退職、お疲れ様でした。仕事を辞めるのは悪いことではありません。
「3年は我慢しろ!」
と言う中年男性もおりますが、私はそう思いません。無理に働いて身体を壊すよりも、ストレス無く働ける職場を見つける方がメリットがあるからです。モチベーションが上がるので能力も発揮できます。
しかし。仕事を辞めるのと良い転職先を探すのは全く別のことです。
恋愛や趣味なら失敗を繰り返し、試行錯誤しながら良い形に修正していくのも良いでしょう。仕事はダメです。転職に失敗する度に転職先を見つけるのが難しくなるからです。
そこで今回はあなたの「転職力」を上げる方法をご紹介します。
そもそも転職力とは何か
転職力とは「外交力」です。分かりやすく言えば、自分をアピールする力を持っているかどうか、です。
資格や学歴が転職で便利なのは「何もしなくてもアピール材料になる」からです。
例えば、
「私はドジで失敗ばかりします。けれど頑張りますから雇って貰えませんか?」
では採用されません。
「私は働きたい意欲に燃えています。年齢も若いので、長く勤めたいと考えています。」
なら採用される可能性があります。
このような違いですね。
具体的に、分かりやすくアピールする
大学生が、
「私はスポンジです。何でも吸収します!」
と面接時に胸を張って語ることがあります。これ、全く内容が伝わってこないですよね。実体験が無いため、ペラッペラの内容だからです。
「私はアルバイト時代、2ヶ月でホールの仕事をこなせるようになりました。仕事を覚えることには自信があります。」
ならどうでしょう。納得できますよね。
これが転職力です。
外交を意識しよう
外交とは
外部との交際・交渉。特に、銀行・保険会社・商社などでする勧誘・交渉・注文取り。
ということです。
ポイントは「交渉」にあります。
人と交渉する場合、必ず相手にメリットを与えなければいけません。
例えばカードゲームでカードを友人と交換するとしましょう。
あなたは友人の欲しいカードを渡さなければいけませんよね。そうしないと友人は手放してくれないからです。
これが転職なら、企業にあなたを雇うメリットを教えなければいけません。何のメリットも無い人を雇う意味は無いからです。
転職力を即上げる方法
転職力とは外交力。企業にあなたのメリットを伝えることができると転職がスムーズになる、ということがお分かりになったかと思います。
とは言え、誰もがアピール上手とは限りません。
しかし、転職力を即上げる方法があります。
それが「自分の好きなことを客観的に考えること」です。ゲームでも日記でも、何でも構いません。
毎日日記を書いている人なら「根気がある。同じ仕事をコツコツと続けられる」こんな才能があります。
ラーメン屋巡りが好きなら「情報を集め、行動に移すことができる」ことが分かります。
資格や学歴だけがアピールポイントではありません。あなたが何気無くやってきたことがアピール材料になります。ただ、あなたが気付いていないだけなんです。
今の状況を調べてみよう
転職サイトの【@type】では転職力を無料でチェックするサービスを行っています。
今回の記事でお話した「外交力・交渉」だけでなく、自己分析や将来ビジョンなど6つの項目を判断できます。予想年収額や内定者数まで判定してくれます。
さらに細かく転職力を知りたい方におすすめです。