「早朝出勤の仕事ってどんな感じなんだろう。メリットやデメリットを経験者から教えて欲しい。」
という疑問にお答えします。
Blahara(ブラハラ)運営者のRyoです。朝6時半出社の仕事を経験しています。シフト製勤務の工場で7時出社も7年間続けました。
当記事の内容はこちら
- 経験して分かった、早朝出勤の3つのメリット
- 早朝出勤の4つのデメリット『二度と勤めたくない理由』
- 早朝出勤の仕事に勤めようと考えているあなたに伝えたいこと
実際に早朝出勤を経験した私なのでお伝えできることがあります。結論をいうと、二度と早朝勤務の仕事に就こうとは思いません。ただしメリットもあります。
あなたの仕事選びに役立つようリアルな話をお届けします。どうぞ最後までご覧ください。
1.経験して分かった、早朝出勤の3つのメリット
以下の3つです。
- 通勤時の混雑がない
- 翌日が休みだと帰宅後の時間が長く感じる
- 管理職の目が届きにくい
朝6時半出社(自宅は5時半に出発)の経験から得た内容です。
メリット① 通勤時の混雑がない
普段は混雑する道もガラガラです。
車 → 渋滞がない
電車 → 満員電車じゃない
上記のとおり。
通勤時に渋滞しているとイラっとしますよね。あのストレスはなくなります。電車でも『痴漢冤罪』の可能性が減りますね。夏場、汗だくにならないだけでも嬉しいです。
車の燃費も良くなります
スズキのスイフトで片道1時間の通勤でした。リッター10kmだったのが12kmほどに上がりましたね。毎日のことなので大きいです。年間で数万円のお得になりますよ。
メリット② 翌日が休みだと帰宅後の時間が長く感じる
6時半出社だと15時半頃に仕事が終わります。
翌日が休みだと半日+2日間の連休になります。プチ旅行にも行けちゃいますね。
なお、帰宅時間も早いので渋滞に巻き込まれません。車通勤の場合、商用車やトラックで混雑する可能性がありますが、電車はガラガラですね。
メリット③ 管理職の目が届きにくい
課長職以上は残業代が出なくなります。そのため、交代制や早朝出勤をしないことが多いです。
管理職の目が届かないので現場の判断で仕事を進められます。これ、ホント気楽です。
- 面倒な連絡が来ない
- 呼び出しがない(現場の作業員が減らない)
書類の不備で現場から呼び出されることあるんですよ…。工場に限らず、現場から1人作業員が減るって残された人の負担が増えます。その不安がないだけでも嬉しい。
現場のモチベーションが上がります
管理職って嫌われるのが仕事ですよね。管理職がいないと現場は生き生き仕事をします。モチベーションが上がるので仕事も楽しくなりますよ。
以上のことがメリットです。意外と良さそうですよね。
次に問題の『デメリット』をお話します。
2.早朝出勤の4つのデメリット『二度と勤めたくない理由』
以下の4つです。
- 長時間の残業がある
- 天候悪化による遅刻の不安
- 日曜の夜の憂鬱が大きくなる
- 朝起きるのがつらい
これ、私も勤めてみて分かったことです。(朝起きるのがつらいくらいは分かりましたけど。)それぞれ深堀りしていきますね。
デメリット① 長時間の残業がある
会社の稼働時間が長いためです。
- 遅番メンバーで病欠が出た
- 急ぎの仕事がある
- 退社時間前にイレギュラーがあった
最悪、早朝出勤から遅番組みが退社するまで仕事をする可能性があります。特に病欠ですね。複数名病欠が出たら会社は回りません。早朝出勤組から残業させます。
※以下の記事も参考になります。シフト制勤務なら必ずお読みください。
-
【地獄】正社員のシフト制はきつい…。7年間急なシフト変更を経験した結果と共に理由を3つ解説
続きを見る
朝6時半~21時勤務を覚悟しましょう
働き方改革で月45時間以上の残業は禁止になります。でもそれって建前です。サービス残業とか、一時的に残業を増やすとか…。色んな内容で残業を強いられます。
早朝から夜遅くまでの勤務が週に1回はあると覚悟しましょう。
