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仕事でダブルバインドを受けた経験談『3つの具体例と対処法を解説』

仕事でダブルバインドを受けた経験談

「仕事でダブルバインドを受けることって多いのかな。間逆の2つの指示をされても困っちゃう…。経験談や対処法があれば知りたい。」

そんな疑問にお答えします。

当記事を読めば仕事のダブルバインドの体験談・対処法がわかります。

 

元ブラック企業社員のRyoです。40℃の倉庫で長袖着用勤務になったため休憩が自由になりました。しかし、会社の方針として自由に休憩を取らせないことになったダブルバインドを受けています。

 

当記事の内容はこちら

  1. 仕事でダブルバインドを受けた経験談『3つの具体例』
  2. ダブルバインドを出してしまう会社の状況について
  3. ダブルバインドを受けた場合の対処法

 

会社の方針がコロコロ変わったことと、上司が現場に来ないことから何度もダブルバインドを経験しています。

ダブルバインドを出す会社は『余裕がない』『組織がバラバラ』の特徴があります。

ダブルバインドを訴えても上司は逆ギレするか覚えてないです。なので、現場で適当に指示をこなしつつ『見返すこと』も検討します。

それぞれ詳しく解説しますね。

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1.仕事でダブルバインドを受けた経験談『3つの具体例』

仕事でダブルバインドを受けた経験談について

仕事でダブルバインドを受けた経験談について

以下の3つが実際にあったダブルバインドです。

  1. 相談しろと言われたのに『自分で考えろ』という指示
  2. 休憩を取るような指示なのに休憩を取らせない方針
  3. 残業を減らす指示なのに残業をしろという指示

