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『高離職率』残業代100%支給をアピールする求人は危険『当り前』

残業代アピールの求人

「残業代が100%支給の求人があった!これって最高だよね。残業時間も少なそうだし。ここに応募しようと思うんだけど大丈夫かな?」

という疑問にお答えします。

 

ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。

結論から言うとこの会社に応募しちゃダメです。残業代は支払って当り前。求人でアピールするって絶対に問題があります。

 

当記事の内容はこちら

  1. 残業代100%支給をアピールする求人は危険な理由
  2. 離職率の高い会社は問題の多いブラック企業
  3. あなたが選ぶべきは『具体的』な情報のある求人

 

もし求人の待遇に問題が無ければ『パワハラ上司がいる』とか『新人をいじめる』などの人間関係を怪しむべき。

そういう部分まで具体的に解説していきますね。

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1.残業代100%支給をアピールする求人は危険な理由

お金を数える社員

残業代100パーセント支給をアピールする求人は危険です。

その理由は以下の通りです。

  1. 残業代は支払って当然である
  2. 他にアピールできる内容が無い
  3. 人が辞めすぎて焦っている

 

日本人って『会社は偉い!』みたいに考えていて、良い会社がステータスになってます。

なので「キツイ仕事も我慢すべき。」「3年間は耐えないと。」と思われてます。この洗脳って怖くて、残業代も貰えればラッキーって思ってます。

そうじゃなくてあなたが会社を選ぶ思考にならないと求人探しって危険です。

理由① 残業代は支払って当然である

残業代は支払って当然です。

労働者は時間外労働協定(36協定)で守られています。

使用者は、原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけません。
使用者は、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければいけません。
使用者は、少なくとも毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければなりません。

引用 厚生労働省

 

例えば「うちの会社は働いた従業員に賃金をお支払いします。」なんて書きませんよね。常識というか、当り前だからです。

『残業代を100パーセント支給します』ってこれと同じレベルの話です。広告の下書きをした人事部がこれを通したことに疑問を持つべきです。よっぽどトンチンカンな会社なのかなって想像しちゃいます。

理由② 他にアピールできる内容が無い

他にアピールできる内容が無さすぎて『当り前のこと』で空白を埋めている可能性があります。

他にも、

  • 定期昇給があります
  • 1年に2回賞与を支払います

とか書かれていたら要注意。

これって、待遇面の記載部分で書けちゃいます。せっかくの自由な『広告欄』を同じことを書くって無駄ですよね。

アピールできる内容が無いのは『その職場の良い部分』が無いのと同じ。危険です。

理由③ 人が辞めすぎて焦っている

人が辞めすぎてて焦って広告を書いた可能性があります。

特に仕事のできる人が辞めると『退職ラッシュ』につながります。1ヶ月以内に主要メンバーの2割が辞めるってあり得ます。

人手不足で仕事が回らないので、とにかく急いで広告を出すことが求められた結果が『残業代100パーセント支給します』という記載です。

※ちなみに仕事のできる人が辞める会社って土台が崩れてます。入社すべきじゃありません。詳しくは「仕事の出来る人が辞めていく」会社は危険度120%をご覧下さい。

辞めて欲しくない人が辞める会社が危険
辞めて欲しくない人が辞める会社が危険な理由。仕事のできる人は会社の方針についていけずに早期に抜け出します。

続きを見る

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2.離職率の高い会社は問題の多いブラック企業

Ryo
ブラック企業は離職率で判断できます。

 

離職率の高い会社はブラック企業です。

給与・残業時間・人間関係の3つが働きやすさに影響する項目なんですけど、問題が高ければ人はどんどん辞めていきます。

だから離職率で会社の働きやすさは分かります。

このうち『給与と残業時間』は求人から分かりますよね。

給与が低すぎれば人は辞めます。モチベーションが保てないからです。残業時間が長くても人は辞めます。体力的につらいからです。

この2つに問題が無いのに人が辞めるのは『人間関係』に問題があるからです。

『残業代100パーセント支給します』は給与面と残業時間に問題の無いことをアピールしてますよね。それなのに広告をガンガン出しているのは人間関係に問題があって人が辞めているから。

※社員のモチベーション操作が下手な会社ってありますね。仕事が大変になった状況で給与を下げちゃうとか。こういう会社に入るとあなたも早期退職につながります。

参考 仕事のモチベーションを維持できなくなった時が辞め時である3つの理由

離職率の高い会社は激務になる

離職率が高い会社は激務になります。というのも単純に人が足りないから。

人が足りなくても仕事の多さって一緒です。1人あたりの作業量が増えるので残業が増えます。定時で終わるとしても仕事内容は濃くなります。

3.あなたが選ぶべきは『具体的』な情報のある求人

忙しそうなビジネスマン

あなたが選ぶべきは具体的に書かれている求人です。

転職は『マッチング』の問題。

ハローワークを使おうが転職サイトを使おうが、あなたにとってベストな会社に入社できれば良いだけです。そのためには求人の情報が大切。

会社側も入社した人が即辞めたらメリットがありません。

広告費もかかりますし、人を雇うって時間がかかります。書類をまとめるだけでも一苦労。そういうのを台無しにするんですから、求人を書くのって凄く考えます。

できる会社は『デメリット』を求人に書いている

ちなみにできる会社ほどデメリットを求人に書いてます。

『我が社は激務です。その代わりに28歳で年収800万も狙えます。稼ぎたい、頑張りたいと思ってる君は我が社に入社して下さい。』

だと分かりやすいですよね。

ガッツリ稼いで良い車に乗って、素敵な女性と結婚する!みたいに野心に燃えている人なら喜んで入社します。しかも辞めません。

 

多いのが『30歳で年収1,480万も可』とだけ書いている求人。これって良いトコだけ書いてて、なんでそんなに給与が良いか分かりません。

フラフラっと情報に釣られて入社した弱虫クンは即辞めちゃいます。

 

だから『100パーセント残業代支給します』なんて書いている求人はダメ。

メリットでもデメリットでもなくて『当り前のこと』ですから。頭悪すぎです。会社の未来を想像しちゃいます。

まとめ

せめて『残業60時間で多いけど残業代はバッチリ払います』くらいまで書いて欲しいですね。

具体性に乏しい会社はホワイト企業の断定ができません。ギャンブル的要素を含みますので応募するのはやめましょう。

 

以上、「『高離職率』残業代100%支給をアピールする求人は危険『当り前』」という記事でした。

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Ryo

現在は個人事業+メディア編集長として活動。2社の倒産と1社の利益率激減を経験。激務のブラック企業勤めで2回倒れています。 仕事でヘトヘトになっている状況を向き合って欲しく、ブラック企業からの脱出を応援する『Blahara(ブラハラ)』を運営! プロフィールはこちら ⇒ 運営者情報

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