差別と適材適所は別物
「男性社員と同じ仕事をしているのにボーナスが低い・・・。」とお悩みじゃないですか?
ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。
同僚の男の子は色んなものを買っているのに、私は買えない。もしかしたら女性社員のボーナスが低い会社かもしれません。性別による給与の差別はお金以外にも問題を抱えている可能性があります。
今回は女性のボーナスが少ない会社が持つ注意点を3つご紹介します。もしかしたら、差別からパワハラに繋がるかもしれませんよ。
女性は辞めるものと言う認識がある
現状、日本のほとんどの会社が古くから残っている企業です。特に地方の企業はほとんどと言って良いほど30年以上残っている会社です。
老舗企業の多くは古い考えを持っています。
未だに男尊女卑の考えは根強く、
「女性は妊娠、出産して30歳までに辞めていく。」
と考えている役員は大勢います。役員が60代前後のバブル世代だからです。
役員、経営陣は会社を守っていかなければなりません。会社を守るには無駄な経費を減らすと良いですよね。そして、もっとも大きな経費が人件費です。女性の給与・ボーナスを減らすことで人件費を削り、新女性社員を入れることで会社の新鮮化を狙います。
産休・育児休暇制度が使えない可能性
現状、ほぼ全ての企業に産休・育児休暇の制度があります。しかし、それが使えるかどうかは別です。使ったところで自分の帰ってくる席が無くなる可能性があるためです。
女性が子どもに関する制度を使えない企業の多くは「女性の役職社員」が居ません。
女性の役職社員が居ると、女性社員の立場や理解が改善します。私の会社も女性の事務職の給与が低いため、急な退職が相次ぎました。総務部に女性の課長が居るため、役員への交渉を行ってもらい徐々に改善されました。もちろん有給消化も直ぐに行えます。
女性のボーナスが低い会社は男尊女卑の傾向があると言いました。このような企業は女性の役職社員が居ない可能性が大です。働いてもお金が貰えず、長続きしないためです。結果、上記の産休・育児休暇や女性特有の休暇が取りづらくなります。
昇進に限度がある
女性のボーナスが低い理由の1つに「男性と仕事内容が違う点」があります。例えば現場仕事と事務仕事なら給与が違って当然です。そして、女性の多くが現場以外の仕事に就きます。
昇進するのは現場からです。
企業によっては昇進の段階が違う場合があります。
平社員 → 主任
ではなく、
平社員 → 班長
という流れがあります。
役職の流れが違うため、どこで役職がストップするのかも分かりません。班長で止まってしまうかもしれません。
昇進に限度があれば昇給にも限度があります。長く働いても女性が評価されない職場に女性が勤めるメリットはありません。
まとめ
- 男女で給与・ボーナスが違う場合、その理由が明確であるかどうか判断する
- 女性の役職社員が居ないと女性社員の理解がされない恐れがある
- 結婚後も勤めたいのなら、昇給額・昇進にも目を向ける
給料の問題点、昇給・年収についての情報は以下の記事に全てまとめてあります。
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