「夜勤がつらい…。このまま仕事を続けていてもいいんだろうか。今は20代だからいいけど、30代になったらもっと厳しくなるんじゃないかな。」
という疑問にお答えします。交代制勤務を続けてきた私が夜勤のデメリットをお話します。
ブラハラ運営者のRyoです。交代制のある工場に勤めており、0時以降の勤務も経験しました。結論を言うと30代以降で夜勤をするのはつらいです。
当記事の内容はこちら
- 夜勤がつらいあなたへ。30代以降に感じる4つのデメリットを紹介
- 40代で交代制・夜勤を経験した先輩たちの話
- 夜勤のある仕事からリモート中心の仕事に切り替えた結果について
実際に30代以降で夜勤を経験。つらいと思ってきた私なのでお伝えできることがあります。体力的に厳しいのはもちろんですし、家族との時間もなくなるんですよね。
夜勤は今話題の『ワークライフバランス』が崩れます。夜勤をやめた時の話もしますので、あなたの『思い』にお役立て頂ければ幸いです。
1.夜勤がつらいあなたへ。30代以降に感じる4つのデメリットを紹介
以下の4つです。
- 子どもや家族との時間が取れない
- 出世できるできないで明暗が決まる
- 生活リズムが崩れてしまう
- 疲れが外見に出る
もちろん、体力的に持たないこともありますね。20代は寝たらスッキリですが、30代になると翌日まで疲れが残ります。仕事内容によっては『腰痛』とかになりますね。
でも1番の問題はワークライフバランスが崩れることです。政府の見解では以下のような内容になっています。
誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、子育て・介護の時間や、家庭、地域、自己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができるよう、今こそ、社会全体で仕事と生活の双方の調和の実現を希求していかなければならない。
この理想的な生活から遠ざかります。
① 子どもや家族との時間が取れない
時間の接点がなくなります。
- 生活時間が違う
- 休日も生活バランスを整えるために自由にならない
- 家族のイベントに参加できない
旅行とかじゃなくて『日常』が失われますね。見ているテレビ番組が違うから雑談も共通点が減ります。
気がついたら子どもが成長している
子どもの寝姿しか見れません。気がついたら子どもが1歳・2歳になり、どんどん大きくなっています。子どもの思い出の中にあなたはいません。
これ、体験しないとショックが分からないかもしれません。初めて子どもが歩く瞬間とか、そういう人生の彩りになるシーンと出会えないんですよ。
② 出世できるできないで明暗が決まる
30代で役職がもらえないと将来的に『管理職』になるのは難しいです。
管理職になれないとずっと現場仕事。もしくは出世しても『現場のトップ』が限界です。そしたら夜勤からは抜け出せませんよね。
体力的に若い子にはかないません。平社員同士なら力のある人の方が有利。若い世代に追い抜かれてモチベーションが下がります。
出世できなければ50代でも夜勤の現場
30代はまだ余裕があります。40代・50代になって夜勤を続けていると健康面の問題が出てきます。肉体労働の限界やこれまでの無茶が身体に出ちゃうんですよね。
③ 生活リズムが崩れてしまう
昼夜逆転の生活が普通になります。徐々に負担になりますね。
- 眠りにくい
- 疲れが取れない
- 指定の時間に起きれない
- ボーっとする
徹夜した時の状況をイメージしてください。20代の頃は昼夜逆転しても慣れたら平気でしたよね。夜勤が始まって慣れるまで2日くらい掛かるようになります。
夜勤からの早番だと仕事にならない
交代制って急な欠勤が出ると誰かが長時間残業になるじゃないですか。夜勤から早番を指示された時に疲れと眠気で何をしているのか分からなくなります。
④ 疲れが外見に出る
定時出勤組に比べて外見に年齢を感じるようになります。
- 日の光を浴びていない
- 不規則な生活
- 人から見られる意識がない
上記3つが原因です。
目のクマ・白髪・ニキビなど
