「基本給17万円って食べていけるの?低すぎない?」
「大卒で基本給17万は大丈夫?」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば基本給17万円の会社に勤める注意点がわかります。
大卒で基本給17万の会社に勤めたRyotaです。かなり低めでした…。
今の時代、基本給が16万~20万円は普通。基本給17万円でも1人で生活をするのは問題ありません。
しかし、結婚・持ち家を考えているのなら厳しい金額です。
当記事は、
- 狙っている会社が基本給17万だった
あなたに、
- それ以外の項目でチェックして欲しいこと
をまとめています。
基本給17万でブラック企業だったら終わりですもんね…。
どうぞ最後までお役立てください。
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1.昇給額が5,000円以上あるかどうか
入社直後の基本給が安かったとしても、昇給額が高ければ問題ありません。
年に8,000円の昇給があるのなら、10年後には8万円も給与がアップします。それなりに生活できるレベルになるでしょう。
しかし、昇給額が3,000円以下の場合は問題です。
どれだけ働いても給与がほとんど変わらないためです。
仕事量は勤める年数が増えるにつれて増加します。
人は年齢と共に支出額が増えていきますよね。
このままだと給与は増えずに労働力だけが増える「ワーキングプア状態」になる恐れがあります。
基本給が17万円だとボーナスや残業代も低くなります。
昇給額が高ければ数年後の給与が高くなると判断できます。
基本給が17万円で昇給額が5,000円未満の会社に入ると給与が全く増えません。
基本給と給与に関する記事も読まれています。
基本給の低すぎる会社はその時点でブラック企業です。
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2.ボーナスが3.0ヶ月以上あるかどうか
当たり前ですが、年収は基本給だけで決まる訳ではありません。ボーナスの額も重要です。
ボーナスが1か月分違えば、それだけで年収が数十万円違います。
基本給が17万円でもボーナスが3ヶ月以上あれば余裕が生まれます。
基本給17万円の場合、ボーナスゼロでは年収204万円。とても生活していけるレベルではありません。
①月給17万円の手取りって?
残業代やボーナス額により変動しますので、単純に基本給17万円のみで考えます。
基本給17万円の場合、
手取り13.8万円
になります。(前年度の収入で前後します。)
手取り13万であなたの生活ができるかどうか。1度考えてみましょう。
3.年間休日が105日以上あるかどうか
年間休日105日は法律で定められている1日8時間労働、1週間で40時間労働のギリギリラインです。
休みも基本給も少ない会社に勤めていると時給換算がバイトよりも低くなります。
時給換算が低ければあなたの労働に対する価値が低くなります。働けど働けど生活は楽になりません。
基本給が低くても時間が自由になればお金を稼ぐ方法はたくさんあります。
副業も解禁されているので、空いた時間で別の仕事をするのもお勧めです。
メルカリやココナラを活用して、月1万円以上稼ぐこともできます。
給与が低く時間も無い状況ではその生活が一生続きます。
年間休日105日はかなり厳しい日数です。
実際にどのような状況になるかを具体的にご紹介しています。
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①基本給17万円の求人に必要な年間休日数について
基本給17万円は契約社員でも獲得できる月給です。
1日8時間勤務。仕事も正社員に比べて責任の無い内容。
そんな仕事でも得られます。
責任が重く休みの少ない求人で基本給が17万円は危険です。あなたの人生が仕事だけになります。
最低でも年間休日120日を選びましょう。
年間休日120日は長期休暇もあります。理想的な休日数です。
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4.サービス残業が無い
サービス残業有りまたは基本給に時間外手当含と書かれている企業はもれなくブラック企業です。
理由は、どれだけ働いても給与の発生しない状況があるからです。
仕事は労働力を提供して金銭を得るための作業です。
決してボランティアではありません。
残業すればするほどあなたの時給は下がります。
正社員なのに時給が750円以下になってしまうようなら、フルタイムのパートをした方が稼げます。
1日1時間のサービス残業があるとして、1年に250日勤務なら250時間無駄にしている計算になります。30年では7500時間。312日も無駄働きしているんですよ。
基本給が高ければ我慢できますが、基本給が低くて残業代がつかないのはまさにブラックです。
私が実際にサービス残業の会社に勤めた経験の記事も読まれています。
会社側はたくさん残業をさせようと色んな方法を取ってきます。
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5.皆勤手当・家族手当などの手当が付く
運送業では基本給8万円レベルの会社があります。
基本給が安い代わりに手当や歩合制の給与が発生するため、十分な給与になっています。
基本給が17万円でも、
- 資格
- 役職
- 家族
- 皆勤
- 住宅
などの各種手当があれば基本給25万円と同等レベルになることがあります。
(社宅が無料で借りられるなど。)
基本給だけでなく、福利厚生・各種手当の欄にも注目してみましょう。
注意ポイント
ただし、手当は急に無くなる危険があります。
基本給17万円+手当なら手当が無くなっても生活できるレベルですが、基本給が15万円以下の会社に勤めるのなら要注意です。
6.個人年金などの給与天引きの有無
給与から引かれるのは年金・保険・税金だけではありません。
その企業特有の天引きがあります。
- 個人年金
- 旅行の積み立て
- 財形
- 駐車場代
合計で1万円以上になることもあります。
基本給が17万だと手取りはおよそ13万。
そこから1万円以上引かれては生活が出来なくなります。無駄な天引き、旅行の積み立てが無いか確認しておきましょう。
※私の会社は医薬品業界の年金基金に入っています。他社に比べて1万円ほど多く天引きされています。
7.「手取り額」で生活できるかどうか
「基本給17万で生活できると思いますか?」という質問を見かけます。それはその方の状況次第です。
- 地方在中
- 実家暮らし
- 結婚はまだまだ先
- 車無し
なら贅沢に過ごせます。
しかし、都心で既婚者の場合は即転職しないと生きていけないでしょう。
アベノミクスで好景気になっているとメディアは言いますが現実は違います。
30代でも年収300万円で生活している人はたくさん居ます。
基本給17万は切り詰めれば生活できるギリギリラインと言えるでしょう。
もしあなたが結婚して家を建てたいのなら転職or副業を視野に入れなければいけません。
あなたの1ヶ月の支出を出し、まとまった額が貯金できるかどうか考えて見ましょう。
基本給17万円以上の会社に勤める方法について
まずあなたの会社が同じ業界内でどの程度の給与水準か確認すべきです。
業界そのものが低賃金であれば未経験の業界に飛び込むしかありません。しかし、あなたの会社だけが低賃金であれば同じ仕事内容なのに会社を変えるだけで年収が50万以上上がる可能性があります。
とは言え転職で『もっとブラックな会社』に勤めてはいけませんよね。
10代・20代向け転職サイトならDYM就職がお勧めです。
全ての求人先を査察しているため、ブラック企業率が低いためです。
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