「求人の年収例って本当なのかな?入社して3年で年収720万も可能とか書いてあるけど、それが事実なら挑戦してみたい。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば求人の年収例が『怪しいこと』が分かります。
元ブラック企業社員のRyoです。高年収の例が書いてあった上場企業に入社しましたが、見事に低年収でしたね…。もうこれが答えです。
当記事の内容はこちら
- 求人の年収例で判断したい3つのこと
- 本当に高年収が狙える求人の選び方『業界や会社で分かる』
普通のレベルの会社で『20代年収1,000万』を出してたら、40代の年収が高すぎ。人件費で潰れますよ。常識的に考えたら怪しいって分かります。
高年収を狙いたいなら『外資系』とか『有名企業』、『IT/WEB系』を狙うのが確実です。
それぞれ詳しく解説しますね。
1.求人の年収例で判断したい3つのこと
以下の3つです。
- 歩合制の求人ではないか
- 順調に出世した場合の話ではないか
- 10年後の給料まで書いてあるのか
求人は『いいこと』が書いてあります。なぜなら、広告費を支払っているのでたくさんの人を集めないともったいないから。
アットホームな職場とかもいい例です。内容がないのに『いい会社に思える』じゃないですか。そういうこと。
▼アットホームな職場について知りたいならこちら▼
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① 歩合制の求人ではないか
ハウスメーカーや保険の営業さんに多いですね。
- 売れば売っただけ手当が増える
- ノルマがある
- 本当にガッツリ稼げる人もいる
上記がポイント。
例えば別で営業のスキルを学んできた人なら、転職後に即稼げます。入社後1年で年収350万+成果給500万もありえますよね。
歩合制なら年収モデルは書きたい放題
ウソじゃないのでどうやってでも書けちゃうんです。多いのは複数名の例を書くこと。
27歳入社3年目 年収720万
29歳入社5年目 年収1,000万
本当に稼げる人がいます。でもそれって天才かスキルのある人だけ。ほとんどの人は厳しいノルマを達成できずに薄給でボロボロになります。
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給与が歩合制の会社に入る注意点!稼ぎやすさの裏にある3つの危険とは
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② 順調に出世した場合の話ではないか
『店長になった場合』『27歳マネージャー』みたいな書き方ってありますよね。
あなたが見るべきは『一般的な社員の年収』です。だから基本給やボーナスから判断しないと危険。モデルだと好き勝手に書けるからです。
『候補』は幹部・店長になれるものじゃない
店長候補や幹部候補は年収例が上がります。しかし、具体的なことが書かれている求人はほとんどありません。
- 何をすれば幹部・店長になれるのか
- 期間はどのくらいか
- それまでの間はどういう仕事をして、どの程度の給料になるのか
テストが厳しすぎたらずっと平社員です。そこまで考えて応募しましょう。
③ 10年後の給料まで書いてあるのか
例えば入社3年目で年収720万の記載があったとします。その部下を使っている上司の年収まで書かれてたら安心。
- 年収がちゃんと上がっていく
- 昇給がある
- 将来的に管理職になれば歩合制から抜け出せる
上記メリットがあるからです。
ちゃんと10年目で年収900万とか書かれている求人ありますからね。上司の年収例が書かれてないと『歩合制がなくなって逆に給料が落ちる危険』もあります。
上司も上司らしい給料がもらえていないとおかしい
私の友人が『長く勤めると給料の下がる会社』で働いてました。マイホームを買ったりで転職しづらくなるので、その心理を利用していたとのこと。
カラクリは『徐々にボーナスと昇給を下げていく』です。コレを見ているので、勤めていれば給料が上がるのかって大事ですよ。
常識的に考えたら入社数年で年収800万とかおかしいです。キラキラした部分はちょっと疑った方がいいですよ。
でも本当に高年収な求人もあります。以下、具体例をお話していきますね。
2.本当に高年収が狙える求人の選び方『業界や会社で分かる』
以下の2つです。
- 外資系や有名企業を狙う
- IT/WEB系
高年収を支払える業界・会社に勤めないといけません。だから伸びている業界やお金のある企業を狙います。
もちろん、高スキルじゃないと入社は難しいです。でもWEB系なら慢性的に人手不足なので、未経験からも狙えますよ。
選び方① 外資系や有名企業を狙う
分かりやすい例だとGoogleとかamazonです。お金持ってますからね…。もちろん、調べてみればもっとたくさん見つかります。
外国の企業さんなんで英語があれば有利。でも英語が話せなくてもスキル次第では入社できますよ。地方でも外資系があったりするので検索してみましょう。
現在伸びている企業は高年収が狙える
伸びている企業はお金を払ってでも優秀な人材を求めています。
- 複数のスキルを持っている
- コネがある
- たくさんの言語が話せる
特にスキルですよね。
私の場合は工場勤め+マーケティングのスキルがあります。工場から広告系の仕事を受けている企業になら入りやすいなと想像できますね。
選び方② IT/WEB系
今伸びてますし、これからも需要があるのが分かってます。
リモートワークで地方の優秀な人材を獲得している東京のIT/WEB系の会社もありますね。
ベンチャーなら若くして高年収は納得
ここ5年以内に誕生した若い世代の企業だと特に優秀な人材を求めてます。
1人で何でもできる『セルフスターター型』が重宝されており、該当すれば年収800万とかも可能。(ただし幅広い仕事+激務が求められます。)
本当に高年収が狙える求人を見つける方法
IT/WEB系の業界を狙うのがおすすめです。というのも、外資系や大手企業って入りにくいじゃないですか。
でもIT/WEB系の『業界』を狙うなら未経験者も入社できます。経験を積んでからステップアップするといいですよ。
※IT/WEB系の求人はワークポートで見つかります。もともとがIT/WEB系特化の転職エージェントであり、非公開求人も大手レベルで持ってます。未経験の案件も豊富なので相談してみましょう。
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まとめ:求人の年収例を真に受けてはいけません
求人の年収例だけを見ると『入りたい!』って思いますよね。
結果じゃなくて過程にも目を向けましょう。どうしてその年収になるのか。誰もが高年収なのか。そこも見抜かないと、激務で薄給な働き方になるかもしれません。
- 歩合制の求人ではないか
- 順調に出世した場合の話ではないか
- 10年後の給料まで書いてあるのか
上記3つは最低限チェックしましょうね。
以上、『求人の年収例で判断したい3つのこと | 常識的な考えが必要』という記事でした。
ブラック企業の求人の特徴もまとめています。あわせてご覧ください。
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