「女が月60時間残業するっておかしいよね?」
「性別で判断するわけじゃないけど、女性が残業多いって良いの?」
当記事では女性の残業とブラック企業の関係性についてお話します。
ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。
働く女性が増えたため、男女の仕事に対する差が減っています。
しかし、女性は男性に比べて力や体力がありません。女性を過度に残業させる会社はブラック企業である可能性が高いです。
当記事では女性が月の残業60時間以上になった場合の注意点を4つお話します。
女性の残業は『残業時間』だけが問題ではありません。
どうぞご覧下さい。
1.女性の深夜残業は帰りが危険
会社は社員の通勤中も責任を負わなくてはいけません。
帰宅途中の事故や怪我は労災に認定されるケースがあります。
女性の深夜残業は帰路が危険です。人が少ない時間帯に帰宅しなければならないためです。
そういう意味でも女性を早く帰宅させる会社は社員を大切にしていると言えます。
①女性を終電まで残す会社は特に注意
女性を最寄り駅の終電まで働かせる会社があります。
電車は必ず動いているとは限りません。
事故などで時間が変ってしまった場合、あなたは帰れなくなります。
タクシーで帰るかビジネスホテルに泊まるしかありません。それができない場合、深夜に女性1人が取り残されることになります。
終電近くまで働かせる会社はブラック企業が多いため特に注意が必要です。
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2.残業中はセクハラの危険度が高まる
残業の危険は帰宅時だけではありません。
残業中は社員の数が減ります。場合によっては上司と2人きりのこともあります。
残業中は女性のセクハラ被害が増えます。男女が少ない人数で長時間一緒になるためです。
特に上司の言動には要注意。
権力で女性社員を抑え付けて、セクハラを行うケースがあるためです。
①上司とブラック企業の関係性について
仕事内容が労働時間が普通でも人間関係が悪いとあなたにとってのブラック企業になります。
特に上司との人間関係が悪いと危険です。
上司はあなたを評価します。
あなたの評価が悪くなると以下の点で不利になります。
- 昇進
- 昇給
- ボーナス
このような会社で頑張って働いてもまともな給与は貰えません。
残業中に上司がセクハラをした時点で役員クラスに訴えましょう。そうしないと、あなたの待遇が悪くなるばかりです。
3.産休や育休が取得できなくなる
女性も過度の残業をしている会社は労働力の分散ができていません。
- 特定の人がたくさんの仕事を任されている
- あなたの仕事を代わりにできる人がいない
この状況では休むに休めない状況になります。
有給取得しても構わないのですが、気持ち的に休めません。
休んでもあなたの仕事が増えるだけなので、逆に大変になります。
当然ながら産休や育休の取得も難しくなります。
あなたが結婚し、妊娠した後は退職を勧められる危険があります。
①女性の働きやすさを知る方法
例えば企業の口コミ転職サイト『キャリコネ』では、女性の働きやすさの情報も集まります。
お話した通り産休や育休が取得できるかどうかも分かります。
女性の役職社員がいなければ女性が出世できない会社の危険もあります。
転職を考える場合は必ず女性の働きやすさを知っておきましょう。
キャリコネに関する詳しい記事はこちらになります。
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4.会社の人員不足が進んでいる
新卒・若手社員が辞めてしまうと誰かがその作業を引き継がなければいけません。
男性社員にこれ以上負担をかけられない場合、女性社員に割り振られるケースがあります。
私の会社の場合は繁忙期に男性社員の残業時間が80時間を超えたため、一部を女性社員に負担させました。
最初の話に戻りますが、このケースの場合、既に仕事量が人員に対して多すぎる状態です。
この会社にあなたが入社すると多すぎる仕事量を一気に押し付けられる可能性があります。
私の会社の繁忙期に入社したのなら入社翌日から月に60時間の残業が割り振られます。
①社員が定着しない
人員不足からのつながりになりますが、人員不足になるには原因があります。
原因の大半が新卒・若手社員と入社したばかりのパートが辞めてしまうことです。
入社したての社員は戦力になりません。
仕事を覚えるまでには1ヶ月~3ヶ月は必要です。教育しつつ自分の仕事をこなすのは同じ仕事でも2倍の労力が必要です。
社員が繰り返し辞めてしまう部署では、慢性的な人手不足になるため女性社員も残業をする可能性があります。
社員が定着しないことには理由があるはずです。
その改善案が半年~1年間も出ていない場合、社員のモチベーションが低い会社だと考えられます。
モチベーションの低さには理由があります。
それが労働時間・労働環境・給与・人間関係などブラック企業と関連性のあると考えられます。
まとめ
男性・女性はそれぞれ得意分野が違います。
女性の特技を上手に取り入れた運営をしている企業は伸びます。
逆に女性に残業ばかりさせる会社は何らかの問題を抱えています。
あなたは月に60時間以上残業をしていませんか?
女性は残業の疲れが肌や顔・髪に影響します。疲れた顔をしているなと感じたら、女性の働きやすい会社を探すようにしましょう。
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