体感で恐縮ですが、以下のことが増えますね。
- 目の下のクマ
- 白髪
- ニキビ
もちろん、個々の差もあります。老けに関してはちゃんと意識できていれば解決できる問題ですね。
夜勤に限らずシフト制にも問題点があります。夜勤から脱出するのなら、シフト制勤務そのものを避けましょう。
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次に40代で交代制や夜勤をしていた人の話を紹介します。将来の自分と思ってお読みください。
2.40代で交代制・夜勤を経験した先輩たちの話
以下のようなボヤきを聞きました。
- 定番:体力が持たなくなる
- 0~3歳児がいると日中にほぼ眠れない
- 有給を取っても家族のイベントに参加できない
特にリアルだったのは35歳で結婚、37歳で子どもが生まれた先輩の話ですね。日に日にやつれていく先輩が怖かったです。
① 定番:体力が持たなくなる
既にお話したとおり、寝付きが悪くなる・疲れが取れないの悩みが出てきます。
食事に関しても問題でした。時間的にお弁当を作ってもらえないことがあります。カップ麺やコンビニ食事が増えてきて、不健康な生活になります。
「疲れた…。」「腹減ったなぁ…。」の2つが先輩の口癖でした。普段は頑張ってた人なのに、ここまでボヤくのは驚きでしたね。
② 0~3歳児がいると日中にほぼ眠れない
夜勤だと日中に寝ないといけませんよね。
子どもがいると眠れません。0歳児は昼夜の区別がないので夜勤・定時は関係なし。でも1歳・2歳児は違います。日中元気に走り回ったりしますよね。夜勤明けでも眠れません。
③ 有給を取っても家族のイベントに参加できない
有給を取っても前日が夜勤なんですよね。
授業参観など参加したいイベントの時間って『普段は眠ってる時間』です。一応は参加できますけど、眠気との戦い。楽しくは参加できません。
旅行も問題です。夜勤明けからの長時間運転って難しいので、有給からの旅行が難しいです。
最後に実際に夜勤のある仕事をやめた後の話をします。やっぱり快適でした。
3.夜勤のある仕事からリモート中心の仕事に切り替えた結果について
以下の3つの状況になりました。
- 仕事とプライベートのバランスが取りやすくなった
- 家族と一緒に眠れる・食事を一緒に食べれる
- 体力の不安を考えなくていい
マーケティング系の業務委託・リモート仕事に切り替えた結果です。
① 仕事とプライベートのバランスが取りやすくなった
夜勤があると『夜勤のための生活』になりますよね。夜勤に備えて早く眠らないといけないみたいな状況です。それがなくなりました。
- 一定のリズムで生活できる
- 子どもと遊べる、子どもをお風呂に入れることができる
- 仕事が終わった後に買い物に行ける
夜勤だと平日に出かけるのが難しかったんですよね。それも改善できました。スポーツジムとかも通いやすくなりますね。
② 家族と一緒に眠れる・食事を一緒に食べれる
家族との時間の接点が増えました。
- 一緒の場所で眠れる
- 一緒にご飯を食べれる
- 一緒に遊べる、テレビが観れる
夜勤をしていた時期に比べて子どもが懐いてくれるのが嬉しかったです。それまであんまり『パパ』って行ってくれなかったんですが、そういう状況がなくなりました。
いつも『抱っこ』と言ってくるし、いたずらもしてくれるようになりましたね。嬉しい悲鳴です。
③ 体力の不安を考えなくていい
将来の不安が1つなくなりました。
夜勤の仕事内容にもよるのですが、45歳で早期退職とか体力の限界で転職になると転職先が見つかりません。特に工場は『その工場でしか通用しないこと』が多いです。
何が何でも管理職にならないと…というプレッシャーから解放されたのは嬉しいです。
リモート中心の仕事に切り替える方法について
20代ならまだ未経験で挑戦できます。
WEB系の会社なら一部リモート・裁量労働制を起用している場所がありますよね。そういう求人にチャレンジします。
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