同じ上司から指示されたことと、『上司と会社の方針の食い違い』の2パターンが存在します。どちらも現場で働く側としては一緒ですね。

お悩み君
どっちをしても叱られる状態なんですよね。
そうなんです。本当に叱られますからね…理不尽でしかありません。
Ryo

① 相談しろと言われたのに『自分で考えろ』という指示

相談しろと言われたのに叱られた経験談

相談しろと言われたのに叱られた経験談

仕事量に対してのダブルバインドです。

  • 休憩時間を削る・トイレにも行けないほどの仕事量になった
  • どうしても仕事が終わらないため相談
  • 現場で何とかしないとダメだ。考えなさいと叱られる

この流れですね。ちなみに以前に『物理的に不可能な仕事量になったら我慢しないで相談しないとダメだろ。』と叱られています。

お悩み君
ひどい状況ですね。
言ったことを覚えてない+現場に来ない上司だったので状況を知らないんです。
Ryo

1度、あまりの理不尽さに悲しくなってその場で泣いてしまったことがあります。そしたら対応してもらえました…。

つまり、感情で解決できたということは『対処法があった』ということで、パワハラ的に対応していた証拠ですよね。

上司がストレス解消のためにダブルバインドするケースはあります。わざとパワハラを繰り返すブラック上司には気をつけましょう。

関連記事 ブラック上司の特徴とは『部下を追い詰める6つの性格』

② 休憩を取るような指示なのに休憩を取らせない方針

休憩を取れと言われたり取るなと言われたりした経験談

休憩を取れと言われたり取るなと言われたりした経験談

会社と現場の指示が食い違ったダブルバインドです。

防虫・異物混入の考えから40℃を超える倉庫内でも長袖着用勤務の指示がありました。さすがに倒れてしまうと思ったので『何度でも小休憩を取りますよ』と交渉。

現場からはOKをもらいます。

しかし、会社の方針が『現場はもっと働け。休憩時間を最低限にすれば人を増やさなくても回るだろ。』になったんです。

結果、熱中症で倒れています。

あまりに過酷なため現場にウォータークーラーを設置すると言われたのですが、それも流れました。会社と現場で相談ができていなかったと考えられます。

③ 残業を減らす指示なのに残業をしろという指示

残業のダブルバインドの例

残業のダブルバインドの例

残業指示の食い違いです。

会社側からあまりに現場の残業時間が長いため『シフト制を導入。残業ゼロ、有給を使えるようにする』と指示がありました。

わずか1ヵ月で残業が復活です。理由はシフト制をしても人が足りなくて現場が回らなかったため。現場で残業のシフトを考えるようになりました。

お悩み君
これも、現場に管理職が来ていないのが原因ですよね。
そうなんです。結局、その場しのぎの指示をしているだけなんです。
Ryo

シフト制が完全に破綻しているのに元の状況には戻りませんでした。これはこれで現場の状況と方針が食い違うダブルバインドと言えますね。

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2.ダブルバインドを出してしまう会社の状況について

ダブルバインドを出す会社の状況について

ダブルバインドを出す会社の状況について

以下の2つです。

  1. 指示を出す人がバラバラ
  2. 利益が悪くて方針がコロコロと変わる

普通に考えれば、現場に何度も来ている直属の上司から違う指示が来るってありえません。

お悩み君
現場に来ない・指示をいろんな人が出す・その場しのぎの指示。この3つっぽいですね。
そのとおりです。ダブルバインドする上司って共通点があります。
Ryo

私の体験で多かったのは『現場に来ない』『その場しのぎの指示』でしたね。昨日と今日で意見が変わる上司はダブルバインドの常習犯じょうしゅうはんになります。

① 指示を出す人がバラバラ

無理な指示を出してくる現場の責任者

無理な指示を出してくる現場の責任者

組織が甘いです。

上司 → 現場の責任者 → あなた

このように話が流れていくのが普通ですよね。

上司 → あなた

現場の責任者 → あなた

こうなると2人から指示を受けることになります。当然、内容はバラバラ。どちらの言うことを聞けばいいのかわかりません。

上司に従えば現場の責任者に叱られ、現場の責任者に従えば上司に叱られます。これを誰かに相談しても『そうなっちゃってる』と流されます。

② 利益が悪くて方針がコロコロと変わる

利益を優先して方針が変わる

利益を優先して方針が変わる

会社の利益のため色んなことを試そうとしています。問題は『結果が出る前の短期間で方針を変更する』こと。

また、失敗を認めないこともダメですね。失敗を認めれば誰かに責任が出ます。誰も責任を負いたくないんで、悪い方針も残ったままになります。

  • 残業をゼロにする → 残業が残る
  • 最新設備を導入する → 使いこなせない → 人は増やせない
  • 別の部署を手伝え → どうしてその部署の仕事を手伝っているんだ?

こんな感じです。

上司は方針が変わったことを知っていても、部下まで浸透しないこともありました。

3.ダブルバインドを受けた場合の対処法

ダブルバインドを受けた場合の対処法について

ダブルバインドを受けた場合の対処法について

以下の2つです。

  1. まともに言い返さない
  2. 状況が悪化した場合の逃げ道を作っておく

ある程度、見切りをつけた方がいいです。というのもダブルバインドは何をしても叱られる『マイナスのこと』でしかないから。

お悩み君
そうですよね…。
前と指示が違います!と上司に言ってもケンカになりますよね。
Ryo

既にお話したとおり、普通の会社・普通の上司ならダブルバインドにはなりません。特にモラハラ上司のように社員を使ってストレス解消を考える上には注意しましょう。

① まともに言い返さない

上司に指摘しても無駄

上司に指摘しても無駄

指示が間違ってます、ダブルバインドですって言っても理解されません。

  • 指示したことを忘れている
  • わざとダブルバインドしている

このどちらかだからです。

特に忘れている上司が多いですね。

悪天候でも遅刻するな!と言っている上司に限って雪の日に遅刻したりするじゃないですか。そういう感覚の上司なので意見を言ってもケンカになるだけです。

ケンカになれば印象が悪くなります。上司は評価を決めることができますよね。昇給が減ったりボーナスが減って損するのはあなたです。

② 状況が悪化した場合の逃げ道を作っておく

早めに転職や個人収入源を作っておく

早めに転職や個人収入源を作っておく

ダブルバインドはとにかくストレスがたまります。会社の状況や上司の対応が変わるって考えにくいです。

だから早めに『転職先』や『副業で個人の収入源の確保』を考えましょう。どちらも現会社の状況が悪化した場合の逃げ道になります。

お悩み君
悪化するとどうなるんです?
ダブルバインドの内容がひどいことになります。
Ryo

私の場合は熱中症で倒れています。40℃の倉庫で長袖着用を義務付けられ、それに対する休憩やウォータークーラー設置がなかったことにされたためです。

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まとめ:ダブルバインドは単なるパワハラです

ダブルバインドは間逆の指示を受けること。何をどうしても必ず叱られます。

同じ上司からパワハラ的に指示されることもあれば、会社と上司の指示が食い違うこともあります。どちらもあなたにとってデメリットしかありません。

ダブルバインドを何度も受けるようなら会社に見切りをつけるのも1つの手段です。評価がどんどん落ちますからね…。

 

以上、『仕事でダブルバインドを受けた経験談『3つの具体例と対処法を解説』』という記事でした。

 

 

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Ryo

現在は個人事業+メディア編集長として活動。2社の倒産と1社の利益率激減を経験。激務のブラック企業勤めで2回倒れています。 仕事でヘトヘトになっている状況を向き合って欲しく、ブラック企業からの脱出を応援する『Blahara(ブラハラ)』を運営! プロフィールはこちら ⇒ 運営者情報

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