「会社で家族のことをバカにされたんだけど…。これってモラハラじゃないの?さすがに怒って良いのかな。実際に上司に向かってキレた人の話が聞きたい。」
という疑問にお答えします。
BlaharaのRyoです。以下のような経験があります。
- 小さな工場に10年ほど勤める
- 工場長に『お前、父親いないみたいだなww』とバカにされる
当記事の内容はこちら
- 家族をバカにされて工場長に反論した話
- 家族をバカにする上司とのこれからの付き合い方について
- モラハラ・パワハラの逃げ道を確保する方法
実際にモラハラを受けた私なのでお伝えできることがあります。そりゃ誰だって反論したいですよね。でも、それからも仕事は続きます。穏便に済ませたい気持ちもなくはない。
そういうデリカシーにお答えしますので、どうぞご覧ください。
1.家族をバカにされて工場長に反論した話
当時、私は入社して3年目ほど。小さな工場で『事務仕事及び資材管理』の仕事をしていました。そのため、工場長や課長がいる工場事務所に何度も足を運ぶことになります。
工場事務所では上司らが『隠れてスマホゲームをプレイしながら攻略法を調べる』という状況。まぁ、小さな工場にありがちな甘えがありました。
私はいじられキャラでして、工場事務所に行くたびに何かしらいじられてました。
汗をかいていれば『どうした?暑いのか?』。
忙しくしていれば『そんなに忙しくないだろう』。
上司はいじって部下とのコミュニケーションを取る方針でした。
とある日。
私が忙しく働いていると工場長が以下のことを言いました。
「○○。お前って父親いない感じだよなww」
何を思って工場長がその発言をしたのか分かりません。近くにいた課長や係長もただニヤニヤしていました。
私の家は決して裕福じゃありません。それなのに高い学費を払って大学に進学させてくれたのは父親が『何とかする』と言ってくれたから。
最初のアルバイトに失敗して泣きながらやめようとした時も父親が代わりに電話してくれました。(情けない話ですが。)
そういうことから、私は家族をバカにされるのだけは嫌なんです。いつもは『そんなことないですよーww』とヘラヘラしていた私が顔を真っ赤にして反論しました。
「どういうことですか!うちには立派な父親がいます。ちゃんと僕のことを育ててくれました。」
仕事もほどほどに事務所の扉を思い切り閉めて退出。
謝罪等はありませんでした。
以上がことの顛末です。
結果:反論した後に家族のことを話題にされることはなくなった
ありがたいことに、それ以後私の前で家族のことを話す人はいなくなりました。仕事にも影響することなく、10年間普通に働くことができました。
もし、ずっとモラハラを受けていたら早期に退職していただろうなと思います。
モラハラ・パワハラ的な扱いは続きます『性格の問題』
ただし、別の部分でモラハラ・パワハラ的な扱いは続きました。
- 40℃の倉庫内を長袖で働く ← 暑いか?と笑われる
- 仕事量が多すぎると相談する ← そんなことはないと即否定される
- 熱中症で倒れる ← 翌日に笑われる
上記のとおりです。
モラハラ・パワハラは上司の性格的な問題です。反論した内容に関しては黙ってくれても、それ以外のところでボロが出ます。仕方ないですね…。
2.家族をバカにする上司とのこれからの付き合い方について
家族をバカにする上司はやはり危険人物です。以下のような付き合い方をしましょう。
- できるだけ接点を減らす
- その上司の『仲間』になる
- 徹底的に反発する
付き合い方① できるだけ接点を減らす
- 2人きりにならない
- 別の上司や同僚を仲介する
上記のとおり。
そもそも会う頻度が少なければモラハラを受ける危険って減ります。後は『他の人と同席すること』ですね。モラハラ的発言があったとして証人ができます。
付き合い方② その上司の『仲間』になる
- おだてる
- 褒める
- 逆に上司の話題を出す
家族をバカにするタイプの人って『ストレスを外に発散する性格』です。だから、おだてたり褒められることが好き。自分の話をするのも好き。
上手にコミュニケーションで黙らせましょう。
付き合い方③ 徹底的に反発する
パワハラ・モラハラ的発言がある度に反論します。
結果的に会社に居づらくなるでしょうが、間違っているのは上司。あなたは正しいことをしているだけです。先に『逃げ道』を確保してから反発するようにしましょう。
私も細かく反発し続けました。わりと『扱いづらい人物』になってましたが、これはこれで会社での居場所が確立できて良かったです。
残業とかも断りやすくなりました。
3.モラハラ・パワハラの逃げ道を確保する方法
社内に家族をバカにする危険人物がいる以上、あなたはどこで『嫌われて評価を落とす』か分かりません。以下の方法で逃げ道だけは確保しておきましょう。
- 個人の労働組合に加入しておく
- いつも同業界の仕事をチェックしておく
- いざとなれば証拠を取る準備をする
方法① 個人の労働組合に加入しておく
インターネットから加入できる労働組合があります。
こちら ジャパンユニオン
■ 日本国憲法、労働組合法の団結権、団体交渉権、団体行動権などによって組合員としての権利と保護を受けられます。
実はそこまで頼もしい存在ではないです。
ただ、上司が色々と脅してきた時に、
『個人の労働組合に加入しています。そちらの代表からご連絡さしあげます。』
という武器ができます。
労働組合のない小さな会社員なら利用すべき。労働組合がないと上司・役員って好き勝手やりますからね…。気をつけましょう。
パワハラ・モラハラの相談窓口もあります
厚生労働省が『パワハラに関する相談窓口』を設けています。
こちら あかるい職場応援団
どうしても耐えられないのなら相談するのもあり。言葉の暴力ってつらいですからね…。
ぶっちゃけて言うと、パワハラ・モラハラで潰されちゃうと会社には戻れません。でも、上司に仕返ししたいじゃないですか。だから相談して問題を明らかにすべきです。会社のためでもあります。
方法② いつも同業界の仕事をチェックしておく
その会社に居られなくなる可能性って高いです。だから、同業界で転職先を見つけておきましょう。シンプルに転職エージェントに相談だけしておけば良いです。
10代・20代向け転職サイトならDYM就職がお勧めです。
全ての求人先を査察しているため、ブラック企業率が低いためです。
男女関わらず働きやすい職場が見つかります。何と履歴書もなしで面接が可能です。
参考 DYM就職