「ハウスメーカーはやめとけって聞くけど、そんなにブラックなのかな?」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めばハウスメーカーがブラックなことがわかります。
元ブラック企業社員のRyoです。実際に住宅関連に勤める方から仕事内容と給与を聞くことができました。
ハウスメーカーの営業、アパート賃貸の営業は激務であることで知られています。
そのため、いつも転職サイトで求人が掲載されていますよね。
しかし、入社5年目で年収が1,000万円を超えるなど魅力的な一面もあります。
「思い切って応募してみようかな。」と、乗り気になるのも無理はありません。
生きた情報なのでぜひご覧くださいね。
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1.ハウスメーカーはブラック?仕事内容や給与について
今回お話を聞けたのは、注文住宅・建売・賃貸まで幅広く行っている建築会社に勤める営業マンです。
賃貸では業界トップクラス。注文住宅でもトップ10に入る大企業です。
彼は別の住宅メーカーより転職して今の会社に勤めました。現在、入社5年目です。
勤務時間と休日について
私「激務と聞きますけど、ちゃんとお休みとかあるんです?」
「ええ、大体仕事が終わるのは22時回りますね。休みは取れたら取るってレベルです。」
私「取れたら取る?」
「結局、休み予定の日でも予定が入ってしまうので出社しないといけないんですよ。
まぁ、休日出勤としてお金は貰えますけどね。代休は取れません。
1ヶ月に1~2日も休めたらラッキーです。今日も11連勤してますよ。」
求人では年間休日125日、残業は原則20時までとの記載があります。実際は年間休日40日、残業は22時という内容になります。つまり、一部の残業や休日出勤は握りつぶされているのです。
実際にハウスメーカーでこのような出来事もありました。
【ニュース】外回りの営業職のため労働時間を正確に把握できないとして固定給にされ、残業代を支払われなかったのは不当だとして、「積水ハウス」の元社員2人が180万円余りの支払いを求めて東京地裁に労働審判を申し立てました。(続く)http://t.co/cCAdDfMNii #nhk
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) July 30, 2015
給与について
私「まぁ、それだけ出社されていると給与は高くなりますよね。」
「その通りです。給与は自信を持っています。年収は700~800万円になります。
しかし、歩合給が多いので契約をたくさん取れるかどうかがポイントです。」
私「そんな年収だと色んな女性が寄って来るんじゃないですか?ご結婚はまだなんですよね。」
「そう願いたいものですが、休みが無いので遊べないんです。
休日も自宅で休むだけになりますから。せいぜい、良い車に乗れるくらいです。」
こちらの住宅メーカーでは営業手当として残業代80時間分のお金が支給されます。
固定給+営業手当だけでも月収30万円ほどになります。
しかし、残業代80時間分が付いているということは、それ以上の仕事が求められるということ。
それより仕事が少ないのなら40時間分の手当で良いのですから。
仕事内容について
私「ちなみに、お仕事はどのような作業内容になるんですか?」
「内容的にはご想像の通りですよ。
朝礼があり、お客さんとのアポがあればそちらへ向かいます。
私の場合、賃貸系の内容になりますから、物件の方も見にいきます。
店舗が閉ってもお客さんとの約束があればそちらへ向かいます。
全ての作業が終わった後に事務仕事となるため、22時を回るのが普通です。」
私「店舗が閉ってもお客さんとの約束があるのですか?」
「そうですね。やはり平日は皆さまお仕事されていますから。
仕事が終わった後にお会いして、物件を紹介します。
一番困るのはお客様の都合が変わることですね。
例えば会議が長引いてしまい、連絡が取れない状況になった場合、私は動きが取れませんから。」
お話を聞いていた最中もときおり電話が掛かっていました。
お客様とのアポが無い日は基本的にゼロだそうです。
ただし、繁忙期と閑散期があるため、忙しさにも幅があるとのことです。
繁忙期は引越しシーズンの2~3月。24時を回ることや、会社に泊まる日も多いそうです。
2.住宅メーカーとやり取りをして感じたこと
先日、マイホームを建てました。その際にいくつかの住宅メーカー・工務店とお話ししたんです。
住宅メーカーの「買わせたい!」という技にはほとほど愛想が尽きました。
「その後の電話営業などはしない。」と広告に明記されていたのに、ワンシーズンに1度は必ず営業電話がありました。それが1年半続きます。
見学会でも最初は営業さんと和やかな会話を楽しんでいたのですが、途中で店長が合流。
そこから、営業さんの顔付きが変わり、2時間以上も営業されました。その際に他の住宅メーカーの悪口も多く聞くこととなります。
この体験からわかることが、
- ノルマが厳しい(特に若手社員)
- 契約を取るためには嘘・誇大を使っても良い
- 客対応をしていない場合の空き時間は電話営業
ということです。
当然ながら厳しい叱咤があるでしょう。
契約を取れなければ「今日はせめて見学のアポを3件取るまで家に帰るな。」くらいの暴言もあります。ちょっとネットで調べるだけで
派遣さんが前いたハウスメーカー、営業は残業続きで離婚になるケースが結構あったと。
— Koji (@mjkj0811) January 28, 2015
いま、ハウスメーカーに就職するのは、自殺行為だと思うよ?
設計にしろ、営業にしろ、ノルマ未達だとすぐクビになるからね。— はんはん (@free_jinzai) October 18, 2014
ハウスメーカーの営業マンは厳しいノルマを課せられます。なので、短命な仕事になりがちです。大手のハウスメーカーでもそれは同じで、メンテナンスが必要になったとき担当者はもういないことがよくあります。
— 住まいのドクター (@sumai_doctor) February 16, 2010
というような内容がザクザク出てきます。
3.ホワイトな住宅メーカーに勤める方法について
住宅メーカーが業界として『ブラック』であるのは間違いありませんが、全ての会社がブラックではありません。
大手ではなくて地方の小さな工務店なら『休みが取れて働きやすい会社』がある可能性があります。
ホワイトな住宅メーカーを探すポイントは『離職率』です。
離職率の高い会社 → いつも求人が出ている。何か問題がある。
離職率の低い会社 → 求人が少ない。人が辞めにくい。働きやすい。
上記の通りです。
離職率の低い会社を探す方法
10代・20代向け転職サイトならDYM就職がお勧めです。
全ての求人先を査察しているため、ブラック企業率が低いためです。
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参考 DYM就職