「飲食ってブラックだからやめとけって言われてるけど、理由は何なんだろう。確かに厳しい業界なイメージはあるけど、そんなにひどいの?」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば飲食がブラック・やめとけと言われる理由がわかります。
元ブラック企業社員のBlahara運営者の『Ryo』です。私自身、アルバイトで飲食業にこりごりしています。飲食を目指した友人も1年ほどで現実を見て落胆してました。
当記事の内容はこちら
- 飲食業がブラック・やめとけと言われる理由を5つ紹介『裏側も暴露』
- 働きやすい飲食店を探す方法・見つけ方
『勤務時間が長い』『給与が低い』『年間休日が少ない』『クレーマーが多い』『飲食店の裏側はサービスの質が低い』この5つです。
もちろん、飲食店の中にも働きやすい・一流のお店もあります。そういうお店の見つけ方についても解説していこうと思います。
どうぞご覧ください。
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1.飲食業がブラック・やめとけと言われる理由を5つ紹介『裏側も暴露』
以下の5つです。
- 勤務時間が長い
- 給与が低い
- 年間休日が少ない
- クレーマーが多い
- 飲食店の裏側はサービスの質が低い
働きやすさって『勤務時間』『給与』『人間関係』の3つで決まります。このうちの2つが最初から欠けちゃってるんですよね。
後は客層に左右されること。クレーマーが多いと人間関係で悩みます。また、その飲食店が『お客さんのことを考えているかどうか』も大事。キラキラした人が裏側を見て退職します。
① 勤務時間が長い
正社員になると1日仕事になります。
注意ポイント
- 1日12時間勤務以上が多い
- 基本的に立ち仕事、休憩中も呼ばれることがある
- お店に立っている時間以外も仕事がある
お客さんが帰ってくれないとその間もずっとお店が空いてます。これも悩みの種ですよね。
お店としてどういう対応をするのか。評判を上げるために神対応を心がけるのか、それとも仕事だと割り切ってスパっと帰ってもらうのか。
こういう部分でも働きやすさって変わります。社風がモロに出ちゃうんですよね。
仕込みや閉店後の時間も必要
当然ですがお店が開く前から仕事って始まってます。お店によっては買出しもありますからね。雑用からスタートして、雑用で終わります。
お店が開いている時間が8時間なら、10時間以上は仕事があると想像してください。
② 給与が低い
他の業界に比べると給与の水準は低いです。
主な産業別に賃金をみると、男性では、金融業,保険業(466.4千円)が最も高く、次いで教育,学習支援業(435.0千円)となっており、宿泊業,飲食サービス業(271.1千円)が最も低くなっている。
お店を広げたりしないと利益が増えないんですよね。1店舗だと規模や立地で得られる利益に限界があります。
だから食材を無駄にしないための『ランチ』や利益率の高い商品を『おすすめメニュー』にします。意外に広告費が高いのもガッカリポイント。
SNS運用やお店自体がブログ運営・MEO対策できてないと集客できないんですよ。
誰でもできる仕事、特別な資格がいらない
1番の問題がコレ。誰でもできる仕事って給与が低いです。
『ライン工』『倉庫作業員』の給与が低いのも同じ理由ですね。印象でも特にホールは給与が低いです。アルバイトでもできちゃう仕事なので。
③ 年間休日が少ない
土日・GW・お盆など全て仕事になります。
注意ポイント
- 他の人が休みの時が忙しい
- 12月など忘年会シーズンは繁忙期
- 忙しい時は休憩時間がないレベル
- 年間休日105日ほど
長期連休がないだけで休みは減りますよね。完全週休2日制は少なくて、隔週2日休みが多いです。年間休日100日未満の求人もチラホラ。
ちなみに年間休日は120日が『疲れず働きやすい数』です。ご参考まで。
▼年間休日120日についてはこちら▼
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年間休日120日の特徴を解説『内訳や平均からホワイトな理由を分析』
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④ クレーマーが多い
飲食業界がクレームを受けやすいんですよね。
ポイント
- 不特定多数の人が利用する
- 客単価の低い場所ほどたくさんの人が利用する
- 扱う商品によっては客層が悪い
- 虫問題がある
例えばファストフード系。誰もが気軽に利用できるんで、客層はちょっと悪いです。高級なレストランでは客層はいいもの高いサービスが求められますよね。
飲食では確実に『虫』が悩み。クレーム対処ができてないと、1匹の虫で倒産の危険すらあります。
⑤ 飲食店の裏側はサービスの質が低い
清潔が維持できていないんですよね。
ポイント
- 実は不潔
- アルバイトの管理が甘く、提供している商品の質が下がる
※もちろん全ての飲食店ではないです。ただ、こういう状況が増えてるってことです。
原因は人員不足。人の手で食器を洗っている場合、洗いが追いつかなくて洗えていない状態で使っちゃうとか。居酒屋でアルバイトした人なら何となくわかると思います。
私の友人が体験した内容
- お客さんの質が低く、暴言が多い
- お客さんに対してあだ名がついている
- 皿などの食器を割ると自己負担
- ゴキブリが出る
サービスの質だけでなく、人間関係上の問題も多かったとのこと。確かに工場のような閉鎖された空間ですよね。
防虫意識まで高いお店は少ない
工場と違うのは飲食店は『防虫が難しい』こと。
どうしてもたくさんの人が出入りします。入り口からの虫侵入が多いんですよね。食品の入った段ボールにくっついてくることもあります。クリーンルームがあるわけでもないですし。
こんな飲食業界ですが働きやすいお店もあります。見つけ方をお話して生きますね。
2.働きやすい飲食店を探す方法・見つけ方
シンプルに『人手不足じゃないか』『管理ができているか』を見ます。
見つけ方:スタッフの数・お店の構造を見る
スタッフの数が少ない飲食店はハードです。
ポイント
- 仕事が回らない
- 勤務時間が長くなる・残業が増える・休憩が取れない
- 疲れてミスするとお客さんからも叱られる
何もいいことがないですよね。店長さんがちゃんと人を見てる飲食店は人が辞めにくいです。離職率もチェックしましょう。
お店の構造は『独立型かどうか』『虫の侵入源が少ないか』ですね。地下だと下水臭いお店があったりで、虫が多いなってわかります。
ホワイトな飲食店を探す方法
飲食店専門の転職エージェントを使いましょう。
『飲食特化の転職支援サービス【クックビズ】』ですね。
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まとめ:飲食に勤めるならお店の裏側まで知りましょう
飲食系ってホント待遇が悪いんですよね。
- 勤務時間が長い
- 給与が低い
- 年間休日が少ない
- クレーマーが多い
- 飲食店の裏側はサービスの質が低い
でも、人が美味しく食べている姿を見るのは幸せ。自分の作ったもので喜んでくれるのもいいですよね。
だから飲食に勤めるなら使い潰されない、社員に理解のある飲食店を探しましょう。
以上、『飲食がブラック・やめとけと言われる理由を5つ紹介『裏側も暴露』』という記事でした。