「会社の休憩時間の平均ってどのくらいだろう?うちの会社は昼休憩が取れない…。こんな時間のない会社ってブラックじゃないの?」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば会社の休憩時間の平均や、昼休憩が取れない会社の問題点がわかります。
元ブラック企業社員ののRyoです。休憩時間30分で仕事をしていた経験があります。しかし上司は昼休憩1時間+スマホのイベントゲームのために小休憩40分を取っていました。
当記事の内容はこちら
- 昼休憩が取れない・時間がない会社はブラックな理由
- 昼休憩の定められた時間について
- 普通に休憩時間がある会社に勤める方法
結論から言えば休憩時間が30分しか取れないのならブラック企業です。法律上、正社員で普通に働いてたら45分以上休憩必要ですからね。
実際に休憩時間の短い会社に勤めると『モチベ』も下がります。実体験からお話しますのでどうぞご覧ください。
1.昼休憩が取れない・時間がない会社はブラックな理由
以下の3つです。
- 会社の休憩時間は全員が一緒とは限らない
- 小休憩の長さがストレスとモチベーションに直結する
- 上司が現場の仕事量を把握していない
休憩時間って『不満』とつながるんですよね。工場だとトイレ休憩すらできないこともありますし。でも上司は平気で休憩取ってたりします。
ちなみに、昼休憩の平均は『1時間』とお考えください。
一方で『小休憩』はなしでもOKになっちゃいます。もちろん、トイレに行くとかそういうのは必要ですが、必ず休憩時間があるものではないです。
でも、そういうのが離職率に影響するんですよ…。それぞれ解説します。
理由① 会社の休憩時間は全員が一緒とは限らない
例えば職場が工場だとしましょう。
あなたは休憩時間も無く働いているのに、別の作業をしている人たちが1時間の昼休憩+20分の小休憩を3回取っていたらどう思いますか?
不公平さを感じますよね。
あなたの部署の上司が頭の固い人間だった場合
「休憩時間を取れないのはお前が仕事ができない証拠だ!」
と言い、評価を下げてくる可能性もあります。
人により休憩時間が違うと人間関係が悪くなります。その結果、作業の質が落ちてブラック企業化する恐れがあります。
『昼休憩の取れない社員がいる』のは大問題
既にお話した通り、昼休憩は法律で定められています。最低でも45分。労働時間により1時間の休憩が必要です。
あなたの昼休憩が短い場合、それは法律違反の大問題です。さらに言えば以下の3点が問題です。
- 労働量が不公平
- 上司が部下の作業量を把握していない
- パワハラ・モラハラにつながる
上司が休憩時間の短い社員がいると知っていたら『パワハラ』です。それでも改善されない場合、部下へのいじめが当たり前になっている危険があります。
モラハラ・パワハラのある会社はブラック企業です。
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理由② 小休憩の長さがストレスとモチベーションに直結する
小休憩の長い人がいる場合、誰かが余分に仕事をしています。
休憩を取れないほどあなたが働いているのに、平気で15分以上休み続けている人はいませんか?この場合、あなたが余分に仕事をしていることになります。
特定の社員のみ仕事の負担が大きいと不満があがります。頑張って働いている社員のストレスが上がり、モチベーションが下がります。
仕事のできる社員が早期退職するようになるため、最終的に自分たちの首を絞める結果になります。
仕事のできる社員が辞める会社はブラック企業化します。
新人にたくさんの仕事を任せるようになるためです。
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休憩時間の無い仕事は有り?無し?
昼休憩45分は法律で定められていますが、小休憩は定められていません。休憩時間が無いのはそれはそれで正しいことです。
一部の人だけ休憩時間が集中するよりも、全員が休憩無しの方がモチベーションは安定します。休憩時間が社員の差別につながることが大きな問題です。
理由③ 上司が現場の仕事量を把握していない
上司が部下・現場のことを把握していれば休憩が取れているのかどうか分かります。極端に仕事量が多い場合は他の人に割り振るか自分の仕事量を増やす方法を取ります。
休憩時間が短いのは上司の怠慢です。
上司の仕事には部下の管理が含まれています。部下のモチベーションを低下させ退職に追い込むのは一種のパワハラに当たります。
「たかが休憩。」と上司が考えているのは異常です。
精神力は仕事力にならない
45歳~60歳の上司はバブル~団塊の世代です。「俺たちの時代は~・・・」と決まり文句のように言ってきますよね。
昔と今では仕事の内容が全く違います。一番重要なことなんですが、どれだけ人が仕事を頑張ろうが設備には勝てないんです。
従業員の働きやすい環境を整え、効率化を伴った考え方をすることが企業が発達していくポイントです。
若手の体力だけに頼るような会社はいつか崩壊します。
仕事で休憩の取れなかった私の体験談
私の会社の上司たちはゲームが大好きな世代です。
共通のスマホゲームをプレイしており、イベントに合わせて休憩を取ります。イベントの時間が長ければ休憩時間も延びます。
繁忙期だったため、私は昼休憩もほとんど取れずに仕事をしていました。しかし、上司たちはそれを無視してずっとスマホゲームに夢中になっていました。
私をはじめ若い世代はその上司たちの態度を見てから会社の指示に反発するようになりました。
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2.昼休憩の定められた時間について
休憩時間は法律で定められています。
労働基準法第34条で、労働時間が 6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分 8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩を与えなければならない、と定めています。
引用 厚生労働省
昼にまとめて休憩を取らせる必要ってないんですよね。企業の裁量に任されてます。
でもブラック企業は『人のことを考えない休憩時間』にしてきます。
法律違反ではないがひどい休憩時間の例について
- 出社後、1時間で昼休憩。その後は7時間ずっと労働
- 8時間働かせた後に45分の休憩。
- 15分の小休憩を3回。
上記のとおり。
このうち、出社してすぐ昼休憩はよく耳にします。交代制の都合で一部の社員だけこの状況にするんですよ。
また、『電話当番』は仕事です。休憩時間中の電話当番というのは存在しません。休憩時間はあくまで『仕事をしない時間』ですからね。
3.普通に休憩時間がある会社に勤める方法
人員が確保されている会社に勤めることです。
- 人員が多い → しっかり休憩を取っても仕事が回る
- 人員が少ない → 休憩をほどほどにしないと仕事が回らない
上記の通り。
交代制をギリギリの人員にしていると休憩交代で問題が出ます。遅番組が出社後すぐに休憩をする、みたいなパターンですね。
人員の少ない会社は有給等も取りづらいです。社員の不満がたまって離職率が上がります。
人員が確保されている会社を見つける方法について
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