「残業続きの毎日を何とか終わらせることはできないのかな。そんなに仕事をしたいって思わない…でも断りづらいし。」
というあなたへ。残業を減らす方法を紹介します。
Blahara運営者のRyoです。1日3時間残業の会社に勤めていましたが、最終的に週に2日だけの残業に減らすことができました。
当記事の内容はこちら
- 残業続きの毎日を終わらせる4つの方法
- 残業を断れない会社について『脱出するしかない』
- 残業が少なくなったら考えての欲しい2つのこと
実際に残業時間を減らした私なのでお伝えできることがあります。体力的には嬉しいんですけど、残業代が減って生活は大変でした。
また、会社によっては『残業が断れないこと』もありましたね。全て隠さず解説します。残業を減らす活動にお役立てください。
1.残業続きの毎日を終わらせる4つの方法
以下の4つです。
- 平日にプライベートの予定を入れる
- 意地になって仕事を終わらせない
- パワハラ・モラハラと区別をする
- 会社への依存を減らす
残業をしたくない意志を見せること・上司の責任も考えること。この2つが大事です。
また、残業は正当な理由があれば断れます。
- 妊娠時から出産1年以内
- 体調不良で通常通り働けない場合
- 育児や介護などで都合がつかない場合
- 残業させる正当な理由がない時
- 残業の必要性に比べて残業することによる不利益が大きい時
- サービス残業
- 三六協定でも認められていない長時間残業
上記引用内容も利用して残業を断る・減らす努力をします。
方法① 平日にプライベートの予定を入れる
残業をしたくない日に予定を入れるようにします。
おすすめはスポーツジムですね。
- 健康維持になる
- プログラムの予約ができる
- 会費がある
上記3つがメリット。
会費がある+プログラムの予約が残業の断り文句に使いやすいです。休むことであなたに不利益がありますからね。
残業を断る正当事由『残業の必要性に比べて残業することによる不利益が大きい時』に使いやすいです。
予定があると仕事を断りやすくなる
平日に予定を入れるのは個人の自由です。いつもそこに残業をかぶせてくる場合、上司も「悪いな…。」って感じますよね。
月に2回ほど断れるだけでも成功。残業を減らすことができます。残業は予定の無い、暇な人ほど依頼されやすいですからね。何か予定を入れましょう。
方法② 意地になって仕事を終わらせない
無理して仕事を終わらせてはいけません。会社の思う壺です。
逆に仕事を終わらせず問題化させましょう。そうすれば不利益になるのは会社と上司。普通に仕事をした結果終わらなければ『戦略的な間違い』です。
- 休憩時間を取る(夕食を含めて)
- 残業を引き受けるときに「終わらないと思います」と相談する
- 物理的に不可能な仕事量があることを理解する
上記3つがポイント。
残業して解決できるとそれが普通になる
会社は社員をできるだけたくさん使おうと考えています。労働力も会社の利益だからです。
もし、長時間残業で仕事が終わっちゃうと『今後も長時間残業が当たり前』になります。休憩を取らず、頑張ったことを会社は知りません。
仕事を分担するのは上司の仕事
1人が長時間残業するより全員で分担した方が早く終わりますよね。そもそも、無駄な仕事を省けば残業時間は減るかもしれません。
そういう仕事の分担や時間の確保は上司の仕事です。あなたが考えて悩む必要はありません。責任を持って残業する必要ないんですよ。
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方法③ パワハラ・モラハラと区別をする
パワハラ的に残業を押し付けられていることがあります。
- 1人だけ残業が多い
- プライベートの予定があることを伝えたら、その予定をバカにされた
- 体調が悪いのに強制された
- 帰る直前にいつも仕事を頼まれる
パワハラ・モラハラに対しては完全否定で望むべきです。もし、それでも高圧的な態度を取られたら退社を考えた方がいいです。
私もモラハラをされたので工場長に強く言い返した経験があります。
パワハラが原因の場合、仕事量や労働力不足は関係ありません。ずっと残業を押し付けられます。あなたの上司がブラック上司でないかチェックしましょう。
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方法④ 会社への依存を減らす
会社に依存していると会社の言いなりになります。残業を断ることで『評価が下がる』『ボーナスが減る』など、不利益につながるためです。
なので、会社の依存から抜け出しましょう。
- 副業する
- 同業界で転職先を探しておく
