「自分の会社がブラック企業なのかチェックしたい。簡単な診断テストってないのかな?」
そんな疑問にお答えします。
当記事ではあなたの会社がブラック企業なのかチェックできます。
元ブラック企業社員のRyoです。その経験を元にチェックリストを作りました。
労働時間・給与・人間関係の3項目をチェックするだけで簡単に診断できます。
診断後にブラック企業だと判明したら脱出しないとダメですよね。
どうすれば穏便に退職できるのか。ホワイト企業に勤めるには何を考えればいいのかまでバッチリ解説します。
どうぞご覧ください。
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1.ブラック企業診断チェックリスト『あなたの会社はどっち?』
仕事とは労働力を提供してお金を得る行動です。
仕事の働きやすさは大きく3つの内容が影響します。
- 労働時間
- 給与
- 人間関係
この3項目のバランスが崩れている・明らかに法律違反な状況だと会社はブラック企業化します。
それぞれの項目別にブラック企業チェックリストをご用意しました。
早速チェックしてみましょう。
労働時間の項目
- 早朝出勤・深夜帰宅がある
- 基本的に休憩時間が無い
- 上司が帰るまで帰れない
- 年間休日が100日前後である
- 有給が使えない(忌引きなどを含む)
- 月の残業時間が60時間を超える
- 特定の人間だけ仕事量が多い
- 残業時間が自己申告制だ
給与の項目
- 残業代が基本給や手当に含まれている
- 上の世代と自分たちの世代の昇給額が全く違う
- 基本給が低く手当が多い
- 自費の勉強会・懇親会がある
- 役職に付かないと給与がほとんど上がらない
- 役職に付いても手当が無い
- 交代制勤務で交代性手当てが無い
- 年収が300万円以下
- 昇給が5,000円未満
人間関係の項目
- 教育係がいない
- 30歳以下の人間が多い
- 独身者が多い
- 女性が半数以上を占めている
- パワハラ・モラハラがある
- 暴力がある(軽い平手打ちなども含む)
- プライベートに干渉される
- 社員同士の連携が無い
- 社員間の能力差が大きい
その他の項目
- 福利厚生が無い
- 入社時の話と違う業務内容になっている
- 社訓の唱和がある
- 参加しなければならない会社行事が多い
- 駐車場が自己負担だ
- 社員を常に募集している
- 管理職が多い
5つ以上該当すればブラック企業認定です。
太字の項目は1つでも〇があればブラック企業です。
以下、それぞれの項目について詳しく解説します。
なぜこのチェックリストがブラック企業認定につながるのかも合わせてお話します。
2.ブラック企業を認定する3つの判定項目について
私はアルバイト時代を含め2社の倒産を間近で見てきました。
会社に利益が無くなると利益を追求するあまり、従業員の気持ちを考えない手段が取られます。
その手段が労働時間・給与・人間関係の3項目に影響を与えます。
仕事が労働力を提供してお金を得る行動である以上、人間関係はそれほど影響しないと思われるかもしれません。
しかし、定時帰宅・年収350万円の会社に入社したのにうつ状態になった経験があります。その理由が人間関係による『気疲れ』です。
怒鳴る・暴力を振るうだけがブラック企業ではありません。
教育が無く、仕事を与えない。情報が分からない状況を続けることもブラック企業です。
①ブラックな会社は労働時間が非常識である
ブラック企業と言えば過労死するほどの残業時間。
月の残業が80時間を超えると過労死する危険があります。
ポイント
厚生労働省が脳や心臓疾患による過労死の基準として『発症1ヶ月前に月100時間の残業、発症2~6ヶ月前に1ヶ月当たり約80時間の残業があった場合』に因果関係があるとしています。
ブラック企業の場合は休日出勤も含めて100時間以上の残業になる可能性があります。
また、始業時間前の掃除や雑用を強要されます。
年間の休日数が100日未満も要注意です。
長期連休が無くなります。一生で考えると年間休日125日の会社と比べて1,000日近く無料奉仕することになります。
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②ブラックな会社は働いても生活がラクにならない
ブラック企業は従業員を使い捨てにして、自社の利益を増やそうと考えています。
そのため、どれだけ頑張って働いても給与が増えません。
働くだけ損をする『ワーキングプア』になります。
ワーキングプアになるかどうかは『時給』を考えれば分かります。
あなたの1時間当たりの給与がアルバイトやパート以下の金額ならブラック企業です。
昇給が少ない・基本給が低い・残業代が出ないなど、時給が増えない方法に心当たりはありませんか?
時給が高ければ労働時間も少なくて済みます。
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③上司が理不尽ならブラック企業になる
人間関係は労働時間と給与に影響する大事な部分です。
単純に『あなたのストレス』にもつながります。
例えば上司と仲が悪いとしましょう。
あなたの上司はあなたを評価するのが仕事です。気に食わなければ評価を下げます。
あなたの評価が下がれば昇進やボーナスに影響します。
仕事上の相談ができなければミスが増えます。事故の原因にもつながります。
会社に問題が無くても上司に問題があればブラック企業です。
事実、人間関係は転職理由の不動の一位となっています。
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3.ブラック企業を辞めたいあなたへ。具体的な脱出法について
ブラック企業に長く勤めると『洗脳』されてしまいます。
- 「他の会社にいっても同じ。」
- 「つらいのは自分の頑張りが足りないから。」
- 「自分は社会に溶け込めない人間何じゃないだろうか。」
仕事は大変なものですが、何ともならないものではありません。
ブラック企業は異常な場所だと知ることが大切です。
あなたの会社がブラック企業だったとして、次に不安なのが転職です。
「転職先が見つからなかったらどうしよう。」
と思うので、ブラック企業から脱出できなくなります。
そこで最近の転職事情を知ることが大切です。
①ブラック企業率の低い転職サイトが増えている
転職と言えばハローワークです。
しかし、ハローワークはどんな企業でも求人を出せるためブラック企業率が高くなります。
だから連続でブラック企業に入社する人がいます。
大切なのはブラック企業率の低い転職サイトを使い、アドバイザーと相談することです。
転職活動は孤独です。
あなたの悩みを誰かに相談できるだけでも焦りが無くなります。
私もハローワークのみを利用したためブラック企業に再度入社してしまいました。
当ブログでは『ブラック企業率の低い転職サイト』を厳選しています。
10代・20代向け転職サイトならDYM就職がお勧めです。
全ての求人先を査察しているため、ブラック企業率が低いためです。
男女関わらず働きやすい職場が見つかります。何と履歴書もなしで面接が可能です。
参考 DYM就職
アドバイザーとの相談を前提にするならtype転職エージェントがお勧めです。
女性のアドバイザーが多く在籍しており、男女共に悩みを相談しやすいためです。
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