デメリット② 天候悪化による遅刻の不安
早朝出勤組は遅刻が許されません。
しかも管理職に連絡がつながらないことがあります。
朝早すぎるとまだ起きてなかったりするんですよね…。これは管理職の責任なんですが、連絡を取れなかったことに対してあなたにもお叱りが来ます。理不尽ですね…。
特に特定の人しかできない仕事のある会社は要注意。
- 人数が少ない
- 資格が必要
- 会社の鍵を持っている人が少人数
大雨・雪の日の通勤が困難です
悪天候の日は通勤に時間がかかります。特に台風と大雪ですね。天候による遅刻は仕方ないと思うんですが、基本的にあなたの責任になります。
「前日に天気予報を見て遅刻しないよう起きるのが当たり前。」
これは大きなデメリットです。
デメリット③ 日曜の夜の憂鬱が大きくなる
「早朝に起きなければならない。」という不安が大きいです。
既にお話したように遅刻が許されません。朝7時に起きるのと朝5時半に起きるのって難易度が違いますよね。目覚まし時計をかけていても起きれない可能性があります。
こういう不安が日曜の夜に強くなります。
朝早く起きるプレッシャーで病みます
これは経験談でしかないのですがご参考まで。
眠らないといけない → 眠れない → 不眠症 → うつ病
上記のとおり。メンタル面が弱い人は要注意です。
デメリット④ 朝起きるのがつらい
シンプルに朝早いとつらいです。
普通に考えたら眠る時間を早めればいいですよね。でも、人の身体ってメチャクチャ早く寝て早く起きるようにできてません。
以上の4つが早朝出勤のデメリット。特に残業ですね。夜の21時まで働いた翌日が早朝出勤だと身体を壊します。私はこれで寝不足になり精神的に不安定になりました。
3.早朝出勤の仕事に勤めようと考えているあなたに伝えたいこと
その仕事を一生続けるかどうかです。
独身時代なら早朝出勤でも構いません。あなたの生活リズムで考えればいいですし、遅刻してもあなただけの責任だからです。
でも結婚すると生活リズムって必ず崩れます。
その生活スタイルが一生続くとどうなるか考える
まず弁当です。
奥さんがお弁当を作るならあなたよりもっと早く起きないといけませんよね。
共働きなら眠る時間・起きる時間がバラバラになります。同じ寝室で眠らないことも考えないといけません。
子どもが生まれたら夜泣きがあります。早朝出勤なのに眠れない日々が続くでしょう。子どもが保育園に通うようになったら子ども中心の時間の使い方になります。
あなたは1人で起きて1人で出社しないといけません。
あなたが早朝出勤 → 家族の負担になる
早朝出勤って家族も巻き込んじゃうんです。
20代なら体力的に耐えられます。でも30代になると起きるのがつらくなります。奥さんも一緒。そういう些細なことが亀裂になったりします。
早朝出勤だからこそ残業時間は妥協しないこと
早朝勤務でもっともつらいことが『残業』です。
私はシフト制勤務時代にフルタイムの残業を経験しました。朝7時~夜22時まで仕事です。翌日本当に起きられません。
早朝出勤もリズムにしてしまえば何とか耐えられます。しかし、残業が加わると耐えられません。残業時間は月20時間以下であるべき。それ以上の会社は除外しましょう。
本当の残業時間を見抜く方法も解説しています。あわせてご覧ください。
-
求人では分からない、企業の本当の残業時間を見抜く5つの方法
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まとめ:早朝出勤前提なら残業時間に注意しましょう
早朝出勤はメリットもありますが、デメリットの方が大きいです。その出勤時間がいつまで続くのか。出世したら定時出社になるのかまで考えて入社先を決めましょう。
後は朝に強いかどうかですね。低血圧なら早朝出勤気をつけましょう。寝過ごした場合の会社からの鬼電、寿命が縮みますからね…。
以上、「『朝6時半』早朝出勤のメリットデメリットを経験者が解説『きつい』」という記事でした。