「試用期間中だけど退職しても良いんだろうか。」
「この会社はどうしても向いていない。試用期間満了で辞めたい。」
当記事では試用期間中に退職するメリットをお話します。
ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。
私も実際に試用期間中に退職した経験があります。
試用期間中だったからこそ職歴に大きな傷もつかず、早く転職先が見つかりました。
当記事では試用期間中の退職が転職に有利になる理由を5つお話します。
試用期間中で辞めたいけど言いだしにくいあなたへ、簡単に退職できる方法もお話します。
どうぞご覧下さい。
1.試用期間中の転職は『職歴』に傷が付かない可能性がある
私は試用期間のうちに退社しました。
しかし、次の職場は1ヶ月後に見つかりました。現在勤めている製薬会社です。
その理由は試用期間中の雇用形態が正社員では無かったためです。
職歴に傷が付く前に退職できたため、簡単に転職できました。
試用期間の雇用形態は以下の通りです。
①嘱託社員契約の場合
試用期間内は嘱託社員
という契約の場合、試用期間内のみ会社から業務委託される形になります。
この場合は、
期間満了で退社
と職務経歴書に記載できます。
期間満了のため、面接時も「どうして辞めたの?」と聞かれません。
「期間が終わったため雇用終了となりました。」
の答えで納得されます。
②試用期間も正社員の場合
正社員契約であるため、必ず転職先に分かるように伝えなければいけません。
しかし、ほとんどの企業で試用期間は3ヶ月間です。
短期間なので継続性が無い仕事と見なされます。
試用期間も正社員勤務の場合は職歴を職務経歴書に記載するようにしましょう。
履歴書と比べてフォームが決まっていないため、短期間の仕事を繰り返しながら自分の求める仕事を探していることが伝えられるはずです。
履歴書では
- 〇〇会社に入社。
- 〇〇のため退社。
としか記載できません。
もし職務経歴書にも退社理由を記載するのなら「求人内容に対して差異が合った」とすると良いでしょう。
残業が少なかった・給与が安かった・軽作業ではなく重作業だった。
企業側とあなたとの差異は立派な退社理由になります。
2.試用期間中の退職は人間関係的に辞めやすい
会社は長く勤めれば勤めるほど辞めづらくなります。
理由は、
- 世話になった上司、先輩ができる
- 辛い時に支えあった同僚ができる
- 自分が居なくなって〇〇さんに負担が圧し掛かるのは申し訳ない
という『情』です。
特に日本人は情に流されやすいため、退職するタイミングを逃してしまいます。
しかし、試用期間中なら社員はあなたのことを「お試し中の新人」という目で見ています。
この期間に辞めても白い目で見られることはありません。
上司にも責任が行きません。
部下が退職すると上司の責任になります。短期間での退職なら上司の評価とほとんど関係ありません。
試用期間中の退職は会社側にもあなたにもメリットがあります。
①1ヶ月~3ヶ月以内の退職で菓子折りっているの?
早期の退職。特に試用期間中なら菓子折りは必要ありません。
社会人らしく挨拶しておけば大丈夫です。今お話した通り、人間関係ができていないためです。
教育係の人と上司に頭を下げるだけで十分です。
3.試用期間中なので転職活動の時間が取りやすい
試用期間中に無理な残業をさせる会社はほとんどありません。
ブラック企業でも試用期間中は仕事量を減らす傾向にあります。
そもそも仕事を覚えていない時期ですからね。
試用期間中は働きながら転職活動のしやすい時間です。
- 残業無し
- 難しい仕事を覚える必要が無い
- 決まった時間に帰宅できる
平日に面接に行ける可能性もあります。
企業研究や求人検索をする時間も十分にあります。
試用期間はあなたにとっても会社を判断するための期間。まだ転職活動中だと考えれば転職もラクになります。
①試用期間中だから転職に不利にならないの?
『職歴』を傷付けないように転職活動できるため、試用期間中だから転職が楽になります。
今なら履歴書も職務経歴書も大きく変更する必要がありません。
転職に関する準備も整っています。
何度も転職を繰り返すのは危険ですが、1度や2度の早期転職は挽回できます。
4.自分が仕事で何を求めているのか分かる
試用期間中に仕事を辞めたくなるのはよほどの理由があるからです。
- 事務職希望だったのに営業もすることになった
- 役職に就かないと昇給がほとんど無い
- 怒鳴る、にらむが当たり前の社風
仕事で重要な点は以下の3つ。
時間
給与
人間関係
どれか1つが厳しくても何とかなりますが、2つが厳しいと続けられなくなります。
残業時間が多くて辞めたのに、次の職場も残業が多い職場だったら意味がありません。
勤めてみると自分が仕事で何を求めていたのか分かるはずです。
長く勤めるとこの感覚が麻痺してきます。試用期間内の新鮮な気分だからこそ仕事の向き不向きが分かるはずです。
5.ブラック求人の見抜き方が分かる
転職活動中は求人を甘く見てしまいます。
年間休日100日未満も何となくできる気がします。実際は長期休みの無い厳しい休日数です。
転職活動は焦ってはいけません。
入社して「この会社はブラックだった。こんな求人は気をつけよう。」と気づきます。
試用期間内で失敗することで、次の転職に本気になれます。
もし、試用期間内に退職せずに残ってしまうと心身共に疲れてしまいます。
私は身体中に発疹が出てドクターストップになりました。転職活動が1ヶ月も遅れました。
こうならないよう、試用期間中のストレスや辞めたい気持ちは真面目に考えるべきです。
ブラック求人の見抜き方も読まれています。
情報に空欄のある求人や給与の多すぎる求人は要注意です。
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6.試用期間中に仕事を辞めたいけど言えないあなたへ
試用期間中の退職は悩みますよね。
「こんなに早く仕事を辞めるなんて、どう思われるだろう。」
「誰にどうやって切り出せば良いんだろう。」
言い出せないまま正社員雇用になると最悪です。そうなる前に早期に退職すべきです。
もっともお勧めなのは退職代行サービスの利用です。
退職の手続きを全て業者が代行してくれます。あなたは必要な書類や返却物を郵送するだけ。
最短で即日退職できます。
当ブログでお勧めの退職代行「SARABA」なら3万円のみで仕事を確実に辞められます。
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①試用期間中にうつ状態になってしまったら
どうしても仕事が合わないと短期間でうつ状態になってしまいます。
こういう時は心療内科に行き診断書を貰いましょう。
診断書があればスムーズに退職できます。
まとめ
「試用期間だから辞めて良いんだ!」と逃げ腰になるのはいけません。
短期間で何度も辞めていると転職時に不利になります。
「どうしてこの会社とは合わなかったんだろう。」
と、理由を考えて次の求人を探すようにしましょう。
今の会社を辞める理由が分からないと、次の会社でも同じ事を繰り返します。
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