「ブラックなアパレル業界でホワイト企業ってあるのかな。年間休日は少ないし給料は安いし…。どうしたら働きやすい会社を見つけられるんだろう。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めばブラックなアパレル業界でもホワイト企業が見つかります。
元ブラック企業社員のRyoです。アルバイト先のアパレル会社が倒産する状況を本社勤務だったため、生々しく見てきました。
店長さんたちの『自爆営業』も見ており、ブラックな業界だと確信しています。
当記事の内容はこちら
- ブラックなアパレル業界でホワイト企業を見つける5つの方法
- アパレル業界で長く勤めるためのコツについて
『売る仕組みを作っている』『年間休日が110日以上ある』『売上ノルマがない』『在庫管理がしっかりしている』『販売員から別の部署へ異動ができる』の5つです。
最終的に『企画』や『マーケティング』の部署に行くと待遇が高くなり、キャリアにもなりますよ。
それぞれ詳しく解説しますね。
1.ブラックなアパレル業界でホワイト企業を見つける5つの方法
以下の5つです。
- 売る仕組みを作っている
- 年間休日が110日以上ある
- 売上ノルマがない
- 在庫管理がしっかりしている
- 販売員から別の部署へ異動ができる
店舗で売るって限界があります。今はセルフレジも検討されていて、人件費を減らそうとしてますからね。販売員の将来性も微妙…。
それなのに、個人にノルマをつけて経営してるって時代遅れです。
やっぱりユニクロやZOZOTOWNってそういう経営をしてませんよね。ZOZOTOWNに関していえば店舗すら持ってません。
こういう最先端の売る仕組みを考えているアパレル企業に入社しましょう。
① 売る仕組みを作っている
ECサイト運営や最近なら『インスタグラムでの販売』ですよね。インフルエンサー戦略を取っている企業もあります。
例えばユニクロって店舗でカゴを持ってもらうようにします。というのも、カゴを持っている人の方が客単価が上がるからですね。
無理な接客をしなくても売上は上がるんですよ。
経営者が時代についていっていれば、ブラックなアパレル業界でもちゃんと売上が伸びます。
② 年間休日が110日以上ある
アパレル業界の年間休日って105日前後が多いんです。
年間休日105日とは、労働基準法で認められているギリギリラインです。これなら完全週休2日+お盆や年末年始に休みを貰えます。105日以下だと隔週休みの恐れがあります。108日、112日と言う休みが多い求人を狙うと良いでしょう。
販売はギリギリの人数で回しますから、有給が使えない可能性が大です。休日出勤も多いので、そこを踏まえて休みの数を考えないといけません。
私がアルバイトをしていたアパレル業界の店長さんらはほとんど休んでいませんでした。
月に4日休めるかどうかです。
そりゃ会社は従業員に規定の休みを取らせる義務があります。
しかし、「仕事が回らない。」「休むともっときつくなる。」と、出勤を続ける店員さんって多いんですよ。アパレル業界は特に多いですね。
ポイント:二連休がもらえるかどうか
経営がちゃんとしてるアパレル企業だと社員を休ませようとします。ポイントは二連休が取れているかどうか。
小売店への勤務を考えているなら、その小売店のお客として行きましょう。雑談の中で連休について聞いてみるといいですよ。
③ 売上ノルマがない
売上ノルマがあるとプレッシャーになります。評価にも影響するため、自分で服を買ってしまうこともあります。
私が実際に聞いた発言
「2時間前と売り上げが変わっていないよ!何をやってるの!」
「今日は10万円は売ってもらわないと。店長でしょ。」
「アルバイトの子に負けてどうするの?!」
衣類って意外に儲からないんですよね。数を売らないとまとまった収益になりません。
なので、個人にノルマを与える会社があります。(ユニクロは接客無し、ノルマ無しのアパレルとして有名ですね。)
最初に話したように、接客で売り上げを確保するのは大変です。そもそもお客さんが来ないショッピングモールのテナントもありますよね。
売り上げを接客よりも客を集めること・売れる商品を作ること・コーディネートを工夫して売れるようにすること、で確保する考えを持った企業を探しましょう。
④ 在庫管理がしっかりしている
在庫管理ができていないアパレル企業はそのうち倒産します。
注意ポイント
- 過剰在庫を持つ
- 必要な時に必要な衣類の在庫がない
- 売れ行きを判断できない
在庫を持つってリスクがあります。特に服は『生き物』。定価で売れなかったらどんどんパーセンテージが下がっていって利益率も落ちます。
必要な分だけ作れるのが経営陣の腕の見せ所なんですよね。それができてません。
⑤ 販売員から別の部署へ異動ができる
販売員ってキャリアになりにくいんですよ。
ポイント
- 頑張っても店長まで
- 店長になるのも大変
- 店長になってもそんなに給料が上がらない
- 特別なスキルは身につかない
だから、販売員の経験をした後で企画やマーケティング関係の部署に移ったほうが未来があります。そういう道がある会社に勤めましょう。
▼販売員の未来についてはこちら▼
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アパレル店員の将来性が危ない理由『倒産を経験した私が隠さず解説』
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2.アパレル業界で長く勤めるためのコツについて
以下の3つを考えます。
- 売上の伸びているアパレルの会社に入る
- 販売員以外も含めて検討する
- アパレル業界専門の転職エージェントを使う
店舗ゼロで伸びている会社の方が利益率は高いですよね。
例えば『CAMBIO』が店舗なくて成功している例。別に女性がメンズ店に入ったらダメってこともありません。
ちなみに、あの渋谷109のショップ店員でも労働環境の悪さにビックリしているそうです。それでもショップ店員の格好良さ、憧れる気持ちは分かります。モデルさんみたいで素敵ですよね。
あと、販売員に限らないこと。アパレルって別に小売店以外がありますからね。ECサイトで稼いでいる例もありますし。そちらの方がこれからの時代にあってます。
アパレル業界で長く働ける仕事を見つける方法
アパレル専門の転職エージェントに相談しましょう。
ポイント
- キャリアについての悩みが相談できる
- 販売員以外の仕事も紹介してくれる
- 現在のスキル、経験が無駄にならない
例えばですが、大手のアパレル企業でマーケティング部署に入ったとします。マーケティング系って今はリモートワークも多いんですよ。
これまで化粧をして立ち仕事だった状況から、週に1日でも『自宅で作業』できる可能性もありますよね。
でも、アパレルの転職エージェントってあんまりないんです…。
あのDODAなどを運営している『パーソルキャリア』が運営している『クリーデンス』が大手。全国区であり豊富に求人も用意しています。
アパレルの専門家に相談できるので、まずは相談してみましょう。
\2,800社以上が登録!!/
大手の運営なので実力がある
憧れの人気ブランドの非公開求人もある
まとめ:アパレル業界を続けるなら会社を選びましょう
アパレルってホント厳しい時代です。ユニクロなどのスローファッションブランドが強すぎてるし、不景気で服を買わない人も増えてますよね…。
なので、ちゃんと売れ続けている・伸びている会社に勤めることです。
販売員以外の仕事に就けば他の業界でもキャリアとして認められます。今、不安を抱えているならアパレルの転職エージェントに相談してみましょう。
以上、『ブラックなアパレル業界でホワイト企業を見つける5つの方法『不景気』』という記事でした。
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