「ブラック企業を面接で見抜く方法って無いのかな。求人では見えない部分もあるだろうし。これだけは見ておけ!ってポイントが合ったら教えて欲しい。」
という疑問にお答えします。
ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。
若い頃にブラック企業に勤めてしまったため、10年以上ブラック企業について研究しています。
ブラック企業は面接で簡単に判断することが可能です。
- 圧迫面接
- 即採用
- 職場見学なし
のどれかが該当すればブラック企業です。
当記事の内容はこちら
- ブラック企業を面接で見分ける3つの方法
- 常識的な企業の面接について
- 面接でブラック企業判断できる質問内容
「転職先が決まらなくて焦ってたけど、今回は即採用された。明日から出社だ♪」が危険だと分かります。どうぞご覧下さい。
1.ブラック企業を面接で見分ける3つの方法
以下の3つです。
- 圧迫面接かどうか
- 即採用、即出社
- 職場見学があるかどうか
面接って社風が出ます。ラフな会社ならラフな面接になりますし、しっかりした会社ならかしこまった面接になります。
雰囲気の良い悪いは置いといてあなたがチェックすべきは『常識的かどうか』です。
方法① 圧迫面接かどうか
圧迫面接を採用している会社はブラック企業です。
「社員がストレスに強くないと勤まらない。」
と自ら言っているようなもの。
ま怒鳴ったり人を否定するような態度で『ストレス耐性』は分かりません。面接はどうしても採用者である企業側に力があります。弱者である面接者は萎縮するしかないためです。
社員がストレスを溜める理由は『理不尽な人間関係』によるものです。納得できる指示や残業代がもらえる月40時間くらいの残業までは耐えられます。
上司から理不尽に叱られた社員は能率が6割落ちると言われています。
暴言を吐かれた人は脳の処理能力が61%下がる。
自分の所属しているグループ内の人が怒鳴られた場合は33%下がる。
参考 クリスティーン・ポラス氏
方法② 即採用、即出社
即採用、即出社は人員が不足している証拠です。
人員が不足している会社は以下のような問題が考えられます。
- 1人当たりの作業量が多い
- 退職ラッシュがあった(たくさんの退職者が出た)
- 人手不足で会社の生産効率が落ちている
- 離職率が高い
常識ある会社は即採用、即出社はしません。
なぜなら『社内で採用するかを判断する会議』があり、『面接者にも入社までに準備が必要』なことが分かるためです。
※詳しくは『『訳あり』"即採用求人は怪しい"が正しい3つの理由【高ブラック】』という記事にまとめています。
方法③ 職場見学があるかどうか
面接には職場見学が含まれます。
(面接日と職場見学日が別々なこともあります。)
面接は会社があなたを判断するだけじゃありません。あなたも会社を判断する場所です。職場を見て「これは体力的に無理だな。」と思えば内定を辞退することも可能です。
職場見学をさせないのは問題があるため。
ブラック企業は見せたくない部分を隠す特徴があります。例えば求人でも給与や年間休日の具体的な日数を書きません。
※職場見学が合った場合は『職場見学でブラック企業を見抜く7つの方法!入ってはいけない会社が丸分かり!』に掲載しているポイントをチェックしましょう。ブラックかどうかを判断できます。
2.常識的な企業の面接について
ブラック企業の面接が分かったところで『面接とは何か』を知り、正しい面接について知っておきましょう。
面接でブラック企業を見抜く基準になります。
面接とは:企業とあなたのマッチングを判断する場所
面接は企業とあなたが直に話をする場。
話す内容は『企業とあなたのマッチングについて』です。婚活パーティを想像すれば分かりやすいですね。
「君はうちでちゃんと働こうと思ってるの?」
「ハイ。〇〇という理由で働けると思います。」
「こういう作業内容は大丈夫そう?」
「ハイ。マニュアル化してあれば1つ1つミスなく作業できます。」
こういう流れですね。
逆にあなたも面接官に質問をすべき。面接官は質問に答える義務があります。
正しい質問内容:あなたが長く働ける人材かどうかが基準
面接官の質問内容もあなたが長く働けるかどうかを追求すべきです。
圧迫面接で怒鳴られても『内容』がありませんよね。怒鳴ったことに耐えたから採用。は長く働ける人材を見抜く方法とは言えません。
長く働ける人の特徴ってシンプルです。
- 家が近い
- 責任がある(家族がいる、など)
- 働こうとする意思がある
できる会社ほど『家が遠い人ほど離職率が高くなること』も知ってます。
長く働ける人が入社すれば再び人材募集をする必要がありません。人材募集は費用も労働力も使います。会社にとって『無駄』でしかありません。
あなたと会社がマッチングしていれば『すぐ辞めよう』なんて思いませんよね。
3.面接でブラック企業判断できる質問内容
ブラック企業を見抜ける質問内容を3つご用意しました。
面接時にあなたからも以下の質問をしてみましょう。
- 既婚者の数を聞く
- 残業時間(平均ではなく、残業が多い月の時間)
- 入社にあたって準備すべきもの
質問① 既婚者の数を聞く
離職率の高い会社ほど既婚者が少なくなります。
待遇的に恋愛を楽しめる余裕が無いためです。
「結婚されている方って多いんです?」みたいに、カジュアルに質問をして見ましょう。
ファミリーカーの数でも判断できます。
質問② 残業時間(平均ではなく、残業が多い月の時間)
求人記載の残業時間が『古い情報』の可能性があります。
平均残業時間ではなく、もっとも残業が多い月の残業時間を聞きましょう。
平均が10時間でも繁忙期に月80時間になるとフラフラになってしまいます。毎日が低ストレスになる職場を選ぶべきです。
質問③ 入社にあたって準備すべきもの
ブラック企業は『損』をしたくありません。できるだけ会社側で社員用品を準備したくない心理があります。
なので、入社時に準備すべきものを聞いてみましょう。
スマホやパソコンまで私物を持参する事になった場合は要注意。工場なら『靴』『帽子』ですね。
普通の面接を受けたいあなたへ
面接でまで『ブラック企業判断』をしたくないあなたは離職率の低い求人を扱っている転職サイトを利用すべきです。
10代・20代向け転職サイトならDYM就職がお勧めです。
全ての求人先を査察しているため、ブラック企業率が低いためです。
男女関わらず働きやすい職場が見つかります。何と履歴書もなしで面接が可能です。
参考 DYM就職