「仕事が激務過ぎる…。朝7時から夜22時まで、休憩も1時間だけで働いてる。これって異常じゃないのかな。他の会社に行っても一緒?頭が働かないから詳しい話を教えて欲しい。」
という悩みにお答えします。
Blahara運営者のRyoです。以下のような経験があります。
- 朝6時半から夜23時まで働く
- 激務の生活を続けていて倒れる
- 疲れでまっすぐ歩けなくなる
当記事の内容はこちら
- 仕事が激務なら考えたい3つのデメリット
- 激務を続けた先にメリットがあるかどうか
- どこの会社に行っても同じ?に答えます
実際に激務を経験した私なのでお伝えできることがあるかと思います。結論をいっちゃうと激務に耐えるのはやめるべき。どこかで限界が来ます。
あなたが限界を迎える前に行動できるよう具体的な話をします。どうぞ最後までご覧ください。
1.仕事が激務なら考えたい3つのデメリット
以下の3つです。
- 30歳以降になると続けられない
- 会社にプライベートを奪われている
- 正しい対価が得られていない
激務についての定義はありませんが、残業80時間以上になると過労死認定されます。
発症前2か月間ないし6か月間にわたって1か月当たりおおむね80時間を超える時間外・休日労働が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いと評価できるとされています。
そのため、1日の残業が3時間を超えているなら激務と考えられます。実際に私は1日3時間以上の残業を続けた結果病気になりました。
この条件からそれぞれのデメリットを深堀りしていこうと思います。
デメリット① 30歳以降になると続けられない
体力的に激務ができなくなります。
20代のうちは若さで疲れもとれます。徹夜しても1度寝ればすっきりしますよね。30歳以降は疲れが残ります。
仕事は65歳まで続きます。最近だと年金がもらえるか分かりません。70歳まで現役になる可能性があります。
そうなると健康だけが大事。過労死認定されるほどの仕事を続けていれば、数年間で何かしらの問題が起こるでしょう。
私は体中に発疹が出て倒れました。身体の方は疲労が原因でよかったのですが、心の方に問題がありました。心療内科で1ヶ月の療養をするように指示されましたね。
35歳で身体に異常が出ると終わりです
35歳以降は転職が難しくなります。未経験の業界にチャレンジはほぼ不可能です。そうなると現在の会社に残るしかなくなります。
激務に耐えていて35歳でダウン。仕事を続けられなくなったら人生が詰みです。
デメリット② 会社にプライベートを奪われている
1日3時間残業をすると自分の時間がほぼなくなります。
土日休みだったとしても、土曜日は身体の疲れを取るだけで終わり。日曜日は月曜日のことを考えて憂鬱になります。
激務でもストレスを解消して健康的な生活を送る努力ができれば問題ありません。
- スポーツジムに通う
- 恋愛を楽しむ
- 温泉に入る
上記のとおり。でも、時間がないからどれもできません。
自由な時間は二度と買えません
お金より大事なものが時間です。
とある住宅メーカーの営業さんとお話しする機会がありました。彼は月の休みが1日しかないほど激務。(もちろん、会社から強制的に出勤を指示されているわけじゃありません。でも人手不足だから出勤するしかないとのこと。)
30代なのに年収は800万円。貯金も家をキャッシュで買えるくらいあるそうです。
休みがないのでお金を使う暇はゼロ。だからどんどん貯まっちゃうとボヤいていました。
詳しくは以下もどうぞ。
-
【やめとけ】ハウスメーカーはブラック?社員から聞いた住宅営業がしんどい理由
続きを見る
デメリット③ 正しい対価が得られていない
月80時間ほど残業していれば残業代が10万円~12万円ほどもらえます。大きい!って思いますよね。
でも、残業って基本的な評価にならないんですよ。会社的に残業代を支払っているだけ損ですからね。ベースアップしないと残業代のベースも上がりません。
単純に『アルバイトしているのと一緒』です。
ちなみにコストコはアルバイトの時給が最大で1,800円になります。サラリーマンの残業代で1,800円超えるって大変ですよ。それならコストコで土曜日だけバイトしてた方がいいですね。
四六時中働いていれば年収1,000万以上は可能
ちなみに会社員+個人事業の働き方なら20代で年収1,000万円可能です。
会社員 → 年収500万
