管理職が区切れるかどうかがポイントです。
特に『社長』が公私混同している会社は注意が必要です。会社の伸び具合が変わってくるからです。
2.社長が公私混同している会社の今後について
社員も公私混同するようになります。
- スマホを充電する
- 空いた時間でゲームをしたり、好き勝手に印刷
- あまり使わないものも経費で買う
当然ですよね。社員は上の真似をしますから。
社長クラスの場合は公私混同の内容も変わってきます。社内で見えるのはほんの一部分だけ。裏ではさらに公私混同していると考えられます。
だから『まともな社員からモチベーションが低下』するんですよ。
社員の疑問がモチベーション低下につながる
まともな社員って会社の状況を細かく分析しています。
本当は公私混同したくないのに、上司がしてるから止められません。モチベーションが下がっていきます。
どこかで気持ちが爆発するポイントが出てくるはずです。チェックしましょう。
改善提案書で『スマホの充電はおかしい』とか、上司に向かって『ゲームをやるのはどうなんです?』と注意したら限界点。少ししたら退職しますよ。
だから社長が公私混同している会社は長く勤めるべきではありません。売上の伸びている会社って社長から『節約』とか『公私混同はダメ』って言いますからね。
まとめ:会社の公私混同は断りましょう
公私混同は以下のような例です。
- 引っ越しの手伝い
- プライベート用のパソコンメンテ
- 地元の草野球の強制参加
- 会社のパソコンを私物扱い
上司が公私混同すれば部下も公私混同します。そのうち会社の統率がとれなくなりますよね。
社長が公私混同している会社は要注意。仕事のできる人から愛想が尽きてやめてきます。普段から言動をチェックしておきましょう。
以上、『会社の公私混同の具体例『上司・社長の指示で私が経験した4つのこと』』という記事でした。
公私混同が多い家族経営の会社についてはこちらです。
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