- 自分の市場価値を調べる
- ビジネス系SNSでつながりを作る
上記のとおり。
Wantedlyに登録して、気になる会社の人事と会話してみるのもいいですよね。会社に嫌気が差しているなら転職エージェントに相談。市場価値を判断するのも大切です。
ブラック企業率の低い転職サイトもまとめていますので、相談場所としてお使いください。
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評価を捨てられると何でも断れるようになる
残業より自分優先にできます。こういう行動をしていると上司から『評価が下がるぞ』と脅されますが、特に問題ありません。
会社で評価が上がる=給与が上がるなので、自分で月3万くらい稼げていれば解決するからです。
もっとも45歳でリストラされると危険です。キャリアを作るなど、逃げ道は常に考えておきましょう。
このように残業は個人の努力で断れます。しかし、残業を断れない会社も存在します。
2.残業を断れない会社について『脱出するしかない』
以下の3つです。
- 人手不足で1人が休むと仕事が回らない
- 残業時間が分担されている
- 業界的に残業が多い
会社的に残業させないとどうにもならない…。という状況ですね。会社そのものに問題があるので、上司の責任と言えません。
① 人手不足で1人が休むと仕事が回らない
ギリギリの人数で仕事をこなしている会社のことです。
- 退職ラッシュがあった
- 仕事のできる人が辞めた
- 仕事量が増えた(効率がダウンした)
上記のとおり。
正社員を増やす・新設備を導入する・パートやアルバイトを入れるなどの対処が必要。しかし、会社に利益がないと対処できません。
設備はどんどん劣化します。今後も残業が増えることを覚悟しましょう。
※非常に危険な会社の1つです。以下の記事も合わせてご覧ください。
② 残業時間が分担されている
既に残業が細かく割り振られている会社です。
上司がそれぞれの負担を考えて判断しています。なので、パワハラ・モラハラとも言えません。誰もが苦労しているので文句も言いづらいですよね…。
このタイプの場合『残業が断りにくい』です。
- 他の社員を敵に回す
- 居場所がなくなる
- いじめられる
上記の流れになりますね。しかも現場が回ってしまうので改善されにくいです。
③ 業界的に残業が多い
サービス業や飲食系は残業が多いです。
- 仕事の終わるタイミングがお客さん次第
- 閉店後の仕事が多い
- 旅館のように24時間体制が求められる現場がある
逆に工場とか製造系は『ほぼ残業のないホワイトな現場』もありますね。
業界的に残業が多い場合、もう対処方法がありません。そういう仕事に就いたと思ってある程度の覚悟が必要です。
残業が少なくなれば嬉しいですよね。でも減ったら減ったで問題もあります。経験談からお話しますね。
3.残業が少なくなったら考えての欲しい2つのこと
以下の2つです。
- 減った残業代の補填
- 今の仕事がキャリアになるかどうか
仕事がラクになるのは嬉しいですが、失うものもあります。『残業代』と『仕事へのモチベーション』ですね。
① 減った残業代の補填
残業が40時間から0時間に減れば残業代も0円です。
地方だと残業代含めての給与設定されている会社があります。年収400万が300万に減るってヤバイですよね…。
対処法は2つ。
- 今の仕事で評価を上げて出世する
- 副業をする
残業がなくなれば時間が自由になります。その時間をどう使うかであなたの人生が決まっちゃいますね。スマホゲームだけやってたら数年後にどうにもならなくなりますよ。
② 今の仕事がキャリアになるかどうか
仕事がラクになるのはいいことですよね。問題なのは『あなた以外でも代理できる仕事』だった場合。残業代を減らした後は使えない社員を減らそうとします。
現に大企業が早期退職者を求めてますよね。あの運動が地方にも広がっていきます。
もし、工場のライン工など『キャリアにならない仕事』に就いているのなら、個人でキャリアを作る必要があります。
- スキルアップする(デザインやプログラミングなど)
- キャリアにつながる仕事に転職する
上記をしないと40歳で20代社員と入れ替えになります。
残業がない+キャリアになる仕事の見つけ方について
今伸びている会社に入りましょう。
- 一部リモート可能など、柔軟な働き方ができる
- セミナー参加や個人のスキルアップに会社の時間を使うことを喜ぶ
- 副業可
しかも年収が高いとかありますからね。
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参考 DYM就職