個人 → SNS運用の業務委託案件を受ける(月10万)・ブログ、メディア運営(月20~40万)
個人で稼ぐって難しそうですよね。最近は個人向けの求人サイトも登場してます。1日3時間も個人事業に打ち込んでいれば5年以内に稼げるようになりますよ。
『パラレルキャリア向けの求人サイト・仕事を探せる方法まとめ『15選』』という記事が参考になりました。
例:2社で働いた場合の年収について
会社員 → 年収500万
コストコで3時間バイト → 時給1,800円×月稼動60時間×12ヶ月=約130万円
基本給の低い会社で残業するより時給の高いアルバイトを併用した方が稼げます。
どうせ激務なら稼げる方にしましょう。
2.激務を続けた先にメリットがあるかどうか
もし仕事が激務でも在職したいなら、在職した先のことを考えます。
この内容を深堀りしていきましょう。
激務を我慢する理由があれば耐える意味があります
メリットなしに激務を続けていても身体を壊すだけ。その前にモチベーションが持たないので退職しちゃうと思います。
基本的に会社はあなたが辞めても別の人を雇うだけで終わり。あなたのことを守ろうとか助けようって思ってません。
だからあなたも『会社をどのように利用するのか』を考えなくてはなりません。
激務を我慢する理由の例
スキルアップして独立する → 美容師やカメラマン
昇進すると一気にラクになる → 管理職になって残業ゼロ
転職する前のステップにする
上記のとおり。
私が勤めていたブライダルの写真館は3年で店長になれました。今思えば3年で誰もが独立していくからなんですね。激務だからこそスキルアップできました。
(私も1年で専門学校を卒業したレベルまで撮影技術が向上しました。)
40歳まで激務を続けるのは不可能
激務を10年以上続けるのって困難です。40歳までは不可能と思っていいです。
激務を続けるメリットがあるといっても『昇進がいつになるか分からない』なら耐える意味がありません。不確実なことに期待して損するのはあなたです。
3.どこの会社に行っても同じ?に答えます
全く違います。
実際に激務の会社から別の会社に転職した私がいうので間違いないです。
残業時間が60時間減ったのに年収が100万以上増えました。これが答えです。
結論:業界が違うだけで全く違います
激務の仕事ってだいたい決まってます。
- 介護関係
- 看護関係
- トラック運転手
- 夜勤のある仕事
- SE
- アニメーター
- サービス業
- 学校の先生
- 飲食店の店長
私の勤めてたブライダル業界も激務です。年間休日が少ない+労働者不足なので。
ここから年間休日の多い製造業に転職するだけでもラクですよ。年間休日が20日以上増えますからね。
仕事が激務な会社 → 根性論・精神論の強い社風
社員の頑張りで会社を動かしているなら仕事が激務です。激務じゃないと会社が回っていきませんからね。耐えても仕事がラクになることはありません。
仕事がラクな会社 → 効率化、システム化を考える社風
最新設備を導入。経理や事務を代行サービスに依頼している会社は仕事がラクです。労働力の分散を意識しているためです。
誰かがやめたとしても会社が回りますね。効率化に意識があれば効率に予算を割きます。社員全員が『管理の仕事』になります。
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どこの会社も同じではない4つの理由『転職経験談からリアルに解説』
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激務な仕事からラクな仕事に就く方法について
まず業界を変えることです。
先ほどお話した『激務な仕事の多い業界』は勤めている限り激務から脱出できません。理由がない限り勤めている理由はありません。
激務な仕事の多い業界でなければブラック企業を選んでいるだけです。
あなたが20代ならリスクなくキャリアチェンジも可能。転職を考えましょう。
転職時に厚生労働省が認定した職業紹介優良事業者を使うことでブラック企業求人に応募するリスクが減らせます。離職率の高い求人を除外するなどの取り組みをしているためです。
10代・20代向け転職サイトならDYM就職がお勧めです。
全ての求人先を査察しているため、ブラック企業率が低いためです。
男女関わらず働きやすい職場が見つかります。何と履歴書もなしで面接が可能です。
参考 DYM就職