「定期昇給が無い求人って大丈夫なのかな。何かで給料が保証されていて当然だよね。昇給がないってどれだけ働いても損みたいなものだし…。」
という疑問にお答えします。
ブラック企業研究家、Blahara運営者の『Ryo』です。
結論から言うと昇給なしの求人は応募しないほうが良いです。やっぱり『普通じゃない会社』だからです。
当記事の内容はこちら
- 昇給なしの会社が危険な3つの理由
- 定期昇給なしの給料の上がり方について
- 昇給なしのメリット ← ありません
あなたが現在勤めている会社が『昇給なし』になった場合は即転職を考えるべきです。
会社員にとって昇給=評価。昇給なしは評価が上がらないのに仕事量が増える時給ダウンと同じだからです。
※平均昇給額は『【疑問】昇給っていくら?平均は?2年目の昇給額が少なくて「えっ?!」と驚いたあなたへ』という記事で解説しています。
詳しくお話しますね。
1.昇給なしの会社が危険な3つの理由
- 利益率が悪化して傾いている危険がある
- 社員を使い捨てにする考え
- 臨時昇給をちらつかせて昇給しない
上記3つです。
通常、求人に昇給額を記載します。なぜなら、昇給額は求職者を集める好材料だからです。求人は人手不足だから出します。人が集まらない内容にすべきじゃありません。
なのに『昇給なし』と書くのは会社は以下のような理由で危険です。
理由① 利益率が悪化して傾いている危険がある
昇給が本当にできないほど利益が悪化している危険があります。
経営者
利益が悪い。しかし人を入れないと赤字の前に会社が動かなくなって倒産してしまう。昇給については記載をせずに人を募集しよう。
こういう会社に入ってしまうと昇給以前に『作業量』でストレスフルになります。ボーナスも出せないのでボーナスも『未定』のような書き方になっています。チェックしましょう。
理由② 社員を使い捨てにする考え
社員を使うだけ使って退職させる考えなので、昇給を無駄なものだと考えている可能性があります。
社員の使い捨てはブラック企業に多い特徴。
- できるだけ長時間会社に残させる
- 給料が上がる前に退職に追い込む
というイメージです。
逆に昇給額を高額にしても良いのですが、求人に記載した以上は記載額の昇給をしないといけませんよね。求人が証拠になるためです。
だから求人に昇給額を記載しません。
理由③ 臨時昇給をちらつかせて昇給しない
面接で『定期昇給はなしだけど、臨時昇給で対応しているよ。』と言われたら要注意。臨時昇給は定期昇給ではありません。昇給しないことも可能です。
口では『昇給する』と言いつつ、経営不振だから昇給しないと逃げられます。
2.定期昇給なしの給料の上がり方について
基本は臨時昇給か手当の増加になります。
臨時昇給とは
年齢や役職、年に1度の昇給ではなく『功績や労働量に応じて昇給を決定する方法』です。
給料の上がり方:臨時昇給・手当の増加
臨時昇給・手当の増加どちらも操作できる昇給方法です。
通常は年に1度必ず昇給しなければなりません。その取り決め枠じゃありませんので、気分次第で昇給なしが実現できます。
また、手当の増加は『給料ダウン』が可能。
会社って本来は社員の給料を下げられないんですよね。でも手当は基本給じゃないので、与える必要がないお金です。会社の権限で自由に上げ下げできます。
3.昇給なしのメリット ← ありません
ぶった切りますと、定期昇給がない会社に入っているメリットはゼロです。
会社は勤め続けると必ず仕事量と責任が増えます。そういうものです。なのに給料が増えないって時給がダウンしているのと同じ。
勤めれば勤めるほどあなたはつらくなるだけです。転職しましょう。
転職って難しく感じますが、普通に昇給できる会社を探すなら簡単です。離職率の低い求人が多い・アドバイザーの質の高い転職サイトを使えばOKだからです。
10代・20代向け転職サイトならDYM就職がお勧めです。
全ての求人先を査察しているため、ブラック企業率が低いためです。
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参考 DYM就職